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08.5.18 記
「David Dyson & Skjold Design Guitars」
こんにちは。ベースコレクション 店長/ベースフィッタの岡崎です。

今回は、5/12(月)〜5/14(水)にビルボードライブ東京にて行われたレイラ・ハサウェイのライブのリハーサルに潜入!今回のツアーのベーシストを務めるDavid Dyson(デヴィッド・ダイソン)氏とお会いし、彼の最新のメインベースをチェックして参りました。
 
- 5/12 -
 
東京公演初日である5/12(月)の午後、何とかお店を抜けて現地に到着した頃には既にリハーサルが始まっていたのですが、リハーサルレベルでも充分だと思えるほど、各楽器の音の良さとグルーヴにしょっぱなから驚かされてしまいました。
そしてリハーサル終了後、デヴィッドと遂にご対面。

挨拶を交わし、早速彼の楽器をチェックさせて頂くこととなりました。
ミシェル・ンデゲオチェロのサポートやソロCDのジャケット、ライヴ映像などで見る限り、最近までMTDを使用していた印象が強いデヴィッドですが、テキサスの楽器店での出会いをきっかけに使用し始め、以降、完全にメインベースにとって代わったのが、この「Skjold Design Guitars」の5弦ベースです。
 
「デヴィッド・ダイソン氏とSkjold Custom 5st ベース」
 
バールメイプルと思われるエキゾチックウッドをTOPに配したマホガニーのボディに、ボルトオン・ジョイントのメイプル パープルハートの5pc.ネック、ココボロ指板、オリジナルSC1ピックアップ、Skjold/Eastオリジナル・プリアンプを採用した「Custom」の5弦モデルで、かなり高い弦高に設定されていたため、私の軟弱なピッキングでは本人の音とは到底かけ離れた音でしたが、、出音はとにかく太く、色気があり、力強いローBのサウンドが特に素晴らしい楽器で、ストラップをかけた際のバランスも大変良い感じでした。
 
この「Skjold Design Guitars」は、職人ピーター・ショード氏の20年に及ぶプロ・ベースプレイヤーとしての経験を活かし、アメリカはテキサスで完全ハンドメイドで製作されているカスタムベース専門ブランドで、日本ではまだ正式に入荷していないため、ごく一部のマニアックなプレイヤーの間だけで密かに話題になっていたものですが・・・
 
この度、なんとベースコレクションからのオーダーにより、近日、数本入荷することが決定致しました!
 
`07年のNAMMショーで発表され、近日限定発売となるDavid Dysonのシグニチャーモデル「Lo' hand Funk Signature Bass」(当店にも入荷予定です!)は、現在、本人の楽器も含め製作中につき、今回の来日時にチェックすることは出来ませんでしたが、彼の演奏を聞く限り、素晴らしい楽器であることは間違いないと確信しています。恐らく当店初入荷はこのモデルとなりそうです。
 
David DysonのNEWシグニチャーモデル
"Lo' hand Funk Signature Bass"
「当店に入荷予定のダイソンSigのボディ」
*写真をクリックしますと、拡大した画像をご覧頂けます。
この日の夜、ライヴも拝見しましたが、レイラの美しい歌声はもちろんのこと、バックの面々も素晴らしいグルーヴを聴かせてくれました。ベースに関しては、2フィンガー、親指を主に使用したフィンガースタイル、スラップといった様々な奏法において音量差も全く感じさせず、ファンキーなブリブリのフィンガーからバラード、スラップのベースソロまで、素晴らしいベースサウンドも同時に堪能することが出来ました。
 

 
- 5/13 -
 
そして翌日の5/13、なんとダヴィッド・ダイソンがベースコレクションに来店!!
デヴィッドは気さくで情に厚い、本当にナイスな方で、前日に渡しておいたイケベMAPを頼りに新宿のホテルから電車に乗って会いに来てくれたのでした。
挨拶を済ませた後、お目当ての楽器を次々に試奏されていましたが、中でもVeilletteのフレットレスとSugiの5弦はかなりヒットしたようで、楽器やメーカーのことを質問されていました。その時に、Skjoldとの出会いやその時にかけていた彼のソロCD「The Dawning」の使用ベースについても彼のほうから色々と教えて頂いたりと、終始ご満悦の様子でした。
 
 
今後も、このSkjoldのような良質な楽器をたくさんご紹介して参りますのでご期待下さい!
尚、Skjoldのベースは、現在6〜7月頃の入荷予定となっております。
 
 
 
08.5.2 記
「楽器用ケーブルについて」
こんにちは。店長/ベースフィッタの岡崎です。
今回のコラムは、楽器用ケーブルについてお話しましょう。
 
ベースという楽器の特性からか、楽器本体のクオリティにはこだわるものの、ことケーブルやアンプといった周辺機器に関しては、逆にあまり気にされていない方もまだまだ多くいらっしゃるようですが、皆さんはいかがでしょうか。
 
たかがケーブルとは言っても、やはり3〜5m、エフェクター等を使用している方ならその倍以上もの長い距離をインピーダンスの高い楽器の信号が通過していくわけですから、当然ケーブル自体も一種の「抵抗」のようなもので、やはり音質の変化や劣化は避けられず、また、線材の素材や太さ、外部の皮膜やプラグによっても音質が大きく異なってくるわけです。特にベースの場合、ライン・レコーディングやライブの"外音"として考えれば、結局、自分の"指"の音以外は、(ミキサー等を除けば)ベース本体とD.I./プリアンプ、そしてそれらを接続するケーブルの音が全てなわけですから、良い楽器をお持ちの方であればなおさら拘りたいところですよね。
 
しかしながら、一口にケーブルといっても、高価なものであれば数万円もするものまで、現在、各社から実に様々な種類のケーブルが発売されているものの、実際に試奏が出来ないため、どれにすべきかは、結局口コミやメーカーのコメントを参考にして実際に購入してみるか、せいぜい友人のものを借りて試すことぐらいしか出来ないのが現状でしょう。ただ、やはり数千円〜1万円以上のお金を払う以上はハズしたくないですよね。
 
もし、試奏せずに間違い無い楽器用ケーブルを1本選ぶとすれば.....
このREQSTの「Z-LNC01」がお薦めです。


■REQST Z-LNC01 J3 (3.0m)  ショッピングページはコチラ>>

■REQST Z-LNC01 J5 (5.0m)  ショッピングページはコチラ>>
 
そうです。ベースマガジン4月号のアンソニー・ジャクソン氏の記事の中で取り上げられ、現在、巷で話題沸騰中のケーブルです。
“音楽エネルギーを余すことなく伝える”ために、「(道路に例えれば、)高速道路を作るのではなく、道幅を広げる」という、全く新しい思想で開発されたという、この「Z-LNC01」は、これまでにプロオーディオの現場で高い評価を得てきたレクストの定番ラインケーブル「Z」シリーズを楽器専用にチューニングしたもので、高品質エコ材シース、PC OCC導体を使用したケーブルに、専用に設計されたオリジナル・プラグを採用。素線の太さや数・撚り方向等はレクストの振動コントロール技術により決定されています。
 
私が個人的に試した印象では、一般的なケーブルと比較すると、少し高域寄りにレンジが広いイメージですが、実際には低域のほうももともと出ている帯域を全て問題なくカバーしており、特定のポイントが強調されたような、いわゆるクセのある感じは一切ありませんでした。また、レンジが広いケーブルにありがちな高域のノイズが全然気にならないのはさすがですね。まさに楽器本来の音色や帯域がそのまま再生されている感じで、アンソニーが気に入ったというのも納得の一本でした。
 
そして、私が個人的にも、もう1本お薦めしておきたいケーブルがコチラ
「HumanGear」から発売されている「Van Den Hul M.C.Integration Hybrid」です。

■HUMAN GEAR Van Den Hul M.C.Integration Hybrid 3M
 
オランダ製のハイエンド・オーディオケーブル、バンデンハルのケーブルと、CRYO処理されたノイトリックのプラグを使用したこのケーブルは、芯線にアモルファス銅とシルバーと亜鉛のハイブリッド合金を使用し、柔軟性、耐久性に優れたハリフレックスという被膜材を用いた三重シールド構造を採用することで、ハイエンド・ケーブルにありがちな取り回しのしづらい硬さや重さが全く無く(これはかなりポイントが高いですね)、芯線の酸化や、帯電、振動を見事排除することに成功した高級楽器用ケーブルなのです。
 
こちらも同じく私が個人的に試した印象では、あくまでナチュラルな音色だということを大前提とした話でですが、アルダー・ボディの楽器で感じられるようなミッドの粘る感じがほのかにあり、全体的なレンジの広さと相まって自然な太さがあり、これが指弾きの際にとても気持ち良いです。また高域のほうにもひとクセありまして、例えるとするなら、、まるで楽器本体にパッシヴトーンの回路を新たに追加し、10付近の状態で使用している感じとでも申しましょうか、、トレブルのさらに少し上あたりの帯域にごく自然な丸みを帯びた、極めて”音楽的な”トーンが特徴的です。通常、ケーブルによって楽器の音や演奏が良くなったように聞こえるということは有り得ませんが、そう感じずにはいられないケーブルがこのバンデンハルの凄いところでしょう。
 
たかがケーブル、されどケーブル.......こだわり出すときりがない世界ではありますが、お持ちの楽器のポテンシャルをさらに引き出す意味でも、下手なアウトボードプリやコンプを何となくかましてしまう前に、一度お使いのケーブルを見直してみてはいかがでしょうか。新たにエフェクターを買うことを思えば、決して高すぎるお値段では無いと思いますよ。
 
現在、ベースコレクションでは、上記のケーブル2本を実際に店頭でご試奏頂いてからお求め頂けるよう、試奏用ケーブルをご用意しております。試奏をご希望の方は、ご来店時にスタッフにお申し付け下さい。
 
 
コラム履歴
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