マスタービルダーとは、ギター製作における豊富な知識と類まれな技術を併せ持つ、真のプロ集団です。長年に渡り培ってきた経験をもとに、一切の妥協を許さない最高のクラフトマンたちから生み出された数々の作品は、多くのミュージシャンたちを唸らせてきました。オリジナル・フェンダーモデルはもちろん、近年の幅広いニーズに応えるべくプレイアビリティに優れた現代的なモデルや芸術作品的なモデルまで、様々なモデルが続々と世に送り出されています。まさにフェンダーの最高峰シリーズです。

マスタービルダー達も多く来店し、パーティを催すなど深いつながりもある池袋店の、Fender CustomShop MasterBuilder ワンオフモデルを一挙にご紹介します!!



●更新情報
08.7.10 クリス・フレミング モデルの商品写真を更新しました。
  デニス・ガルスカ モデルの商品写真を更新しました。
  ジョン・クルーズ モデルの商品写真を更新しました。
  ユーリー・シスコフ モデルの商品写真を更新しました。
08.7.7 マークケンドリックモデルの商品ページを更新しました。
  ビルダー来店コーナーにグレッグフェスラーを追加。



 
※各マスタービルダーのプロフィールと手がけた製品のご紹介です。
サムネイル(小さな写真)をクリックしますとその製品の情報をごらんいただけます。
Chris W. Fleming
クリス・フレミング

エレキ・ギター、エレキ・ベースはもちろんのこと、マンドリン、スチール・ギター、アコースティック・ギター、アーチトップ・ギター等、幅広いジャンルの弦楽器製作の経歴を持ち、なおかつギター・プレイヤーとしてのノウハウも兼ね備えたクリス・フレミングが、マスター・ビルダーとしてフェンダー・カスタム・ショップにこのふたつの情熱を融合させるために帰ってきた。

彼は長年に渡りオールド・ギターについての研究を重ねており、今日においてはヴィンテージ・ギターのスペックに関してはエキスパートの域に達している。12年以上に渡って弦楽器の製作、修理経験を重ねてきた彼は、フェンダー社において3年間カスタム・ギターの製作に携わっていた。さらに2000年にはフェンダー・カスタム・ショップでフレッド・スチュワート、アラン・ハミル、そしてジョン・イングリッシュといったマスター・ビルダー達のサポートを行いながら、多くの技術を習得していった。その後2年間はフェンダー・コロナ工場内のギルド・プロジェクト・コーディネイターという立場にあって、現在におけるギルド・ブランドの確立に大きく貢献した。
伝統あるフェンダー社にあって、最も質の高い楽器を製作できることを誇りにしている彼のマスター・ビルダーとしての才能は、テレキャスター、ストラトキャスターを中心に遺憾なく発揮されることであろう。
     
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Dennis Galuszka
デニス・ガルスカ
13年間に渡って家具の製造を専門に行っていたデニスは、その店のオーナーと一緒にハイエンドクラスのアコースティック・ギターの製作を始めた。

木工技術においては天性の才能を持った彼の音楽に対する情熱を、ギター製作に注ぎ込んだのである。元来ドラマーであった彼が、ミュージシャンとして活動し続けながら、フェンダー・カスタム・ショップのマスター・ビルダーの一員になるために重ねてきた努力は並大抵の事ではない。フェンダーに入社してからはステファン・スターンとグレッグ・フェスラーに師事し、1999年にマスター・ビルダーの称号を得るに至った。その時デニスは、カントリー・シーンの大御所バック・オーウェンスをはじめ多数の著名なカントリーミュージシャンのために楽器を製作した。
ギターのディテイルを細部に渡り分析できる目と想像力溢れる鋭敏なセンスを駆使し、彼はワン・オフ・ギターを製作した。その中には、"レコード・ストラト"と呼ばれるユニークなギターもあった。そのギターはボディにレコード・プレイヤーが埋め込まれ、トレモロ・アームがレコード針の役割をし、ピックガードは本物のヴィニールアルバムをカスタマイズしている等、実に巧妙なつくりをしている。
 
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Greg Fessler
グレッグ・フェスラー
グレッグ・フェスラーは、普通では有り得ないような方法でフェンダー・カスタム・ショップまで登り詰めている。

フリーの通信技術者であった彼は、フェンダーで製造ライン労働者として就労し、ギター製作の全ての局面を学び取り、13年間で階級を駆け上がった。見習いとしてロベン・フォード・シグネチャ・ギターの製作ラインを手伝い、遂にはこの類のギターの唯一のビルダーとなり、加えてフォードの専属ビルダーともなったのである。
グレッグは、ブルースマン、ジェフ・ヒーリーを含む多くのプレイヤー達に、一本物のストラトキャスター、テレキャスターを作ってきた。彼の作った、Fホール構造でエキゾティック・ハードウッド製の、比類無きロベン・フォード型ギターは、2000年のカスタム・ショップ・カレンダーに掲載されている。
 
 
John Cruz
ジョン・クルーズ
ジョン・クルーズは、これまでに"マスター・ビルダー"と呼ばれた全てのマスター・ビルダーの見習いを経て、2003年にフェンダー・カスタム・ショップのマスター・ビルダーに昇格した。

"Ultimate Guitar Dream Factory"でのマスター・ビルダーとして、彼はプロフェッショナル、アマチュア、そして初心者のギタリストにドリーム・ギターを製作する使命を負っている。クルーズは1987年にフェンダーに入社した。1993年にカスタム・ショップのメンバーに昇進したのだが、常に彼はカスタム・ギターを製作することに対して、純粋に取り組んでいた。カスタム・ショップでは、これまでにリミテッド・ランのモト・ギター&アンプセットを製作、'49ウッディーアンプのプロジェクトの一員として参加、ロリー・ギャラガーやマディ・ウウォータースのトリビュート・ギターの製作過程における全ての工程に携わってきた。
さらにジョンは、かのスティーヴィー・レイ・ヴォ−ンの"Number One"ストラトキャスターを復元する人物にも選ばれた。彼は、全てのレリック・ギターやベースに関して、その施し方の形見本を行い、またカスタム・ショップの品質確保プログラムチームの一員としても活躍している。カスタム・ショップの一員になるための技術は、フェンダー社のファイナル部門でアッセンブラーやチューンテスターをしてきたことによって培われてきた。それ以前は、いくつかの重要なポジションはもちろん、フェンダーのネック&ボディ部門でネックの仕上げをしていた。

クルーズは、これまでにダグ・アルドリッチ(ディオ/ホワイトスネイク)、デイブ・アマト&ブルース・ホール(REOスピードワゴン)、ミック・マーズ(モトリー・クルー)、リッチー・サンボラ(ボン・ジョヴィ)、ボノ(U2)、ダフ・マッケイガン(ガンズ&ローゼズ)、ブラッド・ウィットフォード(エアロスミス)をはじめ、たくさんのミュージシャンのために製作をした経歴を持つ。
 
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■去る2007年6月28日、マスタービルダー・ジョン・イングリッシュ氏が逝去されました。心より故人のご冥福をお祈りいたします。
John T. English
ジョン・イングリッシュ
50〜60年代のロックン・ロールに影響を受け、ギター・プレイヤーでもあったジョン・イングリッシュは、1970年にフェンダー社に入社し、フレディ・ タバレスやビル・カーソンといった当時のパイオニア達と共に仕事をした経歴を持っている。

現在カスタム・ショップにおけるオリジナル・ビルダーの一員として、イングリッシュの製作するカスタムメイド・ギター、コンセプト・ギター、アート・ギターは、全世界的に絶大な評価を受けている。
また映画"レット・イット・ビー"に登場しているジョージ・ハリソン所有のローズウッド・テレキャスターの復刻をはじめとした、よく目にする楽器のなかにも彼が手掛けた作品がいくつもあり、ここでも彼の才能が遺憾なく発揮されている。様々な木材、金属、プラスチック、さらには石や骨までに及んだ素材を駆使して、ジョンは数え切れないほどのミュージシャン、コレクターのためにカスタム・ギターを製作してきた。
そのなかにはエリック・クラプトン、ジョージ・ブッシュ大統領といった著名人も含まれている。アメリカとヨーロッパの両方で生活し、そしてギタリスト、ドラマー、芸術家でもあるイングリッシュの創造性は、音楽、芸術、建築、そして自然な無数の線、模様、さらには色彩等、様々な分野からインスパイアされている。
"キング・オブ・ザ・サーフギター"ディック・デイルとのコラボレーションによって作られたギターは、最初のフェンダー・カスタム・ショップ・シグネイチャー・モデルのひとつである。また、フェンダー社において最初の日本人のシグネイチャー・ギターである春畑道哉(TUBE)のギターも彼が手掛けた。さらにイングリッシュは、フェンダー・カスタム・ショップの核となるラインナップのひとつである"レリック"シリーズの開発においても重要な役割を果たしている。
 
 
Jason Smith
ジェイソン・スミス
フェンダーが新たに任命したマスタービルダー、ジェイソン・スミス。フェンダー製品の研究開発において多大なる実績を残したダン・スミスを父に持ち、自身も13年間に渡ってフェンダーに従事しているヴェテランである。彼の人生はフェンダーと共に歩んできたといっても過言ではない。 ニューヨーク州ロチェスターに生まれカリフォルニアで育ったスミスは、フェンダーで働く父のもと5歳の時からエリック・クラプトン、イングヴェイ・マルムスティーン、ジェフ・ベック、ロベン・フォードといった幾多の名演に触れてきた。

彼が最初に観たロックのビッグステージはラッシュ、若干6歳の時である。しかもそのショウの後、父に連れられバックステージまで行きゲディ・リーとの面会を果たしている。 “ロック”“フェンダー”・・・この二つの文化を生まれながらにして肌で感じてき続けた彼にとってフェンダーに携わることは、ごく自然な流れだった。1995年にはカスタムショップの一員となり、その後シニア・マスター・ビルダー、ジョン・イングリッシュに師事。そこで多くの経験、実績を重ねることとなる。

スミスはプレイヤーが持つ繊細なニュアンスを理解しつつ一職人としての見解を示すことのできる数少ないベースプレイヤーでもある。これからは“マスタービルダー”として、これまで培ってきた経験を最大限に活かすこととなるだろう。
 
 
Mark Kendrick
マーク・ケンドリック

マーク・ケンドリックはフェンダー・ギター及びベースを製作する手腕において崇敬されており、また彼のヴィンテージの楽器に対する知識とクリエイティブな楽器を製作する意欲に対し一目置かれている存在である。

二世代に渡ってフェンダー社に従事(彼のおじは1950年代中期にレオ・フェンダーとともに仕事をしていた)しているマークは、1990年からカスタム・ショップに在籍しているが、彼のギター製作のキャリアは当時ミュージックマンに在籍していたフェンダー社発展の功労者フォレスト・ホワイトに見出されたことから始まった。後にG&L社へ移り変わり、彼は"レオ・フェンダー"の足跡とともにギター製作を続けたのである。
フェンダー社にいる10余年の間に、マークはマーティ・スチュワート、スティング、バック・オーウェンス、マール・ハガード、そしてキース・リチャーズをはじめ、数え切れないくらい大勢のアーティストのためにギターを製作している。さらに1997年の終わりには、エリック・クラプトンのためにワン・オフでゴールド・リーフのカスタム・ギターを製作した。巧妙に作られたマークの楽器の多くは、オハイオ州クリーブランドにある"ロック・ホール・オブ・フェイム"、もしくはテネシー州ナッシュビルの"カントリー・ミュージック・ホール・オブ・フェイム"に保管されている。

 
 
Todd Krause
トッド・クラウス
トッド・クラウスは、控え目に呼んでも"スター御用達ビルダー"と言えよう。

彼は、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、スチュ・ハム、ロスコー・ベックといった、フェンダー・シグネチャ・アーティストのために、ギター製作と調整を行っているだけではなく、ローリング・ストーンズの原動力であるキース・リチャーズ、ミック・ジャガーの二人や、ボブ・ディラン、またヘヴィメタル・モンスターであるラットのウォーレン・ディマルティーニ、ロビン・クロスビー、さらにオジー・オズボーンのジェイク・E・リー、ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ、キッスのジーン・シモンズ、フー・ファイターズのベーシスト、ネイト・メンデル他、数え切れないほどのマニア達、ロックの名士達のために、カスタム製品を作り続けている。
1981年3月、シャーベル、ジャクソン社において、トッドはギター製作の見習いを始めた。1991年からはフェンダーで仕事を始めており、多くの肩書きを持つようになった……一本物のビルダー、製品開発担当モデル・メイカー、木工機械工作者、そして遂にはマスター・ビルダーの肩書きを得ている。
 
 
Yuriy Shishkov
ユーリー・シスコフ
自分の木工用具の多くを手細工で作ることから、ワールドクラスのルシアーとしての技術の高さや高級感溢れるインレイ・ワークに至るまで、ユーリー・シスコフは最後のルネッサンス・ギター・ビルダーの一人であると言える。

彼の故郷である旧ソビエト連邦のゴメルという街でギター制作をはじめたのだが、当時は小さな地下貯蔵庫の片隅で友人や同僚のために作っていた。1990年アメリカに移住したユーリーはシカゴに居を構え、メタル・ギター・スリンガーの"ダイムバッグ・ダレル"(パンテラ)、かのレッド・ツェッペリンの"ジミー・ペイジ""ロバート・プラント"、名手"ヌーノ・ベッテンコート"、チープ・トリックの"ロビン・ザンダー"、そしてキッスの"ポール・スタンレー"といったトップアーティスト達とコラボレイトしてきた。そして2000年に、ユーリーはフェンダー・カスタム・ショップにおいてシニア・マスター・ビルダーの一員に加わった。
       
UP !
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Stephen Stern
 ステファン・スターン
カスタム・ショップにおける卓越したアーチトップ・ビルダーの一人として、ステファン・スターンは二人の世界的に偉大なアーチトップのルシアーと呼ばれる人物に師事してきた。

ジミー・ダキストとボブ・ベネデットである。ステファンは、高校を卒業してすぐ高級キャビネット・ショップに弟子入りしました。そしてその期間は、後に彼がシャーベル・ジャクソンでギター・ビルダーとしてのスタートを切るにあたって十分な期間であった。彼は1993年にカスタム・ショップにやってきて以来、ダキストと共に"ダキスト・モデル"を制作してきた。1995年にダキストが亡くなるまで…。
90年代の終わりに、大富豪でありギター・コレクターでもあるスコット・シネリーが、現在世界中で活躍しているルシアー24人に対して、カスタム・アーチトップギターの入魂の作品を制作するよう依頼があった。その際、スターンはカスタム・ビルトの"ダキスト・ウルトラ"を寄与した。この"ブルー・ギター・コレクション"は現在スミソニアン研究所に収められている。
 


池部楽器池袋店にマスタービルダーが来店した時の様子をご紹介いたします。
(サムネイルにマウスカーソルを当てますと拡大した写真がご覧いただけます。)




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