Triptychonは、三連画(トリプティク)という概念を基に設計されています。これは、各要素が独立して存在しながらも、他と組み合わさることで初めて完全な意味を持つ、3つの部分からなる構造です。このコンセプトに基づき、本ペダルは3つの独立しつつも相互に連携するセクションに分かれており、それぞれがエレキギターのトーンを構成する基本的な要素を表しています。個々には完結しつつも相互作用するように設計されたこれら3つの「パネル」は、各ステージ間の関係性がステージそのものと同じくらい重要となる、統一されたサウンドシステムを形成しています。
過去のクラシックなレコーディングにおいて、ファズやトレブルブースターが単独で使用されることはほとんどありませんでした。その代わりに、これらはほぼ常にすでにプッシュされたアンプに接続され、ペダルとアンプの相互作用によって、現在ヴィンテージ・トーンと関連付けられているコンプレッション、サスティン、そして豊かな倍音が生み出されていました。ドライブがかかったアンプにトレブル・ブースターを繋ぐ、あるいはすでにサチュレーションがかかった信号経路にファズを繋ぐ、というのが標準的なアプローチでした。
しかし、現代のセットアップでは、プレイヤーはクリーンなアンプを使用し、ゲインはペダルに頼ることが多いため、この相互作用は大きく変化しています。Triptychonは、そのオリジナルのシグナルチェーンを再現するように設計されており、クラシックなトーンを現代のセットアップでも適切に再現できるようにします。
同時に、Triptychonは単に過去を再現するだけにとどまりません。各セクションは独自の特性と機能を保ちつつ独立して動作する一方で、従来の構成では現実的に実現できなかった組み合わせも可能にします。これにより、歴史的に正確なシグナルチェーンから、まったく新しいテクスチャーやゲイン構造に至るまで、単一のシステム内で自由に切り替えられる柔軟なトーン・プラットフォームが実現します。
・電源:DC9Vセンターマイナス電源。
・最大消費電流:80mA
・高品質リレーによるクリックレス・トゥルー・バイパス設計
・トップマウントジャック
・寸法 (W x L x H): 69 x 125 x 58 mm
・重量:385g
・ギリシャ製。