【あのぴあのからのメッセージ】

「あのぴあの」は、人に寄り添い、人を輝かせる存在でありたい。

店長 安部純二「あのぴあの」は、池部楽器店初の電子ピアノ専門ショップとして渋谷旗艦店「イケシブ」内にオープンすることとなりました。今回この場を借りて、当店「あのぴあの」の名称の由来をご紹介しながら、私たちの想いを語らせていただければと思います。

人々に広く愛されている「ピアノ」を取り扱うお店として、私たちはまず、お客様の「想い」に寄り添える存在でありたいと思いました。私たちがピアノのことを思う時に頭に浮かんでくるのは、楽器そのものではなく、それを弾く自分、家族、友人、恩人、憧れの人など、“人とピアノが共にある風景”ではないでしょうか。「あの人が弾くあの楽器」「大好きなあの音色」「耳に残るあの響き」など、ピアノへのイメージが人それぞれあります。だからこそ私たちは、そんな一人ひとりが持たれている想いを大切にしながらピアノを探すお手伝いをさせていただき、そしてお客様がピアノを楽しむ人生をサポートする存在でありたいと思っています。そんな想いから「あのぴあの」という名称は誕生しました。

また、「あのぴあの」の「あの」の部分は、フランス語の「anneauアノー(輪)」の意味も持ち合わせています。ピアノを通じて人と人がつながり、輪となって波紋のように広がっていく様をイメージしました。面と向かってのつながりが得づらい今の時代においても、ピアノを楽しむ気持ちそのものは普遍的であり、その先には必ず同じように楽しむ誰かへとつながっているのです。自分と同じように何かを楽しんでいる誰かを見つけて「いいね」と思った瞬間から、たとえ言葉そのものは交わしたことがない相手であっても輪が広がっていく時代。進化し続ける電子ピアノとテクノロジー。ずっと変わらない人々の想い。それらをつなげ、掛け合わせることで、大きな輪になっていってほしい、より多くの人にピアノを楽しんでほしいという願いを込めています。

店内風景をご覧いただければ、これまでの池部楽器店にはなかった内装デザインに驚かれる方も多いと思います。「あのぴあの」店内のデザインコンセプトは「自分磨き」。白ベースの内装と壁面ミラーに包まれ、天井にはゴールドのリングがあしらわれた空間は上質感にあふれています。感性が磨かれ、ワンランク上の自分へとステップアップできるような時間がここにあります。ピアノをお求めいただくだけでなく、ピアノの持つ文化の深みやファッションにも触れることができ、人としての輝きを増すことができる空間。皆様とそんな場所を作り上げていきたいと思っています。

「あの子のためのピアノ」、「あの場所でみんなと楽しみたいピアノ」、「あの頃、あの人が弾いていたピアノ」･･････。さまざまな“人とピアノの風景”を思い浮かべた時、ぜひ私たち「あのぴあの」へご相談ください。スタッフ一同心よりお待ちしております。私たちは、電子ピアノを通じてより良い音楽ライフを楽しんでいただくことを願い、お客様と共に歩んでまいります。

電子ピアノ専門 あのぴあの
店長 安部純二