平沢 進 INTERACTIVE LIVE SHOW 2022「ZCON」壮絶ライブレポート @TOKYO GARDEN THEATER 3/26
8000人収容の東京ガーデンシアターに改訂評議会員として参加した方も、天候技師としてPCにしがみついた方も、驚きと壮絶な時空を目の当たりにしながら「もう大丈夫ですよ!安寧の人」と囁かれた瞬間、まるでゆっくり浄化される空間に漂う塵の様な魂の感覚になっていた!
文:CAP-iNA(グランディ&ジャングル)
撮影:Ikebe CREATIVE(※特記除く)
満席の3回公演全て体感した壮絶なライブ体験は画像と言葉では伝えきれない慈愛に満ちた時空でした。(撮影:CAP-iNA)
https://www.susumuhirasawa.online/2022zcon
東京ガーデンシアターに到着すると、来場者を待ち構える電飾告知ボードには時間差で入れ替わりながらヒラサワが掲示されていた!
そして会場の外で待機すると来場者の心を掻き立てるかの様な、ヒラサワのSEが流れている!
更に驚きは隣接するショッピングモール内のSEが全てヒラサワだった。
家族連れでにぎやかなモールの各階そしてトイレの中までもがヒラサワサウンドで溢れている。
もう現実の世界がヒラサワに侵食されたそんな時空が存在した、降臨という言葉が漢字になって目の前をゆっくり進んでいました。(撮影:CAP-iNA)
会場に入ると物販ブース背面のヒラサワの電飾が並ぶ光景の美しさと、御礼としたベルセルク作者三浦健太郎先生スタッフ一同からのお花と、御祝の池部楽器店からの花が偶然同じ色調で凛とした佇まいが心情をブーストさせる。(とある事情でテンション爆上りという方も・・・)
初めて訪れる会場は広く天井も高く清々しく美しい会場です。
座席に座りふと周りを見渡すと今か今かと目をキラキラさせた若い方が非常に多く、更に年齢層が広がった感がありました。
どの年齢層にもヒラサワサウンドは刺さる時代なのかも知れません。
Set List
3月25日(金)
- COLD SONG
- TRAVELATOR
- LANDING
- 消えるTOPIA
- クオリア塔
- 燃える花の隊列
- 転倒する男
- 幽霊列車
- 論理的同人の認知的別世界
- BEACON <中断>
- TIMELINEの終わり
- ASHURA CLOCK
- BEACON
- 記憶のBEACON
3月26日(土)1st show
- COLD SONG
- TRAVELATOR
- LANDING
- 燃える花の隊列
- 転倒する男
- アート・ブラインド
- 消えるTOPIA
- 幽霊列車
- 論理的同人の認知的別世界
- BEACON <中断>
- TIMELINEの終わり
- ASHURA CLOCK
- BEACON
- 記憶のBEACON
3月26日(土)2nd show
- COLD SONG
- TRAVELATOR
- LANDING
- 燃える花の隊列
- 転倒する男
- 消えるTOPIA
- 幽霊列車
- LEAK
- 論理的同人の認知的別世界
- BEACON <中断>
- TIMELINEの終わり
- ASHURA CLOCK
- BEACON
- 記憶のBEACON
Susumu Hirasawa
今回のライブでは冒頭のCOLD SONGを除き、他のギター使用楽曲は全てEMG-89/89Rタップ仕様のPhytoelectron機を使用!
改訂評議会員と天候技師による現実改訂作業の船頭役。
MIDIで音源をコントロールするヒラサワ愛用レーザーハープのコントローラー。足元から発光する。
レーザーハープ用インターフェイスとオペレーターとの緊急連絡用SW。(撮影:CAP-iNA)
2017年から愛用するマルチエフェクトGT-100。ステレオアウトで使用。U-01 Dist+FBが表示されています。
演奏者自らモニターのミックスバランスを自在にコントロール可能。ライブ中も自ら調節しながら最善のモニター環境でライブができる。
GT-100のステレオアウトを2台のDIを経て出力する。
Line Selector LS-2でEVOとTALBOを切り替える。
ヒラサワの美しいボイスと全体のモニターがここに集結される。(撮影:CAP-iNA)
特製ピックだ!1枚欲しい!
会人TAZZ
EVO BASS B101Z-4 Aguilar
照明が当たるとシルバーになるDark Silverがクール!(撮影:CAP-iNA)
EVO BASS用ワイヤレスとエフェクト。
リアルタイムな進行確認PC。左端にはバイオリン弓用の松ヤニと緊急連絡SWを配す。弓はサブもスタンバイ!(撮影:CAP-iNA)
会人SSHO
EVO 0101Z Phytoelectron(ネックあずき色)
EMG 89/89Rでタップ仕様のChemical Polishingのボディの光沢感が迫る!(撮影:CAP-iNA)
SSHOにはサイレントチェロとEVO 0101Zが似合う!
流麗に奏でる!
カーボンライクなトップがシブイ、マルチエフェクト。AB-109 ZCONの表示が見える。アウトはステレオで使用。
EVO 0101Zのマルチエフェクトのステレオアウトとチェロの信号はDIを経てPAに送られる。
INTERACTIVE LIVEの真骨頂!2つのタイムラインでの各分岐の流れを把握する!左側のPCは進行を確認、右のPCはVJの音声をPAに送る。送出用インターフェイスとチェロ弓用の松ヤニがある。手前に「松」と記されたピックが。BSPで平沢さんが話されていた通り、ライブ用のVは急遽SSHOがこのPCを使用して送出していた。(by SSHO)
Ruby(Ruby Nakamura)
Reeds : Vandoren JAVA Filed Red 3 Reed
Citrine(Masami Orimo)
CALL!!
Streaming
End Roll
CAST
nGIAP:平沢進
長(改訂評議会):平沢進
シトリン:オリモマサミ
ルビイ:ナカムラルビイ
天候技師:会人SSHO 会人TAZZ 在宅オーディエンス
改訂評議会員:会場オーディエンス
https://www.susumuhirasawa.online/zcon-info
取材後記
全ての演目が終了して会場を後にする時に、大きな感動に打ち震える体と脳が明日も頑張ろう!と思わせてくれている。アルバム「BEACON」の作品として伝えたいものがINTERACTIVE LIVEにより大きな感情移入から感動が大きくなっている。
終演後に3回公演お疲れさまでした!と伝えると、段々調子上がって来ちゃって!まだ演れますよとの返答!驚くべきパワーはどこから来るのか?
「BEACON」の作品制作告知からリリース、INTERACTIVE LIVEの開催までが驚くべくスピードで、過去の模倣ではない新たな世界観と高品質なサウンドと作品内容は驚嘆でしかない!
当日は80年代にP-MODELと対バンをされた事もあるPINKのベーシスト・プロデユーサーの岡野ハジメ氏も観覧され、40年程の時空を超えての再会に周りのスタッフもザワザワされておりました。(撮影:S-iNA)
バックステージで待機していたEVO 0101Z Phytoelectron Sustainer機を抱えながらネックエンドのホイールナット化への依頼があり、ボディを差し替える事でトレモロも最新のGOTOH NS510TSへ変更される事となりました。
トレモロのタッチも最新が良いとの事!次期ライブでの活躍が楽しみ!折しもギターアルバムの制作が告知され種々のギターを使用されている様子、こちらも楽しみが倍増です!
詳しくは https://susumuhirasawa.com/
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