Nashville Guitar Show 2023~HMVG America Guitar Show 買付けの旅~

ハートマンヴィンテージ
小松崎

小松崎です。
思えば2020年春のNashville Guitar Showへの渡航は、準備段階で世界的な感染症蔓延のためキャンセルせざるを得ない状況でした。あれから3年、まだまだ予断を許さない状況ではありますが、久しぶりのヴィンテージ海外買い付けが実現しました。

今回はちょうど3年前のリベンジ、音楽の街ナッシュビル近郊、テネシー州フランクリンで開催される『Nashville Guitar Show 2023』に参加してきました。私自身は約3年半ぶりのアメリカへ、15時間程の空の旅へ。

ここ数年の世界的な情勢や環境の変化もあり、アメリカへの入国は以前より手間が増えたと聞かされていたので、出発前に入念な準備を行いました。が、事前の登録や入国審査方法のシステム化が進んで、実際には以前と比べるとかなりスムースに入国することができました。驚きました。

空港にてレンタカーをオーダーします。
以前は別途カーナビシステムをレンタルしていましたが、今回から自身のスマホにインストールされている地図アプリをオンボードにリンクさせる方法に変更しました。

いろいろ変わっていきますね。

今回のショーの会場です。
前回同様『Williamson County Ag EXPO Park』という会場で開催されています。空気のおいしい、のどかな場所ですね。

【それでは、今回のショーの様子をお楽しみください】

この日はディーラーday。
ブースの準備や、ディーラー間の取引が行われます。かなり広い会場で、ディーラーブース数もそれ相応に多く出ています。

お好きな方も多いことでしょう。こういう盛り上げ方は素敵ですよね!

レフトハンドのGibsonアーチトップモデルたち。レア過ぎて、、、

ボディの販売はもうおなじみ。自作派には嬉しい!

素晴らしいインレイワークはアートの域。

日本でもおなじみ、おとなりケンタッキー州のRSギターワークスもブースを出していました。

TLボディのアートワークたち。組み上げれば個性的なギターの完成です。

【ウォークイン】

一般来場の方はこちらで楽器持ち込みの手続きを行います。そして会場で自分の楽器を買ってもらうわけです。(前回の写真ですいません、、、)

【ブース】

今回のハートマンヴィンテージブースはこちら。
ここで一般のお客様の、買い取りのご相談など(ウォークイン)を承るわけです。

今回はオリジナルのBlues Breakerペダル等の持ち込みがありました。

【今回の買い付け商品をさっとご紹介していきましょう。】

Made in Japan期のDS-1を確保しました。個体差を比べることもできますね

希少なラージケースのRATも4台確保!ちょっとずつ仕様の差が面白い!

ホワイトフェイスのRATも市場相場が高騰してきました。

コアな人気を誇るイエローDOD。今年は注目の予感。。

ヴィンテージスモールストーンも各種確保しました。

いぶし銀のオールドMicro Amp

定番のPhase100はスクリプトロゴでのゲット。

トライアングルは争奪戦になりそうですよね。

ラムズもしっかりと確保しました。

今回の注目アイテムのひとつプレべのカスタムカラーは人気のレイク。
キャンディももちろん人気、素晴らしいコンディションです。

注目アイテム!バーストを彷彿とさせる美しい褪色具合と
素晴らしいトラ杢を誇る上品なES-350T。もちろんPAF搭載!

緑で目を癒そうでおなじみのグリーン軍団

この時期のスモールクローンはサウンドにあたたかみがありますよね。

久々に発見!ふぅ、Foxey Lady

とてもタイムリーなMarshallペダルをオリジナルでget

きました、50sホワイトガードのEsquire、貴重な1本。ピックガードの色は違えどあの人が偲ばれます。。

あれSonexなの?いやセットネックだ!80s Gibsonのマニアックシリーズですね。

80s Gibsonのマニアックシリーズもう一丁!久々登場Invader

王道のmid60sジャズべ、確保しました!

フレットレスのプレべも確保できましたよ。

今後注目度が増していくであろうearly80sのレスポールスタンダード。コンディションの良いチェリーサンバースト。

渋めのGibsonアコギも2本程確保しましたよ。調整が待ち遠しい。。

今回の買付品は、調整完了次第こちらでご覧いただけますよ!
是非チェックしてみてください!

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【番外編】今回の道

ナッシュビル~フランクリンを車で移動する際には、あえて景色が良い道を選ぶようにしています。

2019年ぶりのフランクリンでしたので、風景も少し変わっていましたね。

渡米中はずっと天気に恵まれていたので、道すがら車を降りて周辺を撮影してみました。

【番外編】今回のフランクリン

以前までショーが開催されていた会場『The Factory』も久々に立ち寄ってみました。ここは古い工場だった場所をそのままショッピングモールとして利用しているのです。
個人的にこの会場の雰囲気が好きでしたので、懐かしいですね。

【番外編】今回の食事

今回の食事いきます。久しぶりですね!

アメリカの皆さんは、朝はベーグルを焼いたり、コーンフレークを食べたりしますよね。
私も買い付け業務へのスイッチを入れるべくパン食で。

ショー会場のBLTサンドウィッチやホットドッグ。野菜は自分で挟めよ的なスタイルがアメリカっぽくて良いですね。決して繊細な味ではないのですが、おいしいですしパワーがつく、気がします。

テックスメックス料理店にて、久しぶりのタコスです。右皿のひとつがタコミート、左皿の2つがビーフです。
少々のサルサソースとレタス、チーズのみで調味料はほぼ使わず、薄味でとてもヘルシーに感じました。これはおいしい!

このショーに来るといつも立ち寄る大好きなアメリカ南部料理屋さんへ。今回は2回行けたので、2種類楽しむことができました。ハンバーグ、マッシュポテト、フライドオクラ、チキンのベーコンのせ、グリルドアップル、ビスケット(焼きたて!)。おいしいです。いつもこれを楽しみにしているんですよね。

2023年1発目の、そして久しぶりの買い付けの旅は、食事も空気もおいしいテネシー州でした。次はどこへ向かうのか。

それではまた次回、お会いしましょう。

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