池部楽器店オリジナルブランド「Noah’sark(ノアズアーク)」がブランドリニューアル!楽器/オーディオ用ケーブル「Octopass 8」を発売!

池部楽器店は1975年の創業以来、楽器販売業としてプロアマチュア問わず
数多くのお客様に楽器を販売してきました。
販売の中でユーザーの声に耳を傾け、『市場には存在しないが求められる製品』がある事を学び、

楽器販売を通して築いてきたノウハウを基に、ニーズにあった製品を自社開発するブランドが
「Noah’sark(ノアズアーク)」
です。

PRODUCT

CABLE

Development Series

Octopass 8

Octopass 8(オクトパスエイト)は、オヤイデ電気の協力の下、cat 7 LANケーブルで作られた楽器/オーディオ用ケーブルです。

8本の芯線に、二重のシールド構造を持つ線材は、強いノイズ耐性を持っており、多くの情報量を伝えることが出来ます。
その結果、クオリティーの高いシールドケーブルが完成しました。
再生/保管に特化したOctopass 8は、機材のポテンシャルを引き出します。

FEATURE

〇ローノイズと安定した音程(ピッチ)感にフォーカスしたハイクオリティーケーブル
〇高周波用アルミテープ+錫メッキ銅編組シールドのダブルシールド構造により、広い周波数帯域にわたって外部ノイズを遮蔽
〇ローインピーダンス伝送に特化させることで、通常のシールドケーブルではロールオフしてしまっていた低域/高域の情報を保持
〇導体断面積は通常シールドケーブルに比べて2倍以上の太さを持つAWG15相当であり、ハイインピーダンス用ギターシールドとしても高い性能を発揮

GALLEARY 


STANDARD SERIES

『予算は抑えたい』『パーフォーマンスは落としたくない』…。STANDARD SERIESのケーブルは、そんな悩みを持つ初心者の方、プレイヤーの方に、おすすめ出来る商品です。

FEATURE

〇サウンドに癖が無く、柔軟性も高い モガミ電線社#2524を採用
〇コストパフォーマンスに優れたREAN社のプラグを採用する事で、理想的な価格を実現
〇制作は信頼のケーブルメーカーオヤイデ電気
〇価格、使いやすさ、クオリティーの揃った、まさにスタンダードケーブル

GALLEARY 

HISTORY

ノアズアークブランドの誕生

2001年春、ノアズアークは21世紀の幕開けを飾る記念碑的ドリームチームギターとして、池部楽器店がプロデュースし、コンバット、クルーズ、ゾディアックワークスの3工房が手を組んだジャパンメイドのカスタムコンポーネントギターとして誕生しました。
このブランド名は、「音の新天地」を目指し、通常はあいまみえることのない個性豊かなブランドが一つの方舟に集ったイメージで採用されました。
また当時の担当者の意見で海外での展開を考慮し、「ノアの方舟(Noah’s Ark)」と同じにならないよう「NoahSARK」という表記となっています。
その年の秋に第二弾を製作、7機種のラインナップが楽器フェアに出展され話題となりました。

大ヒット商品パワーサプライAC/DC-1

ノアズアークギターはその後ユーザーの嗜好を反映し仕様を変えながら生産されましたが、2003年春、アンプ&エフェクター部門出身の担当者がその経験を活かし、エフェクターボードの電源を一台で賄える複数のAC電源とDC電源を備えた
パワーサプライ「AC/DC-1」を開発、発売開始となりました。
現在は多くのパワーサプライで見られるこのスタイルですが、それはこのAC/DC-1から広まったとも言えます。
細かなところでは、AC/DC-1に採用された省スペースでのセッティングに有利な接合部がL形に曲がった電源ケーブルも画期的で、後に単品販売もされました。
その使い勝手の良さからプロミュージシャンが自ら店頭で購入して自分のエフェクターボードに組み込むことも多く、それを雑誌等メディアで目にしたアマチュアミュージシャンにも広まりロングセラーとなりました。

エフェクター選びの壁を打ち破る「ブレーカーシリーズ」

2000年代の前半ごろ、サウンドにこだわり高額なブティック系エフェクターという存在が一般ユーザーにも広まり、トゥルーバイパスや電装パーツなど仕様に関する情報が巷にあふれ、
次々と発売される製品と何を選ぶべきか悩むギタリストたちで市場は混迷していました。そこで「エフェクター選びの壁を打ち破り、すべてのプレイヤーに本物のサウンドを!」を旗印に開発が進められ、2005年1月ノアズアークエフェクター「ブレーカーシリーズ」が誕生しました。
高級ハンドメイドエフェクターが持つ「クオリティ」、音作りの現場からのフィードバックを取り入れた「アイディア」、そして可能な限り数多くの方々に手に取っていただけるよう極限まで抑えた「常識破りのロープライス」は、
ノアズアークブランドのコンセプトの結晶とも言えるものでした。

ブランドロゴのリニューアル

2005年秋、それまでに発表されたノアズアークブランドのギター、パワーサプライ、エフェクターに対するミュージシャンやユーザーからの手応えから、
さらにより広い製品展開を目指し、創業社長池部春彦の長年の友人でもあり1970年代から様々な国内楽器ブランドを生み出しきたデザイナー奈良史樹氏によりブランドロゴがリニューアルされました。
当初、宗教的な懸念からブランド名から外されていた「’」は、海外での生活経験もある奈良氏により「あっても問題はないし、あった方が読みやすい」と追加、「Noah’sark」表記となりました。
少し長めにデザインされた「’」は舟のオールを表し、ギザギザの丸いアイコンの中央にあるシンボルは方舟を表現しています。そこには、『迷えるミュージシャンを救い導くブランドになる』というノアズアークのブランドコンセプトが込められています。

ライブシーンの足もとを変えたスイッチャーシリーズ

ブランドロゴのリニューアルと時を同じくして、サウンドメイクに欠かせないエフェクタースイッチャーTBSWシリーズとプログラマブルスイッチャーPTBSが発売されました。
当時のプログラマブルスイッチャーは非常に高級で、誌面や、映像を見てミュージシャンのエフェクトボードあこがれる方も多かったと思います。
PTBS/TBSW共に、ニーズにフィットした【サイズ感/価格/機能】でプロアマ問わず数多くのミュージシャンに愛用頂き、パワーサプライAC/DC-1同様ロングセラーとなりました。
AC/DC-1とスイッチャーシリーズはギタリストやベーシストのみならず複数の機材を駆使するシンセプレイヤーにも愛用者は多く、ライブパフォーマーのセッティングや音作りに影響を与えたエポックメイキングな製品でした。

ユーザーの視点に立ち、幅広い展開へ

演奏に欠かせないシールドに関しても、当時はまだ知る人ぞ知る存在だった世界各国の放送局や高級車の内部配線にも採用されているワールドスタンダードのメイドインジャパンケーブルMOGAMIと、
音楽業界の定番のスイッチクラフトプラグを組み合わせたノアズアークギターケーブルを発売。
また2006年には、手に取りやすい価格帯で軽量ながら楽器を守る高いクッション性と防水性、バンドマンの使い勝手を徹底的に考慮した大型のサイドポケットを備えたノアズアークセミハードケースを発売。
そして一般的な製品より防水性能の高いこのケースですが、バイク乗りのユーザーでも安心出来るように雨天でのさらなる防水性を高めるギターケース用レインコートを追加ラインナップ。
当時頻発していた「ゲリラ豪雨」も後押しとなり大ヒット商品となりました。その後もノアズアークは時代の声に応え、さまざまなオリジナル製品を幅広く展開しました。

そして2024年、プレイヤーのために新たな一歩を

現在の日本は物価高が止まらず、もちろん楽器も例外ではありません。
楽器本体だけでなく、音楽活動をする上で必要なあらゆる関連商品も割高になったと感じられる方も多いのではないでしょうか。
私たちはプレイヤーを支える楽器専門店として、「適切な価格で適切な製品を届けたい」「音楽に必要な周辺機器をグレードダウンさせたくない」という初期からのマインドに基づき、2024年、ノアズアークをリニューアルしました。

池部楽器店のオリジナルブランド「Noah’sark(ノアズアーク)」は、初心者からプロアマチュア問わず、楽器販売を通して築いてきたノウハウを活かし、多くの皆さまにおすすめ出来る製品の提案を続けていきます。

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