GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 突撃機材取材!
2024/5/25にデビュー30周年を迎えたGLAYは周年のテーマを”GLAY EXPO”として元旦の朝刊で宣言となる告知掲載から2024~25年にかけて大いなる愛を振り撒く!!
ファン投票で「もう一度見たい!リバイバルして欲しいツアー」の再現!その結果あの伝説となった1999年幕張メッセ駐車場での“MAKUHARIMESSE 10TH ANNIVERSARY GLAY EXPO ’99 SURVIVAL”のセットリストを25年の時空を超えて現在のGLAYから放たれるサウンドは!?
又、尾田栄一郎氏の手によるKEY VISUALは30年を経ても尚新たな航海へ出航するGLAYを象徴する!
もうワクワクが止まらない!当時高校生だった方は今40歳程に歳月を重ね、会場に参加できた方も、出来なかった方も参加必須のライブ!
暑かった1999/7/31が蘇る!
EXPO館の併設もあり下見も兼ねて筆者会場には前日6/7に訪れていました。
するとリハの音が聞こえ、まるでアルバムを聴いている様な流れで曲間が短く、しかもセットリスト順の通しリハの様に感じました。
レッドパーキングの料金所辺りに音像がとても良く聞こえるところがあり、ずっとそこで聞いていたいのですが、不審な人間が立ち尽くして長時間いられる場所では無かった為、西武山口線のホームのベンチが1個だけあり暫くそこで聞いていました。
日が落ち始め夕焼けの山並みを見ながら流れるGLAYサウンドに至福の時を過ごし1時間程でも訪れる人の姿は数える程でライブがたまらなく待ち遠しい!
今回のライブ機材は昨年の『HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023 -The Ghost of GLAY-』と重複する箇所があり、同時にチェックされると機材の変遷が判ります。
そして、9/18にはGLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 in BELLUNA DOME Blu-ray&DVD として映像作品がリリースされました。
ジャケット画像にやられました!
アンコールを終えてセンターステージからToshiが両手を広げて待つメインステージへのTAKURO,TERU,JIRO,HISASHIがスクラムを組んで向かうカットで、HISASHIの右手にはArmored TALBO Type-Rが握られている!感涙です!!
このレポをご覧の皆様も既に視聴されたと思います。
[SET LIST]
01. HAPPY SWING
02. 口唇
03. グロリアス
04. SHUTTER SPEEDSのテーマ
05. More than Love
06. サバイバル
07. 生きてく強さ
08. Yes,Summerdays
09. summer FM
10. INNOCENCE
11. Freeze My Love
12. HOWEVER
13. ここではない、どこかへ
14. LADY CLOSE
15. TWO BELL SILENCE
16. MISERY
17. COME ON!!
18. ACID HEAD
(ENCORE)
19. whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-
20. 誘惑 with JAY(ENHYPEN)
21. I’m yours
22. BE WITH YOU
23. I’m in Love
24. 彼女の”Modern…”
25. ビリビリクラッシュメン
26. BURST~RAIN~BURST
[EQUIPMENTS]
TERU
●K.Yairi クラフトマン北野氏作製によるオリジナルシェイプ
ピッキングによる塗装剥がれが愛機の証拠!弾き込んでますね!
●K.Yairi BL-130SP
アンコール最後のRainで使用
●L.R.Baggs PARA ACOUSTIC DI、Ernie Ball Volume Pedal
後方ステージでアコースティックギターに使用。
HISASHI
[GUITARS]
●Tokai TALBO 40th ANV Emerald Blue Complete
事前の機材チェックで’99使用機との比較で40th ANVをチョイス!
専用開発PUが美しいボディと共に絶賛!
●Zodiacworks JUSTICE-01
トラッドなサウンドのもう一つの軸となる愛機!
●Tokai Armored TALBO Type-R
ビリビリ~Burst-Rain-Burstのメドレーで登場!
アルミボディにカーボンが巻かれている疾走サウンドだ!
●Godin A-12
summer FMでの12弦イントロには必須!
カナダメイドでライブでは信頼の愛機!
●Tokai Armored TALBO Hand Engraved
手彫り彫金が美しいArmored TALBOはサブで帯同!
[RACK]
●FURMAN PL-PLUS
パワーディストリビューター
●KORG DTR-1
ラック・チューナー
●FRACTAL AUDIO SYSTEM Axe-FXⅢ
(メイン)
●CAJ Wirless Input Selector
●Symetrix 304 Headphone Amplifier
P.A LINEの音の確認用
●SHURE AD4D
B帯ワイヤレスシステム
●FRACTAL AUDIO SYSTEM Axe-FXⅢ
(サブ)
[POWER AMP]
●VHT TWENTY ONE HUNDRED-2100
●FRYETTE Clasiccs XXX
●BOSS FV-500L
[PC FOOT SWITCH&EFFECT]
(左手前から)
●Line6 M5(Stomp Box Modeler) HX ONEのサブで待機!
●Line6 HX ONE (Stomp Box Modeler) ここではないどこかへAメロのロータリー系とAcid Headソロのフィルター系と2日目のアンコール1曲目、whodunit ソロのフィルター系で使用。(By:ギターテック氏)
●FRACTAL用PC
●rjm Mini Effect Gizmo
●CAJ IN and OUT
●FRACTAL AUDIO SYSTEM FC-12 FOOT CONTROLLER
[FOOT CONTROLLER&EFFECT]
●BOSS DD-20 Digtal Delay
●Digitech Whammy
●Ernie Ball WAH Pedal
●FRACTAL AUDIO SYSTEM EV-1 Expression Volume Pedal
●tc electronic POLY TUNE
●FUN ON/OFF SW
[後方ミニステージEFFECT]
●QuadCortex Neural DSP
HISASHI TVでも登場するパワフルプロセッサー!2A I’m yoursの表示にある様に後方ステージで使用!メイン回線とは別回線でステレオでPAに送られた。エフェクトに隠れたSTAGE PASSが気になる!
●Fractal Audio Systems EV-2 Expression Volume Pedal
●Free The Tone PT-5D AC POWER DISTRIBUTOR with DC POWER SUPPLY
●StudioDaydream JCTBx4/MD V6
[PICK]
スパイクレコードピック愛用中!
HISASHIサウンドシステム簡略図
JIRO
[BASS]
●Fender American Professional ⅡJAZZ BASS
最近のライブでは一番登場の多いベース。文字通りメイン機!
ノブを3個同一サイズとしてVOL はPull front , Push Masterでコントロールは1V2Tへ、トーンノブは触って動くのがNGなので10で固定されているとの事。操作性をJIRO好みにモディファイされている。
●Fender American Professional ⅡJAZZ BASS
Mystic Surf Greenカラーが夏を感じさせる!
こちらもコントロールノブは同一サイズ×3でVOL はPull front , Push Master、1V2Tへトーンノブは10で固定、JIRO好みにモディファイされている。
●Top Dog JRO-01 #008
オープニングのHappy Swingから初号機’99 7/31で使用した実機を使用!見るものを感涙にさせる!ラッカー塗装が退色してヴィンテージ的貫禄!USA Warmoth製ボディ&ネック。
●Top Dog JRO-01 #000005
‘99はビリビリクラッシュメンの為4弦のみ1音下げDrop-Dチューニングで演奏された!と当時のGiGSに掲載がある。初号機同様USA Warmoth製アルダーボディ、メイプルネック、ダンカンSJB-1n& SJB-1bピックアップ。
[FOOT CONTOLLER]
(手前左から時計回り)
●TC-Electronic POLY TUNE 信頼性と視認性の良いチューナー
●CAJ MIDI&Audio Contller RS616 永く使用するスィッチングシステム
●ピック入れの箱
●Xotic X-Blender 原音とEF音を任意にバランス可能。音痩せ対策機。
●Free The Tone PA-1QB アナログイコライザー
●MUSIC WORKS ボード用照明
●CAJ Junction Box
●TECH 21 SANSAMP Classic
●ORIGIN EFFECTS Cali76 ベース用コンプレッサー
●Sadowsky SBP-2 Bass Preamp
AB box の後ニーヴDI の前で全体にかけでます。
JIROさんの意向で音が締まります。(From Bass TEC)
●Rupert Neve Design RNDI
イキイキとしたベースサウンドをDIする。
(AB BOXの後方、Sadowskyの下に隠れてる。)(写真下)
●CAJ Custom Made AB Box
●TECH 21 SANSAMP BASS DI 赤色はイケベオリジナル
●Xotic BASS BB Pre Amp
●Electro Harmonix Deluxe BIG MUFF π ロシア製アーミーグリーンを彷彿させる!
●MXR Bass Octave Deluxe ベース用オクターバー。
[AMP HEAD]
●Kemper Profiler Power Head
●Kemper Profiler Power Head Rack 後方C-Stage用
●Sadowsky SPB-1 Bass Pre Amp DI 音決めのプリアンプ
[RACK]
●SHURE AD4D ワイヤレス
●Mackie 802VLZ4 ラインミキサー
●Kemper Profiler Power Head
JIROのベースサウンドは、ニーヴからのdryとKemperからのwetの2回線をミックスして厚いサウンドを放つ!
[PICK]
愛用ピック!滑り止めスリットが入る!
JIROサウンドシステム簡略図
進化を続けるJIROの現在のサウンドシステム。
TAKURO
[Guitar]
●Gibson Custom Shop 1959 Les Paul Standard Louis Vuitton Custom
USA本国でのルイ・ヴィトンとのコラボ!搭載PUはCS TBUCKER UNPOTED、Dark Rosewood指板/Custom LV Inlay。
●Gibson 1968 Les Paul Custom
リフレットされた貫禄十分なレスポール・カスタム。
●Gibson 1959 Les Paul Standard W/Bigsby
オリジナルでBigsby搭載機は希少です。
●Nancy Nancy-Plorer
振動するボディを削り取った製作意図には敬意を!カラっと抜けの良いサウンド!
●Journeyman TKR-01
オープニングはジャーニーマン!
●Gibson 1958 ES-335
センターブロックがしっかり入った、ドットインレイの335が泣きのサウンド!
●Fender 1954 Stratocaster
アッシュボディで太めのネックが骨太のストラト!ネックプレートシリアルが語る!
●Fender Custom Shop Jimmy Page Mirror Telecaster #JP142
Yes,Summerdays、LADY CLOSEで使用!姉妹機のドラゴンと全世界50セットの希少品!マスタービルダーのPaul Waller作!
[平置きRACK]
●GIG RIG G3 スイッチングシステム→JCM/Lehle→MATCHLESS/Zinkyに振り分ける。
(上段)
●strymon SUNSET デュアルオーバードライブ
●Limetone Audio focus 上質コンプレッサー
●MY FOOT (the pillows SAWAO YAMANAKA ORIGINAL EFFECT PEDAL) オーバードライブ
(下面)
●Ibanez Tube Screamer Mini 伝統のTube Screamerサウンド!
●MXR Dyna Comp 筆記体ロゴの名器コンプレッサー!
●Indigo Note FIXED WAH Tak Matsumoto監修、ワウを途中で止めた際に得られるレジェンドトーンを体現!
●Mojo Hand FX IRON BELL FUZZ デイブ・ギルモア リードトーン
(下面奥)
●KLON CENTAUR Long Tail
●Lehle Sunday Driver XLR プリアンプ/バッファー・信号の劣化を防ぐ
●VEMURAM Jan Ray ブースト・オーバードライブ
●SHURE AD4D B帯ワイヤレス
(上段)
●Eventide H9 MAX GOLD Limited Edition
●BOSS GT-1000 CORE 大人気Guitar Effects Processor
(下段)
●Lehle 1at3 G3のアウト→JCMとLehle→MATCHLESSとZinkyに振り分ける。
●Electric-Harmonix Holy Gail 超強力リバーブ、ZinkyのSend/Returnに接続。
[AMP&CABINET]
●Marshall JCM-800
近年TAKUROのメインサウンド!
●MATCHLESS HC-30
今回から導入された。
●左から60s Marshall 1960A,MATCHLESS ESD212,Zinky をリハーサルセット。
リハーサルスタジオの壁の反響を低減する為1960Aは横になっている。
TAKURO サウンドシステム簡略図
TOSHI NAGAI Support Musician
[ドラム全景]
今回TOSHIが導入したドラムは赤いラメラメが鮮烈なパールREFERENCE ONEカスタムカラー!
●ドラムセット内容詳細一覧
1.BD RF1C2218BX/G×2
2.TT RF1C1008T/G
3.TT RF1C1209T/G
4.FT RF1C1616F/G
5.SD:CRALITY CLA1455SS TOSHI NAGAIプロデュースのステンレススチール・シェルに、斬新なダイヤカット・フィニッシュのパワフルなスネア。
6.SD TN1465
●SABIAN Cymbal
A.14”AA Rock Hats
B.18”HHX Evolution O-Zone Crash
C.18”AA Thin Crash
D.12”AAX Splash
E.22”AA Rock Ride
F.19”AAX Thin Crash
G.20”AAX Chinese
H.18”RADIA Chinese×2
Toshi Nagai Signature Model TN1465(コパー製)も左のスティックケース側にスタンバイされている。
ペダルはEliminator REDLINE P-2050Cを2台使用!
●Roland TM-6 Pro Trigger Module
リハではスネアとシンバルを除くに太鼓にRoland TM-6 Pro Trigger Moduleのハイブリッド・ドラム用のドラム・トリガーRT-30のみ装着されていましたが、本番ではPA用マイクも装着されまさにハイブリッドなドラムサウンドでGLAYを根底から支える!
Toshiから見える会場だ!
村山☆潤 Support Musician
村山☆潤の使用機材は『HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023 -The Ghost of GLAY-』から配置を替えて入れ替わった機材があります。
本人の左端は調整用ミキサーから
●MOOG Mini Moog
重厚なサウンドは必須!
手前から
●YAMAHA S-90ES 高品位のピアノサウンド!
●tc electric Flashback ディレイタイムを設定可能なマニアックなディレイ。
●YAMAHA MONTAGE6 DAWからライブまで最強のパフォーマンス!
●Virus TI2 Polar ACCESS
37鍵最強シンセサイザー
●HAMMOND C-3
ナント!村山☆潤の拘り!トーンホィールのヴィンテージでした。レスリーSPと共に極上のオルガンサウンド!
●BOSS Blues Driver BD-2w
ON!!と貼られた。
●MXR GT-OD
Over Drive左のBD-2wと直列に繋がれている。
BD-2wとGT-ODはテックさん改造でハモンドオルガンにセンドリターンで繋がれる!
●nord electro 4D
ミュージシャン御用達機。
[EXPO館 PARK]
ベルーナドームに隣接するレッドパーキングに設営されたEXPO館PARKはEXPO FOOD STREETやGOODS販売ブース、HAPPY SWINGブース等とメインは’99,’01,’04,’14と開催された歴代のGLAY EXPOのメインフラッグと象徴するライブのパネルが展示され、ぐるっと廻ると4回開催されたGLAY EXPOを疑似体感できる!当時参加された方は大切な思い出を蘇らせてくれてありがとう!と胸を熱くして呟くかも知れません。
[FEEL!!!!GLAY]
ベルーナドーム公演の開催に合わせ、池袋PARCOにてミュージアム&カフェイベントが開催された。
[GLAY EXPO DINER]
味覚も視覚も大満足!足を運ばれた方も多かったと思います。
[GLAY×GiGOキャンペーン]
[WRAPPING TRAIN・記念乗車券]
西武鉄道とのコラボはラッピングトレインと記念乗車券の発売!
早朝から並んだでしょうか?
シリアルナンバー入りで4度の開催GLAY EXPOのロゴと概要が記され、乗車券の発行印字も池袋、西武球場前、所沢、飯能からとなっており3000セットの限定販売でした。
[Back To The Pops]
そしてTAKURO曰く30年めのデビュー作!17th Album 「Back To The Pops」を10/9にリリースした!
先ず聴いた驚きは珠玉という言葉しか見つからない!夫々の楽曲が初々しくもあり熟成された感動もあり更に聞いた後の高揚感と元気になる自分に驚きました!
各楽曲ゲストミュージシャンやアレンジ、プログラミング等凄腕な名前を見つけてから皆さんニコニコしてレコーディングされたな!と感じ、歌入れ等もTERUの函館のスタジオで行われたと伺い、全体から感じる冒頭の初々しさや元気になる音の響きに合点がいきました!サウンドに於いても胡坐をかかずに今なお更なる進化を続けるGLAYの今を体感必聴!!
更にG-DIRECT限定盤に収録されている驚きの映像と音源での各楽器の気持ち良さ!
ポピュラリティを極めた!
GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025は周年を通じて支えてくれたファンとスタッフへの愛の恩返しの様に感じます。
学生の頃にファンになった方も社会の荒波に揉まれて、今まで何気に聞いていた歌詞も自分の置かれる立場で刺さり方が違ってくる事を経験されたでしょうか?
そんな時に癒されたり、寄り添ってくれたり、背中を押してくれたり。
又、歴代4回のGLAY EXPOに参加できた方も、色々な事情で参加できなかった方も30周年での年間を通したGLAY EXPOはどこかで参加できると思います。
11/8から始まった「GLAY 30th Anniversary ARENA TOUR 2024-2025“Back To The Pops”Presented by GLAY EXPO」と来年にはLUNA SEAとの25年の時を超えて伝説の一夜が蘇る!「The Millennium Eve 2025」も発表されて我々を更にワクワクさせてくれる!
そして「第75回NHK紅白歌合戦」への出演が発表され、1999年から25年の時空を超えて大晦日のお茶の間が湧き立つ!
同じ時代を生きて同じ空気を吸い苦しい事も楽しい事も乗り越えて来た同志ならではの感動は続きます!
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