野外で使える!DJM-S5&ポータブルDJアイテム特集
Pioneer DJのDJミキサー、DJM-S5はノートPCやモバイルバッテリーからのバスパワーで駆動できるSerato DJ Pro対応DJミキサーです。
スクラッチに最適なクロスフェーダー「MAGVEL FADER PRO」を採用している他、Serato DJ Proの性能を引き出すパッド類、エフェクトレバーを搭載し、モバイル使用対応のDJミキサーとしてはこれまでには考えられなかった機能を搭載しています。
今回の特集では、ポータブルDJシーンで活躍する
DJ KEN-ONEさんにインタビューを行い、
DJM-S5をはじめ、野外で活躍できるポータブル対応DJ機器をご紹介いたします!
野外でのポータブルDJの楽しみ方をより知りたい方はぜひご覧ください!
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Pioneer DJ
DJM-S5
販売価格:¥110,000(税込)
Pioneer DJ
DJM-S5 PCスタンド+コントロールヴァイナル+教則本 SET
販売価格:¥112,750(税込)
DJ KEN-ONEに聞いてみた!
ポータブルDJ機器インタビュー
今回、バスパワーでも使用可能なSerato DJ Pro対応DJミキサー、DJM-S5をDJ KEN-ONEさんに野外でご使用いただき、感想をインタビューさせていただきました!
KEN-ONEさんご自身の野外DJでのご経験はもちろん、スクラッチDJとしてのアドバイスもお話し下さいましたので、ぜひご覧ください!
プロフィール
DJ KEN-ONE
DMC 2000 日本2位のターンテーブリスト/スクラッチミュージシャン。
90’s HIPHOPやDJ Battleシーン、L.AのBEATシーンから多大な影響を受ける。
2017年にL.AのBEAT JUNKIES、ISPのメンバーであるD-STYLESからScratch DJのトップ3の1人に選ばれ、アルバムに参加。
2018年5月にはBEAT JUNKIESがL.AでDJ / ScratchのLessonを行っているBEAT JUNKIES INSTITUTE OF SOUND (BJIOS)にて日本人初となるゲスト講師を担当した。現在は個人スクラッチレッスンも行っている。2019年には海外のレーベルBattle Aveよりスクラッチ用レコード”At The Ave 4”をリリースした。
インタビュア―:Power DJ’s渋谷スタッフ 一柳
一柳:KEN-ONEさん、本日はお暑い中DJM-S5をお試しいただき誠にありがとうございました!
KEN-ONE:ありがとうございました!
一柳:今回は野外でのDJプレイ、スクラッチパフォーマンスを行っていただきましたが、KEN-ONEさんは野外でのDJというのはどのくらいご経験でしたでしょうか?
KEN-ONE:野外でDJというと、やっぱりポータブルで使えるプレーヤーを持ち運んで、公園に行ってスクラッチパフォーマンスを行う事が多いですね。
一柳:普段から手軽にポータブルプレーヤーを運んで野外でDJを行っているんですね!野外で行うDJの醍醐味とか楽しさといったらどんな事が挙げられますか?
KEN ONE:それは…まずですね、空気がいい!(笑)
一柳:空気がいい!確かに!(笑)
KEN-ONE:あと家で練習していると壁に向かっているので視界が真っ白じゃないですか?そこが野外だと全然違うわけです。
一柳:家だと見える景色は一緒ですものね。
KEN-ONE:はい、野外で「あぁ~」って鳥のさえずりを聞きながらDJをするとですね、セッションするじゃないですけど「自然戻ろう」っていう気持ちになれますね。
一柳:自然に帰ってDJができる!
KEN-ONE:自然に帰って、土に帰って…
一柳:なるほど…それは素敵ですね!野外でDJを行っていて、印象に残った出来事はありますか?
KEN-ONE:ありますね~。まず、時々声をかけてくれる方がいろいろいて…例えばお年寄りの方とか「何してんの?」っていう感じで。
一柳:気さくに声をかけてくれるんですね。
KEN ONE:思いがけない出会いも有ったり、結構人に声をかけられます。他にも近くでフェスとかが開催されていると、フェスのお客さんが流れてきたりとかして、それも醍醐味ですね。
DJミキサー DJM-S5について
一柳:今日の撮影ではKEN-ONEさんにモバイルバッテリーやPCからのバスパワーでも駆動するDJミキサー、Pioneer DJ DJM-S5を使っていただきましたが、使ってみた感想をお聞かせください。
KEN-ONE:やっぱりですね、すごい作りがしっかりしているのでフェーダーとかスクラッチに使う分に関しては絶大な信頼が置けますね。DJM-S9の時代からこれはずっとです。それのS5というわけで…
一柳:DJM-Sシリーズの系譜ですね。
KEN-ONE:クロスフェーダーのMAGVEL FADER PROは、知り合いのDJたちもすごくやりやすいと評判で、それがバスパワーで公園でDJができてしまうのは画期的だと思います。あとは頑張って持っていけば!
一柳:今お話しに出たMAGVEL FADER PROはPioneer DJのDJミキサーには以前から採用されていますが、どうでしょうやはり良いフェーダーですか?
KEN-ONE:今までで…最高ですね。
一柳:最高!
KEN-ONE:今までもいいクロスフェーダーのDJミキサーはいろいろありましたけど、やっぱり今の時点では最強ですよね。
一柳:KEN-ONEさんは今までいろいろなDJミキサーを使ってきたと思いますが、その中でも一番いい出来だと。
KEN-ONE:不安になることが無いというか、あるじゃないないですか「今日の現場のミキサーフェーダー固いかな~」みたいな。でもPioneer DJのDJミキサーに関しては一切そういう不安が無いので例えば誰かのミキサーを使うにしても安心してDJ出来ます。
一柳:Pioneer DJのミキサーだったら、だいたいDJプレイもイメージできるというか…
KEN-ONE:はい、安心のパイオニア印ですね。
一柳:他にDJM-S5の気に入った点はありますか?
KEN-ONE:今までポータブルでのDJプレイではパッドを使うDJは出来なかったので、パッドが押せるという事がいいですね。エフェクトのツマミがあると、それを使いながら擦るだけでもだいぶ違いますし、エントリーモデルとしても最適なんじゃないかと思います。
一柳:今日はMacBookAirのバスパワー供給でDJM-S5を使っていただきましたが、それでも十分使えていましたね。
KEN-ONE:全然いけましたね!これはデカいですね。便利です。時々代々木公園にポータブルプレーヤーを持っていくと、フリースタイルでラップをやっている人とかもいて、そこにですね「僕もまざっていいですか?」と言って、でドラムスクラッチをやって、ラップしてもらったりするんですけど、そういったその場でしかできない出会いとその場でのセッションもできますね。
野外DJで気をつけること
一柳:それは楽しそうですね!KEN-ONEさんは野外でDJをやってらっしゃいますけど、その時気を付けることとかはありますか?
KEN-ONE:そうですね、まずポータブルでやる時は机の位置、高さですね。やっぱり使うときにしっくりくる高さってあるじゃないですか。そういうベンチを自分で探す!(笑)
一柳:確かに机は重要ですね!
KEN-ONE:机がなければ、あとはベンチに馬乗りに座るとかです。後は日差しですね。レコードが曲がらないように。
一柳:気を付けるのは机と日差し…他に注意する事はありますか?
KEN-ONE:虫刺されですね。虫よけスプレーも必要です。今日は舐めてましたね(笑)。
(注・撮影当日は非常に蚊が多かったものの虫よけスプレーがありませんでした)
一柳:本日は虫よけ対策が足りずご迷惑をおかけしました!次から虫よけスプレー必須とします。
KEN-ONE:いえいえ!僕も持ってるんですけど今日は忘れてました。
一柳:あと今日撮影していて思ったんですが。外の明るさでPCの画面も見づらくなるのでその対策も必要ですね。
KEN-ONE:レベルメーターも見えにくくなりますから。
一柳:明るさ対策も考えないとですね。
KEN-ONE:あとは水分ですね。
今後の野外DJについて
一柳:水分は絶対必要ですね。ところでKEN-ONEさんはポータブルDJでこれからやってみたい場所はありますか?
KEN-ONE:もうね、あれです、景色のいいところだったらどこでもやりたいです。
一柳:景色のいいところ!
KEN-ONE:旅行ついでに常に機材を持っていたら、ちょっとかさばりますけどいいと思いますね!
一柳:自然じゃなくても景色がいいところであれば…という感じですか?
KEN-ONE:景色が良ければいいです。まず外っていうのが大事ですよね。
一柳:外でやると室内でのDJとは違った楽しさっていうのが…
KEN-ONE:ありますあります、やっぱ室内だといつでもやめられるじゃないですか。いや外でもやめられますけど、外だと若干人の目もあったりするからちょっと自分の中でも意識高めにちゃんと擦りたいなっていう事に自然となるんですよね。
一柳:外だとライブ的になりますから練習にもなりますね。
KEN-ONE:一瞬だけ通りすぎるだけの人でも興味を持ってくれる人とか、その一瞬の中でどんだけ「おお~」って言ってもらえるか。
一柳:なるほど、景色のいいところで、さらに人にいいスクラッチを見てもらえる場所でやって行きたいという事ですね。
KEN-ONE:そうですね!あとキャンプとかまた流行ってると聞きますから、この流行と一緒に持ち歩く人が増えればまたポータブルDJシーン全体が楽しくなってくるんじゃないかと思います。
一柳:ありがとうございます。それでは最後にこれから野外でポータブルDJを始めてみたいという方にアドバイスなどあればお願いします!
KEN-ONE:今はポータブルのターンテーブルもいろいろ出ていますし、DJ機材持っていなくてもまずそこから入ってもいいと思うんですよ。いきなりポータブルプレーヤーから買って、スクラッチから入っちゃう。で、そこから機材をだんだん揃えていく流れになってもいくという。
一柳:まず最初に、ポータブルDJから入っていっても良いと。
KEN-ONE:実際に野外でのポータブルDJは健康にもいいと思いますよ!汗もかくし、脳も使うし、活性化させると思うので、スクラッチ=バトルみたいなイメージだけで捉えずに、これから野外でDJをやってみたら楽しい!元気になってきた!という方向で初心者の人も楽しんでもらえればいいなと思います。
一柳:最初にDJ機器を全部揃えるだけではない、スクラッチの楽しみ方はバトルだけではない、という事ですね。
KEN-ONE:そうです、ポータブルDJは楽しいよ!
一柳:ありがとうございます!
今日は本当に長い時間パフォーマンスと、インタビューにもお答えいただきありがおうございました!今後もポータブルDJの特集などありましたらぜひご協力をお願いします!
KEN-ONE:こちらこそありがとうございました!
今回の撮影で使用した機材
Pioneer DJ
DJM-S5
販売価格:¥110,000(税込)
Reloop
SPIN
販売価格:¥39,985(税込)
MACKIE
Thump GO
販売価格:¥53,570(税込)
JBL
EON ONE Compact-Y3
販売価格:¥107,580(税込)
UDG
U91072BL Ultimate Z-Style DJテーブル Black
販売価格:¥59,499(税込)