1-3 いざ音出し ~イケベギターマニュアル Play’n IKEBE GUITAR MANUAL~

いよいよ実際に音を出してみましょう!
しかし、「シールドをつないだけど音が出ない…」「なんだかノイズが多い…」と、最初からつまずくことも少なくありません。
このページでは、ギターから音を出す手順を紹介するとともに、よくあるトラブルとその対処法を解説します。例えば、「ボリュームを上げても音が小さい」「チューニングがすぐ狂う」などの問題も、原因が分かればすぐに解決できるかもしれません。
トラブル対処を覚えれば、もし今後ライブを行なう際にもきっと役立ちます。さっそく音を出して、ギターライフをスタートしましょう!

音を出してみよう

全て正しく繋いでからアンプの電源を入れましょう。

  1. アンプ側の電源がオフ、各コントロールが0になっていることを確認します。
  2. ギターのジャックヘシールドのプラグをしっかりと差し込みます。
  3. シールドのもう一方のプラグを、後述するエフェクターや、アンプ等のインプットジャックへ差し込みます。
  4. 全ての接続が完了したらアンプの電源を入れ、ギター本体のヴォリュームが上がっていること確認し、少しずつアンプのツマミを上げて好みの音量、音質に胴整します。なお、真空管アンプの場合は、電源スイッチを入れた後、数分後にスタンバイスイッチをONにして下さい。
    ※各機器のインプット、アウトプットを必ず確認してからシールドを差し込んで下さい。音が出なかったり、故障の原因となります。
  5. 全ての接続が完了したらアンプの電源を入れ、ギター本体のヴォリュームが上がっていること確認し、少しずつアンプのツマミを上げて好みの音量、音質に胴整します。なお、真空管アンプの場合は、電源スイッチを入れた後、数分後にスタンバイスイッチをONにして下さい。
  6. あとは思い切り弾くだけです!
  7. 電源を切るときや、ギターからシールドを抜く際は、必ずアンプのコントロールを全て0(ゼロ)にして下さい。

故障かなと思ったら

Q. 音が出ない!

  • ギターやアンプのツマミが「0」になっていませんか?
  • ギターと各機器は正しく接続されていますか?
  • シールドが断線していませんか?
    • → ギター側のプラグを外し、プラグの先端に触れて音が出なければ、アンプやエフェクター、 シールドなどギター以外の不良が考えられます。
  • 電池が古くありませんか?
    • → アクティブ回路など電池を必要とするギターは、電池が無くなると音が出なくなりますので、交換しましょう。
  • ※上記のチェックポイントで原因が見つからない場合は、ギター内部かアンプ、エフェクターなどの不具合が考えられますので楽器店にご相談下さい。

Q. 音が出たり出なかったりする!

  • シールドが断線しかけていませんか?
    • →シールドのプラグ付近を揺すってみてブチブチと音が出たり出なかったりすればシールドの不良ですので、交換して下さい。
  • ※シールドを変えても原因が見つからない場合は、ギター内部かアンプ、エフェクターなどの不具合が考えられます。

Q. いつもより音が小さい!

  • ギター、アンプのツマミが下がっていませんか?
  • コイルタップやフェイズなどのスイッチがオンになっていませんか?
    • → そのギターに特有のスイッチ類は普段から慣れておくことが必要です。
  • シールドが断線していませんか?
    • → 断線しかけると音が小さくなる場合がありますので、シールドを交換してみて下さい。
  • 電池が古くありませんか?
    • → アクティブ回路など電池を必要とするギターは、電池が無くなると音が出なくなりますので、交換しましょう。
  • ピックアップの高さは適切ですか?
    • → 調整ネジを触った記憶が無くても、何らかの衝撃でピックアップが下がってしまっていることもあります。
  • ※上記のチェックポイントで原因が見つからない場合は、ギター内部かアンプ、エフェクターなどの不具合が考えられます。

Q.いつもよりノイズが大きい!

  • 弦に触るとノイズは治まりますか?
    • → ほとんどのエレキギターには、「弦アース」といって弦に触るとノイズが減る配線が施されています。ノイズが出ていても弦に触れて止まるのであれば正常です。
  • シールドが断線しかけていませんか?
    • → シールドを交換して様子を見て下さい。変化が無ければ他の原因が考えられます。
  • ノイズ源になっている物が近くにありませんか?
    • → 蛍光灯やパソコン、携帯電話や電気カーペットなど、電気ノイズの元になるものは沢山あります。スイッチを消すなどして確かめてみましょう。
  • アンプやエフェクターの設定は適切ですか?
    • → 歪みのゲインが上がりすぎていたり、いつもはオンになっていたノイズゲートが切れているとノイズが増えます。また、音量を上げるとノイズも普段より大きく聴こえます。
  • ※上記のチェックポイントで原因が見つからない場合は、ギター内部かアンプ、エフェクターなどの不具合が考えられます。

Q. ボリュームやトーンが効かない!

  • ダイレクトスイッチがオンになっていませんか?
    • → コントロール類をバイパスする「ダイレクトスイッチ」が付いたモデルがあります。
  • ※上記以外の場合、ギター内部の不具合が考えられます。

Q. チューニングが狂いやすい!

  • 弦は正しく張られていますか?
  • オクターブピッチは合っていますか?
  • ※上記以外の場合、ナットなど専門的な調整が必要な場合が考えられます。

Q. 音がビビル、つまる!


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