“Shimo Guitars”シモレレ工房にお邪魔しました。

日本を代表するウクレレルシアー、志茂崇弘さん。
八王子にある志茂さんの工房にアコースティックステーション ウクレレ担当 安広がお邪魔して、40 年のキャリアを誇るSHIMO GUITARS の歴史にふれながら、様々なウクレレをオーダーしてきました!
今回はその第一報をお知らせします。よろしければ最後までお付き合いくださいませ。

今まで、志茂さんを含む何人かの楽器製作者のかたから「音は工房に宿る」という言葉を聞いたことがあります。作られた場所が違うと、同じ人が同じ設計図・同じ木材で作った楽器も音色が変わってしまうというのです。志茂さんの工房は最寄り駅まで車で遠くないロケーションながらも、木々の豊かな澄んだ空気の流れる場所で、こういうところで作られるから、あのような素敵な音がするのだな、とシモレレのサウンドに納得しました。
早速中に上がらせていただくと、そこはお洒落な志茂さんワールド!





作業机はコンパクトで、工具類もそれに合わせてカスタマイズされています。
そして敷地内にはたくさんの貴重な木材が保管されていました!
こちらはギター用の木材置き場。ベアクロウのシトカや同じくベアクロウのアディロン(!)、ジャーマン、イタリアンアルパイン、と様々なスプルースの他にも、シンカーレッドウッドやシダーが長年シーズニングされています。
早速ウクレレ材を見せていただきます。

良い感じにサップの入ったジリコーテ(シャムガキ)や

バリトラのマンゴー

あまりに硬すぎて製材を諦めていたという(バンドソーの歯が飛んだそう)パープルハート。

屋久島の屋久杉

一通り木材を見せていただいた後、アイディアを志茂さんに投げかけて、内容を膨らませたり、削ったりしてもらいました。
そして、熟考の結果、「スペシャルな木材のクラウド」4 本と「Speed 」1 本、完全に新しい「イケベオリジナルシェイプ」を1 本、無事オーダーさせていただきました!

オーダー品は進展が有り次第、SNS などで発信していきますので、是非ご注目ください!
また、現在志茂さんは、これまで造られた楽器の集大成的な写真集の刊行に向けてクラウドファンディング等で動いておられます。非常に楽しい内容の本になりそうなので、少しでもご興味のある方は「志茂ギター」で検索してみてください!
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アコースティックステーション リボレ秋葉原