これからBATTLE DJを始めたい方へ~BATTLE DJとは?~
DJに於ける「BATTLE DJ」。それは決められた時間内にテクニックを競うこと。
有名な大会としてはジャグリングの完成度やスクラッチのテクニックで競うDMC CHAMPIONSHIPやIDA、スクラッチだけでなくトータルなDJMIXでフロアを沸かせるDJの本質を競うRedBull 3style、この3つが特に広く知られていますが、その他に大小さまざまな大会が世界各国でライブ・オンライン問わず開催されています。
それぞれの大会で、この日本からもWORLD Championが生まれている様に日本のDJは世界的に見てもレベルが高いと言えます。
それぞれの大会を支えているのは勿論、参加者であるDJやファン層であり音楽を愛する人達ですが、優れたDJパフォーマンスを表現するテクニックに応えるDJ機材たちもその一部である事は間違いありません。
自分のイメージを表現するために各々のDJがターンテーブルやDJミキサーを駆使して表現するルーティーンは観客を魅了し、DJにとってターンテーブルやDJミキサーといったDJ機材は相棒の様な存在と言えるでしょう。
そこで今回の特集では現在の「BATTLE DJ」を支えるDJ機材にフォーカスし、BATTLE DJのコメントや今旬のDJ機材をご紹介しまして、多くの皆様にDJの面白さを伝えて参ります!
DJのスタイルは様々な進化を遂げ、音源もアナログだけでなくデジタル音源も一般的な物となり、PAD一つで音楽を瞬時に切り替えたり、曲の必要な箇所をLOOPさせたりとPC音源やソフトウェアを使用したDJパフォーマンスも急速に発展しています。
この現在と過去の流れがDJのテクニック、パフォーマンスの進化そして機材の進化につながっています。
このページを通して「BATTLE DJ」に興味を持って頂き、皆さんがイメージしているパフォーマンスを実現できる手助けの一つになれれば幸いです。
さぁ、あなたのイメージを実現し表現できるのは何なのか?探してみてください!
現役BATTLE DJが語る、BATTLE DJの魅力とは
DJ、ターンテーブリスト界に新風を吹きこんだコアファイターズオリジナルメンバーの1人。
2001年、VESTAX EXTRAVAGANZAにおいて日本チャンプに輝くと、世界大会でも3位の座に輝く。2003年に行われた、ALLIES ALL STAR BEAT DOWN WORLD FINALにおいても世界3位の座へ。そして2007年DMCバトル部門の日本チャンプに輝きWORLD FINALへ出場する。
近年は、日本、世界中の様々なイベント等に出演し活動中。World DJ Academy(DJスクール)の講師にも就任しレッスンを行なっている。過去から現在進行形でヤバイスキルを持つ男、それがDJ JIF ROCK。世界中が注目するターンテーブリスト。
World DJ Academy
https://www.worlddjacademy.jp
スクラッチ歴10年以上。スクラッチDJの神様と言われるq-bertや、d-stylesなどに影響を受け、高校生の時にターンテーブルを購入、スクラッチを始める。
2005年には、スクラッチDJバトルの登竜門「no tricks dj battle」VOL3 のchampion、翌年2006年には、オンラインスクラッチバトル「第2回UNKNOWN DJ BATTLE」第2位になる。
また、turntable+MPCバンド「humanrhythm」の一員としてスクラッチとMPCの演奏のみで構成されたファーストアルバム「jam」をリリース、実験的な音楽を世に送り出した。
そして、2016年スクラッチのオンラインバトルの世界大会であるIDA SCRATCH BATTLEにて日本代表として参加。2020年には世界大会優勝という結果を残す。
現在も、試行錯誤を重ねながらスクラッチミュージックを続けている。
神奈川県出身
Beatmaker / Turntablist / DJ
2019年にラッパーvalkneeとのタッグで2作EPをリリース。 ラップ、ビートともにオリジナルな世界観でHIPHOPシーンで話題となる。 ビートメイカーとしてのキャリアは長いが特に近年はドープでエモーショナルなトラップベースの個性的なビートを制作。 楽曲提供はサイプレス上野とロベルト吉野、ASOBOiSM、リリカルスクール等多岐に渡る。 現在ソロアルバム、コラボアルバムの2作品を製作中。
2022年末リリース予定。
またDJとしては自身のフィルターを通して選曲するドープなビートミュージックとターンテーブリズムをかけ合わせた独自のスタイルで活動中。
質問① 「BATTLE DJ」と呼ばれるジャンルの魅力、楽しさとはなんでしょうか?
また、大会に出場すると、自身のセンスとスキルが試される為プレッシャーはとても大きいのですが、認められれば成績としてしっかり残るのでとてもやりがいを持つことができ、自分の成長にも繋がるジャンルだと考えています!
破壊と再生から生まれるグルーヴと興奮は唯一無二だと思います。
スクラッチにしろジャグリングにしろ一度練習し始めたら何時間でもできる中毒性があります。
自分はクラブプレイにターンテーブリズムを掛け合わせるスタイルで主に活動していますが、
ヤバい音が出せるよう毎日必死かつ楽しみつつ練習しています。
質問② 現在、主に使用するDJ機材はどのようなものですか?
ターンテーブル Technics SL-1200 MK5G 2台
ミキサー Pioneer DJ DJM-S11-SE
PC MacBook Pro
DVS Serato DJ PRO
自分はスクラッチャーなので、ターンテーブルであればピッチが±50まで変更できるタイプの物、ミキサーであればクロスフェーダーの操作感は特に重視して機材を選んでいます。また、最近はコントローラーでのDJプレイも興味が湧き、Pioneer DJ DDJ-1000SRTも使用しています。
質問③ これからBATTLE DJ、ターンテーブルリストを始める方へアドバイスをお願いします。
成功と失敗の中で学んだ事を糧に前へ!それぞれの目標に向かって、後悔しない様にやり切る事!
仲間、応援してくれる人を大切に!最後は自分を信じて!基本をしっかり身につけて、応用力、流行りも抑えて、新しい事も出来たら良いし、音楽って事を忘れずにルーティン作りに励んで貰いたいですね!
また、自分も20年近くスクラッチをしていますが、まだまだ飽きません!笑
趣味としても大変優秀ですので、興味のある方は是非始めてみてください!さらなる凄腕ターンテーブリストの誕生を心待ちにしています!
トマト祭りさんのようにyoutubeに丁寧なレッスンをアップしてくれている方もいらっしゃるので良い時代だと思います。
またミキサーやターンテーブル等、機材は相棒としてずっと付き合うことになるので初めに頑張ってしっかりとしたものを揃えた方が間違いなく良いと思います。特に最近はとても良い機材がたくさん出ているので実際お店に行って触りごごちやデザインを確かめて自分に合うものをチョイスすることをオススメします。
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予算を抑えて手軽にBATTLE DJを頼みたい方向けセットもございます!
Pioneer DJDDJ-REV1 (ご購入特典:UDG Ultimate USB2.0ケーブル C-B ストレート 1.5mプレゼント)(チュートリアル機能搭載)
気軽にスクラッチでDJを楽しみたい方にはこちら!
いかがでしょうか?BATTLE DJのスタイルは今や多様化し、DJそれぞれが考えるスタイルやパフォーマンスによって、様々な機材が用意されています。
ご予算からも幅広くお選びいただけますので、これまで興味が有ったけどやっぱりやってみたい!という方はぜひこれからBATTLE DJ/ターンテーブリストにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
ご紹介の機材は全てPower DJ's渋谷にてお試しいただけますのでお気軽におたずね下さい!
実力があれば、日本中、世界中の人に知ってもらえ、DJ、ターンテーブリストとして羽ばたけるところですかね!