楽器のような操作性でDJをライブ・パフォーマンスの領域へ。
serato DJ Pro専用コントローラー
「DDJ-1000SRT-W」
DJ機器のトップメーカーPioneer DJが、人気DJソフト「serato DJ Pro」専用に開発した、
4チャンネルDJコントローラー「DDJ-1000SRT-W」。
DDJ-1000SRT-Wには、serato DJ Proに加えて、
DJパフォーマンスを向上させるオプション・プラグインがバンドルされた
「serato DJ Suite」が同梱されており、
最先端のDJシステムを手にすることができます。
この特集ページでは、
serato DJ ProとDDJ-1000SRT-Wの組み合わせで実現できる、
リアルなDJプレイについて紹介します。
機能性と操作性を極めた無二のDJバンドル
serato DJ ProとDDJ-1000SRT-Wのコンビネーションだけが実現する、優位性についてはこのページで紹介いたしますが、まず始めに、DDJ-1000SRTによるパフォーマンスをご覧ください!ニューヨークを拠点に活動するDJ SHU-GのDDJ-1000SRTレビュー動画です!
この動画では、ヒップホップDJが多用するテクニックを元に、DDJ-1000SRTの主要な機能が紹介されているので、よりリアルな操作性やポテンシャルを理解できます。是非チェックしてみてください!
DJ SHU-G
最先端のDJプレイを可能にする「serato DJ Pro」の機能性
DJスタイルを一変させた「Serato Scratch Live」の誕生から現在に至るまで、DJソフトをリードし続けるserato社のフラッグシップ「serato DJ Pro」。PCDJの代名詞ともいえるserato DJ Proには、プロフェッショナルなDJの要求を満たす、多彩な機能が搭載されています。まずは、serato DJ Proの主要機能を見ていきましょう。
1. 楽曲をシームレスにミックス
DJプレイにおいて最も基本的なテクニックがミックスです。serato DJ Proには、楽曲が絶妙にマッチした、グルーヴィーなミックスを可能にするオート・シンク機能が装備されています。
オート・シンク機能は、ミックスする楽曲のBPMを自動で合わせることができます。serato DJ Proは、2つのデッキにインポートされた楽曲の波形が隣り合って表示されます。このレイアウトにより、ミックスの微妙なズレを視覚的に認識できるので、より正確なミックスが可能になります。
オート・シンク機能による恩恵は絶大で、ミックスに要する時間を劇的に短縮できる分、その他のパフォーマンスに注力できるのが、最大の魅力です。
2. 即興性を向上させるホット・キュー
DJはクラブの雰囲気に合わせて、常に次の展開を考えなければなりません。例えば「次にあの曲をプレイしたい」と、急にアイディアが降りて来ても、ホット・キューを設定しておけば大丈夫。
楽曲の設定したポイントに瞬時に移動して再生できるホット・キューなら、楽曲を急に差し替えても、すぐにミックスの準備が整います。
3. クリエイティブなプレイを演出するループ機能
設定した長さで繰り返し楽曲を再生させるループ機能もまた、DJが多用する機能のひとつです。serato DJ Proでは、ループのスタート・ポイントとエンド・ポイントを手動で設定するマニュアルと、選択した長さに応じて自動的にループが設定されるオートの、2つの方法でループを設定できます。
ループの長さを自由に設定できるマニュアルは、長い時間を掛けて曲が展開していくアンビエントなどをループさせ、ミックスする場合に有効です。
オートでは、”¼,½,1,2”のように、的確な長さでループを設定できるので、ドラムブレイクなどの、より正確なループ設定が求められる場合に最適です。楽曲中のドラムブレイクをループさせ、次の曲のイントロをミックスするなど、即興で楽曲をアレンジすることもできます。
4. 手軽にライブ感を加えられるサンプラー
ボーカルやSE、レゲエで用いられるホーンなどのサンプルを再生できるサンプラーは、DJプレイにライブ感を加える場合に効果的です。serato DJ Proには、最大32個(8スロット×4バンク)のサンプルをアサインできるサンプル・スロットが装備されており、サンプルのトリガーまたはループ再生が可能です。
サンプルがエンド・ポイントに達すると、自動的に再生が停止するトリガー再生は、ボーカルやSEなどのワンショット・サンプルを効果的に加えることができます。クルーのオリジナル・フレーズをトリガー再生して、オーディエンスを煽ったり、よりライブ感溢れるステージを演出できます。
5. DJミックスの制作に最適なレコーダー
ボーカルやSE、レゲエで用いられるホーンなどのサンプルを再生できるサンプラーは、DJプレイにライブ感を加える場合に効果的です。serato DJ Proには、最大32個(8スロット×4バンク)のサンプルをアサインできるサンプル・スロットが装備されており、サンプルのトリガーまたはループ再生が可能です。
ソフトのポテンシャルを無限に引き出す「DDJ-1000SRT-W」の操作性
ここまで紹介したように、serato DJ ProにはDJプレイの可能性を広げる多彩な機能が搭載されています。それらの機能のポテンシャルを引き出すのが、Pioneer DJのコントローラー「DDJ-1000SRT-W」です。DDJ-1000SRT-Wは、serato DJ Proだけでは実現できない、究極のDJプレイを可能にします。
1. クラブ定番機種の操作性
DDJ-1000SRT-W最大の魅力は、そのサイズ感。クラブ標準のCDJ「CDJ-2000NXS2」と、DJミキサー「DJM-900NXS2」と同様にボタンとノブが配置されているので、抜群の操作性を誇ります。コンパクトなDJコントローラーにありがちな、目を凝らして機能を探したり、誤って違うボタンを押してしまうなんていうこともなく、DJプレイに集中できる素晴らしいレイアウトです。
なかでも目を引くのが大型のジョグ・ホイール。CDJ-2000NXS2と同サイズのジョグ・ホイールには、JOG ADJUST機能が装備されており、ホイールを回した際の重さを自由に調整可能です。贅沢なサイズ感とカスタマイズ性は、スクラッチやジャグリングなどの繊細かつ正確な操作性を求めるDJの欲求に応えます。
DDJ-1000SRT-Wは、ミキサー部も優秀です。DJM-900NXS2を基にデザインされた4チャンネル・ミキサーは、serato DJ Proの4デッキ同時コントロールに対応。DJにはお馴染みのレイアウトで、トリム、EQ、 FX、ボリューム・フェーダーなどが配置されており、ゆとりある操作性が魅力です。
ミキサー部において、DDJ-1000SRT-Wが他のコントローラーを圧倒するポイントは、SOUND COLOR FXとBEAT FXの2系統のエフェクトです。リアル・ミキサーを搭載したDDJ-1000SRT-Wには、DJM-900NXS2などでお馴染みのエフェクトが装備されており、クラブ定番ミキサーのあの操作感をserato DJ Proでも得ることができます。
ひとつのノブを回すだけでエフェクトを加えられるSOUND COLOR FXは、片手で操作できるので、もう片方の手で異なる機能を操作することも可能です。例えば、ボーカルのサンプルをトリガー再生させながらピッチ・エフェクトをコントロールしたりと、ユニークなパフォーマンスを生み出すこともできます。
2. 次世代のDJを可能にするパフォーマンス・パッド
各デッキに8個づつ配置されたパフォーマンス・パッドでは、serato DJ Proのホット・キューやループ、サンプラーなどの機能を楽器のように操作できます。serato DJ Pro上の操作に比べて、圧倒的なレスポンスを得られるパフォーマンス・パッドは、DJプレイにパフォーマンス性をプラスできます。
パフォーマンス・パッド上部のパッド・モード(HOT CUE、ROLL、SLICER、SAMPLER)ボタンを押すと、パフォーマンス・パッドの機能が瞬時に切り替わります。
例えば、サンプラー機能。サンプル・プレイでは、発音タイミングがとても重要ですが、DJにも馴染み深いパッドにより、ボーカル・サンプルの連打など、センシティブなサンプル再生が可能です。
また、ドラムを構成する、キック、スネア、ハットなどのワンショット・サンプルをアサインしてパッドを叩くと、ハードウェア・サンプラーと同様のレスポンスで、ドラム・パターンを演奏することもできます。
ヒップホップやレゲエでは、DJセットにサンプラーを組み込んでパフォーマンスするケースも多いですが、DDJ-1000SRT-Wなら一台で同様の環境を構築できます。
SHIFTボタンを押しながらパッド・モード・ボタンを押すと、2次機能にアクセスできます。例えば、SHIFTボタンを押しながらSAMPLERボタンを押すと、ピッチ・プレイにアクセスします。
ピッチ・プレイでは、8つのパッドにアサインされた異なるピッチで楽曲を再生でき、パッドを叩くとリアルタイムにピッチを可変できます。例えば、ボーカルのフレーズにピッチ・プレイを使用した場合、ヒップホップDJのトレンド、トーン・プレイが可能となります。
パフォーマンス・パッドによる高い操作性は、楽曲を演奏するという、新たな表現領域へ導いてくれます。
3. DJミキサーとしても使える充実の入出力
DDJ-1000SRT-Wには、4系統の入力端子が装備されており、スタンドアローン・ミキサーとして使用することも可能です。DJM-900NXS2のように、CDJやターンテーブルを接続することで、DJミキサーとして機能します。