Robert Godin Super Guitar Clinic Report
2019/4/26 at:ROCKHOUSE OM STUDIO (Robert Godin & Jes Saito)
1948年にカナダで生誕したロバート・ゴダン氏は、多感な時期に’50~’60の音楽に感銘を受けながら、自身も演奏をしながら叔母のMUSIC SHOPで修理等をしていました。
修理の腕が良く時折製作依頼を受けたギターの評判も良く、1972年に本格的にギター制作を始めました。
その後自社と同時にOEMでのKramerやPensa Suhr等のブランドも製作しておりました。
近年筆者がカナダの工場を訪問した際に、片隅にバナナヘッドのネックがあった為、これは?の返答がOEM生産時代を告げられました。
常に新しいサウンドと技術力を模索する中で、エレクトリック・アコースティックの新時代を予感させる、ボディ内部に金属の共鳴体を装着するACOUSTICASTERを世に放ちます。
1988年NAMM SHOWにて発表された、ACOUSTICASTERに新しい時代の到来を感じたJESの斉藤氏が国内への案内をする使命感から、販売代理店契約を結び現在までGodin Guitarsの創世記ストーリーは続きます。
今回、来日が16年ぶりで今後中々難しいと想定されるので、短時間ではありますがギタークリニックをお願い致しました。
実はロバート・ゴダン氏はボストンのバークレー音楽院で、15年間ギターの構造とサウンド等について講義を行っておりますので、演奏テクニックではないGodin Guitars製作の真髄に触れるべくクリニックを開催致しました。
冒頭はフランス等で活躍するギタリスト前田智宏氏のデモ演奏からスタート!
前田氏曰く「ゴダンギターに出逢ってなければここまで音楽への情熱は持てなかったかもしれません。」
多くの題材が想定されましたが、ゴダン・エレガットのフラッグシップ機、Multiac Nylon SA(Synth Access)のダブル・チャンバーボディ構造、RMCピエゾPU、Ritchlite指板に的を絞って進行致しました。
ボディサイズとネックジョイント位置によりスムーズな演奏性と、ライブでのハウリングが少ないボディ構造や各弦独立したRMCピックアップの、クリアで澱みの無い突き抜けるサウンド、ギター・シンセサイザーとの容易な連動、ピックで弾いてもピークで崩れない音像、リッチライト指板の先進性等を熱く話される中、来場者の中にMultiac Nylonを持って廻り、触って貰いリッチライト指板の滑らかさを体感して貰いました。
熱く語るロバート・ゴダン氏により予定された時間をはるかに伸びてしまいましたが、参加者には、ロバート氏の人柄とゴダン・ギターズの真髄の一端に触れられたのではないでしょうか?
終演後記念撮影、左からTomo斉藤、前田智宏、Robert Godin、jes斉藤、グランディ&ジャングル稲澤
私物のDuet Steelにサインを貰うロックハウス西岡
グランディベース東京の須藤と共に。
ハートマンギターズの石河(左)、木村(右)
プレミアムギターズ西沖
グランディ&ジャングル稲澤
グランディ&ジャングルのGODIN MASTER DEALERパネルにサインを貰う!
年間30万本の生産規模にまで到達したGodin Guitarsの原動力は、まさにロバート・ゴダン氏の、音楽の持つ力を人生を楽しむ為のツールとするギター製作に対するエネルギーだと思います。
今回の来日で氏の生涯を詳細に記した「L’HOMME DERRIERE LES GUITARES」Johanne MERCIER著が出版されたとの事で、プレゼントされました。
ギター製作では常に斬新なアイディアとアプローチで、ミュージシャンに驚きと感動を与えるGodin Guitarsの今後の展開から目が離せません!
又、全ての製作をカナダの自社工場のみで行い、Norman、Simon&Patric、Art & Lutherie、La Patrie、Seagullも同一工場で生産される自社の所有するブランドです。
●取り扱いは下記各店へ
親睦の証明!「国際営業部長」Patric Godin氏今年も来訪!
「Mooth Hunter!」何処でお会いしても硬い絆で結ばれた、イケベスタッフとの合言葉になった「ムースハンター!」
2006年日本人楽器店スタッフが最初にカナダのGodin社を訪問した時の、衝撃的事件はGodin社を激震させました!
それから7年間イケベ楽器は常にゴダンギターの販売実績と、対応内容の素晴らしさでGodin社から認められています。
生産するブランドもGodinをはじめ、2人の息子さんのお名前をとった、Simon&Patric、Seagull、Art&Rithier、Norman等を
全世界に販売し、特にミュージシャンの信頼が厚いのは、製品クオリティの高さと差別化する製品体系にあります。
今年はMultiUkeの新モデルKOAトップを持参されました。
販売から僅かですが、生音は勿論!
アウトプットするサウンドの高さがウクレレミュージシャンに留まらず、多くの方に絶賛されております。
2014/NAMM SHOWでは更に驚きの新製品を出品するとの事でした!
25周年を超えて目が離せないGodinです!
イケベスタッフとの抱擁画像です!
グランディ&ジャングル ギターフロア
左から、稲澤、坂本(後方)、西岡、木村
グランディ&ジャングル ベースフロア
佐藤、甲斐(右)
ロックハウス
小沢
ハートマンギターズ
石河、安広(右)
ハートマンギターズ
齋藤
これからのGodinギター最新情報をご期待下さい!
Patric Godin氏来訪!
「Mooth Hunter!」今年もお約束の合言葉を叫び!来訪されました!
熱い抱擁は言うまでもありませんが、来年25周年を迎える"Godin Guitars"を記念したアニバーサリーモデルを発表し、
Patric Godin氏は「国際営業部長」で、今回のアニバーサリーモデルの25th ACS/FAT ROSEWOODは
パトリック氏の発案で製作されました!
又、Al DiMeolaが絶賛した「Multi Oud Fretted」と「Montreal Premiere」のサンプルを抱えて来ました!
来年のNAMM SHOWでは更に驚きの新製品も発表するとの事でしたので、25周年のゴダンギターズは要チェックです!
親交を更に深めたスタッフとの記念撮影です。
GRANDEYギタースタッフ
(左から)水見、坂本、稲澤、西岡
GRANDEYベーススタッフ
(左から)佐藤、甲斐、立崎
ROCK HOUSEギタースタッフ
小澤
REVOLEギタースタッフ
中村
来年も頑張ろう!と言って歴訪するアジア各国へ旅立って行きました!
Patric Godin氏 来日!
Grandey GUITARスタッフ
(左から)坂本、水見、西岡
Grandey BASSスタッフ
(左から)立崎、佐藤
Jungle スタッフ
(左から)麻植、赤井
Heartman Guitarsスタッフ
(左から)齋藤、三好
Godin Guitarsへ行ってきました!
"Godin Guitars"はPrinceville以外にRaPatrieにアコースティックギター生産がメインの2工場、
Richmond、USA/New Hampshireの5工場で、GodinをはじめSeagull、Art&Lutherie、Simon&Patrick、Norman、
LaPatrie、Richmond ブランドを全世界に向けて生産しております。
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続いてLuthier Research&Development Daniel Fiocco氏、Art Director Katherine Calder-Beckerさん
Richmond工場長 Electric Plant Manager Renaud Goyette氏からお祝いのメッセージを戴きました。
Renaud Goyette氏が手に持っている美しいサンプル材は?!
イケベグランディ&ジャングルにプチGodin&GR-20GKモニターセット設置!
レコーディング&ライブでの使用が多いゴダン・エレクトリックアコアースティックギターをより
自然な音でチェック出来る様に、専用モニターセットを設置致しました。
PCへ直接繋いでの楽曲製作時と同様に一般的なミキサーと手頃なパワードスピーカーで、敢えて良い音と言うよりは、
ゴダンそのものの自然なサウンドがチェックできる様にして、GK対応機であればGR-20GKも即鳴らせます。
ナイロン弦やスティール弦もリアルなサウンドで、自宅の環境と同様なチェックが出来ます。
ゴダンギター本体もほぼ全機種展示してありますので、シビアなチェックでお気に入りの一本を見つけて下さい。
「Player 2011年6月号 P36~P37のジョン・マクラフリン」インタビュー必見!
2年ぶりに『トゥ・ザ・ワン』をリリースする、ジョン・マクラフリンのインタビューでは、愛用するゴダンFreway SAの使用
する理由と、13ピンとMIDIアウトの混同がありますが、インターフェイスのRoland GI-20の使用と、
PCに搭載したLogic8の音源などについての発言は興味深いものがあります。
昨年のチックコリアとのライブも見ましたが、全てゴダンFreway SAでの演奏でした。
新作と共に又来日を切望致します!
2010 NAMM SHOWでPatric Godinへ「IKEBE 35th ANV Tシャツ」をプレゼント!
昨年のプレミアムギターショウで来日を致しました、
Godin社国際営業部長の「Patric Godin氏」へNAMM SHOWの会場で「IKEBE 35th ANV Tシャツ」をプレゼント致しました。
パトリック氏は15年前に来日した際にプレゼントされたIKEBE 20周年記念のTシャツも大事に所有されておりました。
イケベスタッフがカナダのGodin社を訪問した時に、プレゼントされたTシャツを見せられました。
こんなにも温もりのある人たちと、熱い絆で結ばれたGodinとIKEBEの関係が感じられるシーンをご覧下さい。
Godin社国際営業部長の「Patric Godin氏」が来日!
The No,1 Godin Dealer in Japanの池部楽器店スタッフと親交を深めました。
The No,1 Godin Dealer in Japanの池部楽器店スタッフと親交を深めました。
左から横田さん、パトリック氏、ガブリエルさん、イケベスタッフ菊地。
又、11/5~11/8にパシフィコ横浜で開催された
「Premium Guitar Show」での「Premium Guitar Seminar」で
Fried Prideの超絶技巧のギタリスト横田明紀男氏の流麗なデモ演奏が
行われ、多くの参加者を歓喜させると共に、
ナント!ミニウエーブまで巻き起こってしまいました。
Godin 新製品のDuet Ambianceを使い、曲はあの「スペイン」!
Multiac Jazzではタッピングやハモニックスを多用したダイナミックかつ
繊細なプレイはロックミュージシャンにも負けない熱い血を感じさせる
演奏でした!
更に当日のサプライズゲストの宇崎竜童氏が会場に来て
おりステージに飛び入り乱入!
横田さんとも時々一緒にデュオでライブを演っているそうですが、阿吽の
呼吸で繰り広げられるGodin Duet Ambianceの素晴らしいサウンドと、
宇崎竜童氏の熱唱は当日セミナーに参加できた方のみの
至福の時間でした。
祝!来日!John McLaughlin!
Chick Corea and John McLaughlin Five Peace Band!
遂に来日を果たしたジョン・マクラフリン!
1969年トニー・ウィリアムスの「ライフタイム」での超絶プレイは当時のギタリストの度肝を抜かし、その後マイルス・デイビスの「In A Silent Way」、「Bitches Brew」などへの参加で、マイルス本人からも高い評価を受ける。その後インド音楽への深い傾倒からマハヴィシュヌ・オーケストラでJerry Goodman、Jan Hammer、Rick Laird、Billy Cobhamという、稀代の演奏者との想像を遥かに超えるギタープレイを放ち、重複する時期もあるがシャクティーでアコースティックギターを遣い、音楽的カテゴリーを越えた世界観を創出した。
1973年のCarlos Santanaとの「Love Devotion Surrender」にてJohn ColtraneのA Love Supremeのカバーは、ジャズミュージシャン以外にも衝撃を与え、その後1979年Paco De Lucia、Larry Coryell(後にAl Di Meolaとメンバーチェンジ)とのスーパー・ギター・トリオで繰り広げられたアコースティックワールドは、再び多くのギタリストに感嘆をもたらしました。
2007年にマクラフリンの意向で再発売された1979年録音の「Trio of Doom」は、Jaco Pastorius、Tony Williamsとの鬼気迫る演奏が、当時の溢れるエネルギーを感じさせます。
神に一番近づいたギタリストは、その筋では泣く子も黙るTrilok Gurtu、Kai Eckhardt 、Dominique Di Piazza、と1989年「John McLaughlin Trio Live」などの作品を発表、その後ロンドン交響楽団との共演やBill Evansに敬意を表した「Time Remembered Bill Evans」を放つ!又、この時期と前後して既にアコースティック・ギターにギターシンセドライバーを搭載して、ギターサウンドの更なる高みを目指しておりました。
1995年、ここまでの集大成的作品「The Promise」では共演ミュージシャンの凄さに驚かされますが、Jeff Beckとのギターバトルも話題でした。
更に1997年「The Heart of Things」でのDennis Chambers、Matt Garrisonのリズム隊とJim Beard、Gary Thomasとのアンサンブルは、「甦るマハヴィシュヌ・オーケストラ」と評されています。
近年ではパーカッションのZakir Hussainと、Godin LGXTを抱え傍らにMACを配した美しいライブ画像があり、2004&2007年のEric Clapton主催のCrossroad Guitar Festivalへの出演でGodin Freeway SAを弾きまくる姿が印象的でした。そして、2007年のJohn McLaughlin and The 4th Dimensionでのワールドツアーを行い、今回、待ちに待った久々の来日!CHICK COREA & JOHN McLAUGHLIN FIVE PEACE BAND with CHRISTIAN McBRIDE、KENNY GARRETT & BRIAN BLADEのワールドツアーで、40年間常に進化し続ける驚異のギタリスト・John McLaughlinの神業を拝んで来ました!
遂に来日!
CHICK COREA & JOHN McLAUGHLIN FIVE PEACE BANDのBlue Note Tokyoのライブに2/2と2/8に行って参りました! 神は実在しました!
2/2のセットリストは
1.RAJU 2.THE DISGUISE 3.NEW BLUES, OLD BRUISE
4.SPIRIT RIDES 5.IN A SILENT WAY
オープニングからBrian Bladeのトップシンバルのレガートに興奮の度合いは、既にフルテンになってしまいました。McLaughlinは愛器Godin Freeway SAを抱えとても67歳とは思えないオーラを発し、Chick Corea、Christian McBride、Kenny Garrett、Brian Bladeとの華麗なるインプロビゼイションが繰り広げられ、会場全体を至福の時にしてしまいます。
驚きはGodin Freeway SAはラインでステレオで繋がれておりました。
Blue Noteの音響は上質なミュージシャン御用達のクラブだけあり、感動もののクリアなサウンドが詰め掛けたオーディエンスに降り注ぎます。
1stステージ終演後 McLaughlinとお会いして、今回の来日記念で製作した
”John McLaughlin&Godin”パネルにサインを戴きました!
「To IKEBE Thanks・John McLaughlin」!
ありがとう!John McLaughlin!
この全てに達観した様な透き通る美しい瞳の持ち主が、あのめくるめくギタープレイをする人物とは!驚きのギターサウンドに対して、探求を止めない孤高のギタリストは純然たる紳士でした。
別の画像でチラリと見える左手のカラフルな時計がお洒落です。
John McLaughlinの栄光の経歴に関しては概ね記しましたが、
書き切れない驚きのミュージシャンとの共演や作品があります。
John McLaughlinをもっと詳しく知りたい方は
「JAZZ GUITAR BOOK Vol20」(左写真)と
[John McLaughlinオフィシャルサイト]
URL
https://www.johnmclaughlin.com/
◇Steve Stevens来日公演で
イケベグランディオーダーのトランスブルーACS/FATを使用
トランス界のカリスマ!「Juno Reactor」の国内では希少なライブに、Godin ACS/FAT遣いとしては有名なSteve Stevensが来日メンバーとして、
10/7東京 品川プリンス、10/8大阪スタジオパルティッタで公演を行いました!
今回、そこで使用されたのは、イケベ渋谷オーダーのACS/FAT Trans Blueなのです。
この画像は、直前のリハーサルでスペシャルカラーにゴキゲンな笑みを見せるSteve Stevensです。
ACS/FAT Trans Blueはやはり、10/7&8の池袋サンシャイン2006「プレミアムギターショウ」へも同型が展示されました。
Godin
ACS/FAT Trans Blue Shibuya-Mod
イケべ特価¥SOLD