Kemper Profiling Amplifierとは
サウンドの先進国ドイツから突如現れたデジタル・ギター・アンプ『Kemper』
最先端の技術から生まれた革新的な機能と脅威のサウンドクォリティ/豊富なアンプコレクション/エフェクトサウンドを搭載。
国内外問わず多くのミュージシャン~エンジニア等から賞賛されており、国内外問わず様々なジャンルで活躍するプレイヤーが絶賛する次世代ギターアンプ。
使用者は自在にそのサウンドをコントロールし、唯一無二のロック・サウンドを得ることが出来ます。
Kemperの特筆すべき機能として「Profiling」が挙げられます。
「Profiling」とは特定の真空管アンプのサウンドとフィーリングを取り込む独自の画期的な技術。
プロファイリングしたサウンドはKemper本体でトーン補正と言った様々な操作が可能となっており、お気に入りのアンプをプロファイリング管理し様々なフィールドでそのプロファイリングサウンドを呼び出し使用することが出来ます。また、アンプサウンドだけでなく、キャビネット、エフェクターと言ったサウンドメイクに必要不可欠なサウンドも搭載し、この一台でライブにレコーディングに使用可能なシステムを構築させる事が可能となっています。日々更新されるアップデートによってよりパフォーマンスが向上する点もデジタル・ギター・アンプならではの機能となります。
究極の次世代ギターアンプ OVERVIEW
Kemper Profiling Amplifierの秘密に迫ります!下の画像の各部分をクリックすると、詳細が表示されます。
「Kemper RIG MANAGER 説明」
RIG MANAGERを使う事により、
Kemperをより便利に、
そして更に膨大な数の高音質のリグを試したり、ダウンロードしたり管理する事が可能です。
「パフォーマンス・モードの説明」
ライブパフォーマンスなど使い勝手やお好みで
リグを簡単に演奏する順に並べることが出来ます。
「リグのソート機能について」
本体に入っているリグの並べ替え、検索など
非常に便利な機能の説明です。
INPUTとNOISE GATE
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INPUTボタン
INPUTボタンを押すと使用するギターやベースに対する入力感度「Clean Sens」「Distorted Sens」を調節可能です。ギターなどのクリーンサウンド時とディストーションサウンド時の音量差を均一化し、ギター持ち変えなどの際にもそれぞれのギターに合わせたインプットプリセットを作成。ロックボタンを使用しリグはそのままでインプットプリセットを切り替える事も出来ます。
「Input Source」はKPAの入力場所を選択可能。フロントインプットやリア、デジタルインプットなどの選択が可能です。
「Input LED」はインプットレベルをLEDの色を表示し、グリーンからイエローまでがレベルアンダーとなりレッドはレベルオーバーとなります。
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NOISE GATE
ギターのノイズやハムノイズを非常にスマートに除去できます。よりクリーンなサウンドメイクが可能。もちろんセッティングはリグに保存可能です。
3つのセクション
‐ストンプ‐
■ストンプ・ボックス・エフェクトのセクション
A.B.C.Dの4つのストンプボックス・スロットを搭載し、以下のストンプ・エフェクトの設定/配置を行います。
・ストンプ・ボックス・エフェクト
ディストーション/ワウ/コーラス/フェイザー&フランジャー/コンプレッサー/EQ/ディレイ
・エフェクト・ループ
各エフェクトの分類は色分けされており、認識しやすくなっています。
‐スタック‐
■アンプ、EQ、キャビネットのスタック・セクション
プロファイリングによって解析されたアンプの特性(プロファイル)がこのセクションで設定し、ヘッドアンプとスピーカーキャビネットの組み合わせる事が出来ます。
既にヘッドアンプ、スピーカーキャビネットのアンプコレクションもプリインストールされていますので、プリセット内のアンプを自由にコントロールする事ができます。
‐エフェクト‐
このセクションでは、アンプ/キャビネットを通過した信号へさらに内臓エフェクトを追加することができます。ストンプ・セクションとは違うエフェクトモジュールをコントロールすることが可能です。
-『X』-
ストンプ・セクションと同じエフェクトを使用でき、このセクションではステレオ仕様で出力されるため、コーラスなどのエフェクトは臨場感が増し、ステレオ・イメージの強いサウンドを得られます。
-『MOD』-
このセクションもストンプ・セクションと同じエフェクトが使用できますが、コーラス/フランジャー/フェイザー/ロータリー/のモジュレーションいわゆる"揺れモノ系"エフェクトコントロールに特化したセクションになります。
-『DELAY』-
ディレイ・エフェクトのセクション。『Tap Delay』『Free Delay』『Analog Delay』この3タイプのディレイモジュールを選びキャラクターをコントロールします。
-『REVERB』-
リバーブ・エフェクトのセクション。『Room』『Hall』『ambience』等、数種類のリバーブ・エフェクトをコントロールできます。
‐専用ノブ‐
『MOD』『DELAY』『REVERB』のコントロールはフロントパネル上の専用ノブからもコントロール出来るため、その場でのリアルタイムな操作が可能です。
またディレイ/リバーブの残響音は、その時点で鳴っている残響音を残して次のリグやセッティングに切り替わります。(スピルオーバー)
MODE
“TUNER”モード
Kemperに搭載されているチューナーは常に使用可能となっていますが、チキンノブをTUNERモードにセットしチューニング・モードへ入るとディスプレイに大型チューナーのモードが表示され、より精度の高いチューニングを行うことが可能となります。
“BROWSER”モード
リグ(プリセット)の編集を行うベーシックなモードです。リグを編集したい場合はこのモードから気に入ったサウンドプリセット(リグ)を選び、各セッティングや管理を行います。
“PERFORM”モード
このモードでは、ライブ演奏の際に適した設定とコントロールができます。複数のリグを一つに纏めたものが『パフォーマンス』といい、各パフォーマンスには5つのリグが入ります。1つのパフォーマンスのスロットにリグを纏めフットスイッチやMIDIコントローラーを使用することで演奏中、瞬時にリグの切り替えを出来ます。
“PROFILER”モード
「Profiling」機能を使用する際はこのモードで設定し、Profiling Assistant (プロファイリング・アシスタント)に沿いながら「Profiling」を行います。
多彩なアウトプット
■OUTPUT
KPAのマスターヴォリュームやアウトプット・ルーティングなどの設定を行います。KPAには多彩なアウトプットが用意されており、RECからスタジオ、ライブまで使用するシチュエーションに合わせてセッティングを行うことが可能です。各アウトプットは、シグナル・フローの多くのポイントから信号をルーティングさせることができます。
■MASTER VOLUME
KPAのマスターヴォリュームを設定できます。
■TAP
楽曲のテンポによって決まるパラメーターの設定が可能。TAPボタンを押しテンポ入力する場合やBPMを入力するなどが可能です。
フロントパネル
■フロントパネル
現在の設定状況やアンプ、エフェクターの表示などKemperを操作する上で必要不可欠な情報を表示するパネルです。
■4つのミニボタン
フロントパネル上部に表示されているタグの選択ボタン。
■TYPEノブ
エフェクターのエディット時にこの「TYPEノブ」でエフェクトの切り替えが可能です。例えば、ストンプエディット時にこの「TYPEノブ」を回すと、ディストーション、コンプレッサー、モジュレーションエフェクトが選択できます。その他にも膨大なリグをイージーに呼び出せるようカテゴリーでまとめた「Views」のコントロールにもなり、「Favorites」、「Just Bass」と言ったカテゴリーを呼び出す事により使用頻度の高いリグを簡単に呼び出す事が可能です。
■BROWSEノブ
「BROWSERモード時」は選択可能なリグ全てをリスト表示してそのリストから選択ができます。「パフォーマンスモード」時には、プレイヤーが保存したパフォーマンス・プリセットを呼び出しが可能です。
■TAP
楽曲のテンポによって決まるパラメーターの設定が可能。TAPボタンを押しテンポ入力する場合やBPMを入力するなどが可能です。
■STORE
エディットした内容を保存する際に使用します。ローカル・プリセットとしてやリグとして保存するなど保存方法をプリセットの使用用途に合わせて保存が可能です。
■UNDO・REDO
「BROWSERモード時」は選択可能なリグ全てをリスト表示してそのリストから選択ができます。「パフォーマンスモード」時には、プレイヤーが保存したパフォーマンス・プリセットを呼び出しが可能です。
■TAP
楽曲のテンポによって決まるパラメーターの設定が可能。TAPボタンを押しテンポ入力する場合やBPMを入力するなどが可能です。
■EXIT
操作を途中でキャンセルする時や通常のプレイページに戻ることが可能です。
■PAGE
フロントパネルのパラメーターが複数のページにまたがっている場合にページを切り替える事が可能です。
■アンプ・セッティングノブ
プロファイリングされたアンプのセッティングを面倒な操作無くコントロールを直感的に行えます。