今年もやって参りますディバイザー大商談会。
なにやら予告ページが公開されており、お馴染みの桜をモチーフにしたニューモデルがちらっと顔を出し、次なる情報はまだかとよだれを垂らしながら過ごしております今日この頃。如何お過ごしでしょうか。|д゚)

そんな中、カタログモデルも良いんやぞ???っていうのを今一度振り返ってみようかと思います。

現時点で販売しておりますのは大きく分けてMCシリーズ、MTシリーズ、MJSシリーズの3種類となっており、MC1やMT1といったアルダーボディ採用のタイプとMC2やMT2といったアッシュボディを採用したタイプと二つのタイプのラインナップがございます。2の方がバージョンアップした新仕様!とかではございませんのでご注意を。
また大商談会をはじめ、数々のショーモデルの中にはカタログ外のJGタイプやMGタイプが出没するも注目ポイントの一つですが今回はMCシリーズ、MTシリーズ、MJSシリーズの注目ポイントに少し触れていきます。

何れも共通である1弦側のカッタウェイ部分、こちらはやや深めにカットが入っており従来のSTシェイプに比べハイフレットが引きやすい仕様になっております。ぱっと見だとあまり違いがわかりませんがそれが逆に良き。見た目に違和感を感じる事無くナチュラルに演奏性を底上げしております。プレートの落とし込み構造も相まってトラッドな見た目ながらも高いプレイアビリティを実現しております。
ハイフレットを引きやすくする手段としてジョイントを浅くする方法が思い浮かびますが、しっかりと深くジョイントしカッタウェイのみを広くとる事でネックとボディの接合部分の面積を減らす事無く安定したサステインと倍音成分を兼ね備えております。

ネック部分に注目すると指板と同素材にて施されたウッドバインディングに目を引きます。この湿度や気温の変化が忙しいというかやかましいというかのこの日本の環境下に合わせ、ひょっこりこんにちわしてしまうフレットサイドの飛び出しをクリアするこの構造。言わずもがな手間がかかるであろうこの構造をコストパフォーマンスを維持しながらも安心して長期的に使用する事が想定された設計には親しみが湧いてきますよね。

続いてMJSシリーズ。コチラは従来のMJMシリーズをMomose流にブラッシュアップした比較的新しいシリーズ。何より注目すべきポイントはプリセットパネルの内容の刷新です。ボディを正面から見て上から順にSeries/Parallel Switch、High-pass Filter、Low-pass Filterが搭載されおります。
お馴染みのフロントピックアップのプリセットからガラッと変わったこの仕様。プリセットは要らないけどコレが無いと見た目的に…。( ^ω^)なんて方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。自分自身そのタイプでありサウンドバリエーションが増え、また手元でサウンドの細かなニュアンスが調整出来る実用性に長けたアップデートが施されているかと思います。

さらっとご紹介致しましたが是非とも実際に弾いて体感して頂きたい逸品です。遠方の方もお近くにお立ちよりの際は試奏だけでも如何でしょうか。

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