イタリア発・高級電子ピアノ「DEXIBELL VIVO Hシリーズ」サウンド特集
2021年9月より国内発売となったイタリア発のプレミアム電子ピアノ「DEXIBELL VIVO Hシリーズ」。
芸術の国イタリアより生まれた本機は、正しく美術品を思わせる芸術的な外観を備え、演奏時に限らず、蓋を閉じた時にも見る者の心を捉えて離さない、ハイセンスなインテリアとしても機能します。
跳ね馬で知られる某高級車メーカーも手掛けたデザイナーによって生まれた事を知っていただければ、そのデザインの素晴らしさの一端をご理解いただける事でしょう。
しかしながら、外観の美しさが際立つ為に、演奏するまではその魅力を半分しか見ていただけないのも事実。
本特集では「VIVO Hシリーズ」で徹底的にピアノの音色に拘った「PLATINUM」ピアノライブラリから6音色をご紹介致します。
PLATINUMライブラリとは
標準のライブラリの3倍ものデータ量を用いて作られた贅沢な音色群です。
制作陣の微に入り細を穿つ名器の収録により、本物を思い起こさせる極めて芳醇で質量を感じさせる音色へと仕上がっています。
PLATINUMライブラリの名器6音色
Italian PLT:ショパンコンクールにも用いられているイタリアの高級ピアノメーカー「Fazioli」
French PLT:1800年代のPleyelを博物館より借り受け収録
Japan PLT:日本が世界に誇るピアノメーカー「Yamaha」
German PLT:世界3大ピアノメーカーの一つ「C.Bechstein」
Upright PLT:「Bechstein」のセカンドブランド「W.Hoffmann」
USA PLT:世界で最も名が知られる世界最高峰のピアノメーカー「Steinway & sons」
※DEXIBELL社として公式には正確な名称を掲示しておりませんが、上記のメーカーのようです。
この錚々たるピアノメーカーのサウンドが何と、このVIVO Hシリーズ1台でお楽しみいただけるのです。
この中でも特に珍しいのはイタリアの「Fazioli(ファツィオリ)」社と19世紀のピアノ「Pleyel(プレイエル)」ですね。
Library #1 : Italian PLT
Fazioli社のピアノの音色を収録
「Fazioli(ファツィオリ)」社は、2010年以降ショパンコンクールでも採用されるイタリアの高級ピアノメーカー。その極めてクリアなサウンドは高名なピアニストの愛機を置き換えさせる程の物でした。
そんなピアノ界の革命児であるファツィオリ社の社員がVIVOシリーズのサウンドを聴いて「これはウチのピアノの音だ!」と語った逸話も。
Library #2 : French PLT
ショパンが演奏していた、1800年代のPleyelを借り受け音色を収録
「Pleyel」は、ショパンが1800年代当時に演奏していた頃の実機を、寄贈されている博物館より特別に借り受け収録されたライブラリ。
当時のピアノは、現代に発達した華やかでまるでアスリートのようなパワーに溢れた物と比べてあまり全体的に音量は出ず、音域によって音量が異なる、小さい音の中での音色変化が多彩など、現代のピアノの感覚とは異なる物となっていますが、「Pleyel」でしか鳴らせない音色を今でも愛する人は多く、当時に思いを馳せて古楽器を主体として取り組む演奏家もいます。
Library #3 : Japan PLT
日本が世界に誇るYamaha社のピアノの音色を収録
日本人にとって最も馴染み深く、幼い頃から耳にしてきたであろうYamahaのピアノ。
Yamahaの持つ癖の無いサウンドはどのシーンでも用いられ、安定感の高さから国内外問わず広く愛されています。PLATINUMライブラリに収録されたサウンドからは、多くの方がイメージするあのYamahaの音色が感じられます。
Library #4 : German PLT
世界3大ピアノメーカーの一つ、C.Bechstein社のピアノの音色を収録
国内メーカーのC社が提携して収録したことでも知られる「C.Bechstein」社のピアノですが、PLATINUMライブラリにも独自に収録されています。
世界3大ピアノメーカーとして数えられるその品質、音色への飽くなき拘りが世界中のピアニストから支持されています。色鮮やかに、透き通るような響きをご堪能ください。
Library #5 : Upright PLT
C.Bechstein社のセカンドブランド、W.Hoffmann社のピアノの音色を収録
「C.Bechstein」社のセカンドブランドで、品質と価格を追求したシリーズで、唯一のアップライトピアノの収録となります。
ライブラリに収録されている「Fazioli」や「Pleyel」もめずらしいものですが、「W.Hoffmann」も他に収録されている電子ピアノは無いのではないでしょうか?
Library #6 : USA PLT
世界最高峰のピアノメーカー、Steinway & sonsのピアノの音色を収録
高級ピアノの代名詞として知られる、言わずと知れたピアノ界の王者。
煌めく高域とダイナミクス豊かなサウンドで世界中の一流ピアニストの期待に応えてきた、正に信頼と実績のブランド。もちろんPLATINUMライブラリでもそのサウンドを高精細に収録しています。
PLATINUMライブラリ使用時のご注意
データ容量が一つのライブラリあたり700MB~800MB程度と非常に大きいため、すべての音色を同時に入れておくことができません。
VIVO H10の場合、最大で4種類程度(VIVO H1の場合1~2種類)を追加することが可能ですが、他の音色と入れ替える必要があるので、PLATINUMライブラリについては気に入ったものを1~2種類程度の追加とするのがおすすめです。
(VIVO H10 は「Italian PLT」「USA PLT」の2種が初期状態でインストールされています。)
「VIVO Hシリーズ」で奏でる拘りのPLATINUMピアノサウンドライブラリ、いかがでしたか?
旗艦店イケシブ4F「あのぴあの」店では最上位モデル「H10」2台、「H1」1台を展示し、現在公開されている6種類すべてのプラチナムピアノサウンドの他、通常のライブラリまで幅広くお試しいただけるようになっています。
各社の魂まで感じられるような、高精細なピアノの音色を是非「あのぴあの」でご堪能ください。