2 系統の10 バンドEQ
EQ-200 は洗練されたデザイン、32bit/96kHz の高度な処理、そして超ローノイズ設計による優れた音質など、徹底的にこだわり抜いたスペックと、正確なトーン・コントロールを兼ね備えたイコライザーです。各EQ バンドは、最大で15dB までブースト/カットが可能。本体のレベル・スライダーにより、バイパス音との音量バランス調整を直感的に行うことができます。EQ バンドの中心周波数は、3 タイプから選択可能、エレクトリック・ギターはもちろん、アコースティック・ギターやベース、キーボードまで、あらゆる楽器に最適なイコライジングを行うことができます。
変幻自在のシグナル・フローとインサート接続
EQ-200 のシグナル・フローは高い汎用性を備えており、各EQ チャンネルをステレオ・リンク、または独立して使用することができます。また、外部エフェクトをインサート接続することで、そのエフェクトの前段と後段で独立したイコライジングをすることも可能。2 基のEQ を活用し、お気に入りのオーバードライブやディストーション・ペダルに一層磨きをかけることができます。シリーズ接続時は、前段のEQ でバッキング・サウンドを作り、後段のEQ で抜けの良いリード・サウンドに仕上げるなど、実用性の高い設定を行うことができます。
シンプルなインターフェイスと
視認性に優れたEQ ディスプレイ
EQ-200 は、直感的かつスピーディーなコントロールを実現するイコライザーの決定版です。10 バンドの中心周波数とマスター・チャンネル・レベルは、スライダーで直接調整することができ、また視認性に優れたディスプレイにより、EQ カーブの全体像が一目で分かります。2 つのチャンネルはパネル上の専用ボタンで瞬時に切り替えが可能。緻密なセッティングも瞬時に効率よく行えます。また、パネルロック機能により、パフォーマンス中のアクシデントによるセッティングの変化を防ぐことができます。
便利なメモリー機能
EQ-200 は4つのメモリーを装備しており、記憶した設定を瞬時に呼び出すことが可能です。また、パネル上の設定はマニュアル・セッティングとしても使用できるため、合わせて5 つのサウンドを使い分けることができます。 本体のフットスイッチは、メモリーの切替え、切替えるメモリーの範囲選定、或いは呼び出すメモリーの指定など、プレイヤーのニーズに合わせたアクションに変更することが可能です。
柔軟性の高いリアルタイム・コントロール
本体フットスイッチは、EQ のバイパスやメモリーのスクロールに加え、各チャンネルEQ のON/OFF、特定メモリーへのダイレクト・アクセスなど、任意の機能を割り当てることも可能です。また、外部フットスイッチを接続し、足元でコントロールする機能を拡張することもできます。エクスプレッション・ペダル接続時には、トータル・レベルをアサインし、ボリューム・ペダルとして活用したり、A チャンネルのみの音量レベルをコントロールするなど、緻密なリアルタイム・コントロールを実現します。省スペースなステレオ・ミニ・ジャック のMIDI 入出力端子を搭載し、外部MIDI コントローラーによる制御に加え、チェーン接続した複数の200 シリーズのメモリーを一度に選択することができます。
EQ-200 シグナル・フロー
パラレル接続、リンクON
ステレオEQ として動作します
パラレル接続、リンクOFF
独立した2 系統のモノEQ として動作します。
シリーズ接続
本体フットスイッチの設定をA とB にしておくと、
直列入力接続した2 台のモノEQ として動作します。