12種類の即戦力モジュレーション
MD-200は、コンパクトな筐体に12種類の高品位なモジュレーション・エフェクトを搭載しており、ペダルボードの限られたスペースにもスムーズに導入することができます。PHASER、FLANGER、VIBRATO、TREMOLOに加え、BOSS最先端のCHORUSとビンテージのCE-1 CHORUSを搭載。VINTAGE PHASERとCLASSIC VIBEは、それぞれの効果に相性の良い歪みを加えることができる高い汎用性を備えています。また、ギター・サウンドにリズミカルなグルーヴを与えるSLICERや、新たな倍音を付加するOVERTONEを駆使し、オリジナリティあふれるサウンド・メイクも実現可能。AUTO WAHは、楽器にあわせて緻密な調整ができるだけでなく、エクスプレッション・ペダルを接続することでペダル・ワウとしても使用できるため、表現の可能性はさらに広がります。
直感的に調節が可能なインターフェイス
MD-200は、シンプルかつ直感的な操作性により、イメージしたサウンドを即座に作り上げることができます。RATE、DEPTH、E. LEVELノブでベースとなるモジュレーション・サウンドを構築。各モードで異なるパラメーターを変更する3つのPARAMノブでサウンド・キャラクターに色付けをすることにより、本体パネル上の操作だけでサウンド・メイクが可能です。各モードで割り当てられているパラメーター名は、RATEノブを押しながら回すことで画面に表示されます。また、RATEは、フットスイッチをタップしてリアルタイムに設定を変更することができます。拍子の変更もTAP DIVISIONボタンを押すだけで簡単に行えます。
便利なメモリー機能
MD-200は4つの内蔵メモリーを搭載。お気に入りの設定を保存し、演奏の際に即座に切り替えることができます。また、パネル上の設定はマニュアル・セッティングとしても使用できるので、最大5種類のサウンドを使い分けることが可能。本体のフットスイッチでメモリーの切り替えができ、使用するメモリーの範囲を例えば1~3に限定、あるいは直接特定のメモリー3を呼び出すなど、プレイヤーのニーズに応じたアクションに変更できます。
インサート接続について
一般的にAUTO WAHは歪みペダルの前段に、CHORUSは歪みペダルの後段に配置します。また、PHASERやFLANGERは歪みの前後どちらに設置するかによりサウンドが大きく変わります。MD-200はインサート・ループ機能により、外部エフェクトの接続位置を設定してメモリーごとに保存できるため、1台で柔軟なサウンド・メイクに対応することができます。
柔軟性の高いリアルタイム・コントロール
本体のフットスイッチは、エフェクトのON/OFF、メモリーの切り替え、タップ・テンポの入力に加え、必要に応じて様々な機能を割り当てることができます。外部コントロールの拡張性も高く、フットスイッチやエクスプレッション・ペダルの増設により、モジュレーション・サウンドをさらに自由にコントロールすることが可能。また、省スペース設計のステレオ・ミニ端子のMIDI入出力を装備しているため、複数の200シリーズのメモリーを同時に切り替えたり、BOSSのEFFECTS SWITCHING SYSTEM ESシリーズを使用して統合的にコントロールすることもできます。