EMG-89の内部にはシングルコイルとデュアルコイルが組み込まれており、 それぞれが独立したアウトプットを持っています。
シングルコイルモードはアルニコマグネットを重ねたEMG-SAから、デュアルコイルモードはアルニコマグネットを使用した2つのコイルから構成されています。
サウンドはEMG-85とほぼ同じになるようデザインされています。
プッシュ/プルのボリューム(またはトーン)によりシングルコイルのクリアなサウンドと ハムバッキングの太いサウンドの切り替えができます。 もちろんどちらのモードでもほとんどノイズはありません。
出力が独立しているので、SPCプレゼンスコントロール、EXGエクスパンダー、 PA-2プリアンプブースターなど、さまざまなEMGアクセサリーサーキットが有効に使えます。 シングルコイルとデュアルコイルのどちらに接続するか、あるいは両方の出力に加えるか、 その選択も自由自在です。