ディバイザー大商談会2023選定品
・新たなトーンウッド『Coffee Tree』
トップに用いられているのはアメリカ中東部原産の「Coffee Tree」です。硬度がありながらも軽いという珍しい木質を持っており、レスポンスの早い軽やかなトーンが特徴です。
元々はネイティブアメリカンがこのCoffee Treeからとれる豆を調理して食用にしたり、飲料にしていました。コーヒーを飲む文化を持つヨーロッパからの入植者たちが、ネイティブアメリカンのこの風習を見て、コーヒーの代替品として豆を焙煎してコーヒーのように嗜んだということが、このCoffee Treeの名称の由来です。
現在流通しているコーヒーの原材料であるコーヒーの木とは異なる種類ですが、コーヒーを飲む習慣と結びついていたこのCoffee Treeの出自とその独特な木質に惹かれ、私たちはこの材を用いた楽器を開発しました。
このコーヒーツリーが木材市場に出品されているのを聞きつけ、飛鳥工場が仕入れたことから新たな挑戦【コーヒーギター】の製作が始まりました。
・コーヒーギター初のエレキギター
これまで、コーヒーツリーを使用したアコースティックギターを製作したことはあったのですが、コーヒーエレキギターの制作に至ったのは本機が初。
その素体となったのはFホールの空いたホロウボディ構造や25インチスケールなどといった個性的な仕様が魅力的なイベント限定生産モデル『ROSETTA VESSEL』。
Deviserが送るオリジナリティあふれるユニークなモデルをご堪能下さい。
・カフェラテテイスト
個人の嗜好によって、テイストを選ぶ面白さこそがコーヒー、そしてコーヒーギターの最大の魅力でもあると言えます。
今回のコーヒーギターには、CLB(カフェラテバースト)・FBK(深煎りブラック)の2パターンのテイストをご用意しました。
テイストによって、ギターの仕様が異なることで弾き手の趣向にあった音色とスタイルを得る事ができます。
本モデルは甘くメロウなカフェラテテイスト仕様となっております。
・カフェラテバースト
比較的木地の白いコーヒーの木の自然な質感を生かしながら、カフェラテの様なミルク感を感じる本モデル限定の『カフェラテバースト』カラーを採用しました。
コーヒー豆を模したポジションマークは主張しすぎず、しかし遊び心も忘れないデザインに。
コーヒーブレイクにふと爪弾きたくなるような、日常に溶け込むルックスになりました。
・P90タイプピックアップ『STP-1』
カフェラテブレンドにはディバイザーのオリジナルP-90タイプピックアップ『STP-1』を搭載。
ワイドターンのP.U特有のキレと奥行きが共生したネックポジションでのトーンもさることながら、ドライでチャンキーなブリッジポジションとのミックストーンは高い汎用性と表現力を与えてくれます。
歪みの乗りも良いため、オーバードライブサウンドやディストーションの効いたサウンドとも相性良く仕上がっています。
S/N 458
Weight≒2.71kg
Specification
Body Top: Kentucky Coffeetree
Body: African Mahogany1P
Neck: African Mahogany1P
Fingerboard: Ebony
Nut: Bone
Bridge: GOTOHGTC101
Machineheads: GOTOHSG381-EN07 HAPM
Fret: JESCAR9662NS
Pickups: Deviser STP-1
Controls: 1Vol, 1Tone, 3Way Switch
Scale: 635mm(25inch)
Width at Nut: 42mm
Fingerboard Radius: 310R
Finish: Top Lacquer
Strings: Elixir NANOWEB Light(.010-.046)
ハードケース、六角レンチ、保証書付属