『Jazzmaster(ジャズマスター)』のデビューは1958年。1970年代後半までオリジナルスペックのリリース期間、決して安定した人気とセールスとはいえなかったようですが、リプレイスメントパーツの進化などによりアレンジの幅も広がり、再び人気が急上昇、現在ではプロの現場でも数多く見かけるように、実戦でも活躍してくれるギターとして年齢性別問わず幅広い人気を得ています。ギター界においてメジャーモデルに成り上がった感はありますね。
今回入荷は1959年ごろ出荷、オリジナルアッシュボディ/ブロンドカラーにアノダイズドアルミニウムピックガード、そしてスラブローズウッドフィンガーボードというレアスペック満載のたいへん貴重な1本となっております。
【ボディ】
全体重量は約3.6kg。スワンプアッシュ材のボディは50年代らしい深みのあるブロンドカラーに彩られます。リアピックアップ下に【11/58】のデイティング、いちど3ピックアップ仕様にコンバートされたようで中央付近にザグリと、それに伴い13ホールのピックガードに交換された形跡がみられますが、オリジナルのキャビティルーティングの形状はしっかりと9ホール期のものとなっております。年式相応のウェザーチェック、打痕、キズ部分のタッチアップ跡、ベルトバックルによる塗装剥げ、金属パーツの錆びやくすみが少々みられ、比較的きれいながらもヴィンテージギターらしい素晴らしい雰囲気が魅力のひとつでしょう。
【ネック】
ネック材はメイプル。フィンガーボード材はスラブ貼り(平貼り)の、言わずと知れた素晴らしいローズウッド。ヘッドのブランドロゴは、モデル名が消えてしまっておりますが、スパゲッティロゴやジャズマスター独特のマークは残っています。ネック裏の使用による塗装剥げのため、ヴィンテージらしいサラッとした手触りとなっております。その他ヘッドまわりのキズや年式相応のウェザーチェック、金属パーツのくすみがみられ、ボディ同様ヴィンテージ楽器らしい素敵な雰囲気です。チューナーは巻きの手ごたえに若干のバラつきがみられますが、しっかりと機能します。フレット/ナットは交換済み、ローフレット付近の7.25インチからエンド方向へ緩くなるコンパウンドラジアスに指板調整済みで、プレイアビリティはとても良好です。ヘッド厚13.8mm、ナット幅は42.3mm。比較的しっかりとしたネックシェイプが特徴です。
【電装系】
コントロールはジャズマスターおなじみの【3wayピックアップセレクター/マスターボリューム/マスタートーン】【ネック(フロント)ピックアッププリセットモードスイッチ/プリセットボリューム/プリセットトーン】の2セクションで構成されています。ピックアップは当時のブラックボビンをしっかりキープ。コントロール系のパーツはピックアップ含め当時のコンディションをキープしています。
ワイドでフラットなコイル構造により、輪郭のはっきりしたクリアで奥行きのあるトーンをベースに、アノダイズドアルミニウムピックガードとスワンプアッシュボディの組み合わせによる、きらびやかで芳醇な倍音感とハリのある立ち上がりが際立つサウンドが特徴です。フロントではウォームかつ甘美なジャズトーン、リアでは歯切れよくエッジの効いたサウンドをアウトプット。プリセット回路に切り替えることで、よりダークでメロウな質感を瞬時に呼び出すことができ、多彩な表現力を備えています。
付属品:Fenderツイードハードケース
Weight:3.6g
Body Material:Ash w/Anodized Aluminum Pickguard 9 hole
Neck Material/Scale:Maple 1 piece/648mm(25-1/2inch)
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Rosewood flat(Slab) laminate/Clay dot/ 184.15~304.8mm(7.25~12inch)
Nut Width/Fret Size(width):42.3mm(replaced)/2.7mm(replaced)
Neck Thickness(1F/7F/12F):19.8mm/22.7mm/24.3mm
Pickup(Neck/Bridge):Fender Jazzmaster Black Bobbin (6.55kΩ/6.85kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通しての計測となります
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