現地USA工房に赴きオーダーしたマスタービルダーモデル!ジェイソン・スミス氏製作のカスタム63ストラト!
厳選された木材は、ボディに1956年シェイプのアルダー材を採用。ボディ同様に厳選されたネック材には クウォーターソン(柾目)・メイプルを使用し、指板材にはラウンド貼りのローズウッド、指板ラディアスは9.5R、フレットには高さのあるナロー/トールサイズを採用しています。
ボディ&ネックフィニッシュはヴィンテージ同様にオールラッカー塗装で、ネックはわずかに塗装を曇らせたスライト・サテン・フィニッシュを採用しています。レリック仕上げにより、ボディには規則性の無いウェザーチェックが入っており、所々に塗装剥げが見られる仕上がりです。
ネックグリップは60年代前期のモデルに多く採用される 60 Style Oval Cシェイプ仕上げを採用。カスタムショップの中でもスリムな形状で、全体的にさほど太さを感じないグリップなので、多くの方が握りやすいと感じる形状をしています。
ハードウェアには PAT.PEND.刻印サドル を採用したシンクロナイズドトレモロ、マシンヘッドはヴィンテージタイプのクルーソンペグを採用しています。また、こちらはわずかに酸化処理をした Closet Classic 仕上げを施しています。
これらを組み合わせた生鳴りだけでも本体そのものによるアコースティックな鳴りを感じられ、これぞまさしくマスタービルダーモデルと言える完成度です。
ピックアップは ホセフィーナ・カンポス氏 が手掛けたハンドワウンド(手巻き)の Fat 64 Strat Single-Coil ピックアップを採用。
ヴィンテージ市場でも評価の高い1964年製のピックアップですが、こちらはファットシリーズにカスタムされ各ポジションでミッドレンジにフォーカスされたサウンドを持ち、ブリッジピックアップ単体でもミックストーンのような倍音を感じることができます。タイトな立ち上がりで、エレキギターの美味しいツヤとコシ(芯)がある万能なシングルコイルに仕上がっています。
またミドルピックアップは逆巻逆磁極仕様となっているので、ミックスポジションでハムキャンセル効果によりノイズを軽減しています。
コントロールは Vintage Modified Strat #1 を採用。
こちらはトーンにそれぞれのポジションにマッチしたコンデンサーを使用し、ネック&ミドルトーンとブリッジトーンの各ポジションに適正なコンデンサー数値を選択して全体のトーンバランスをとっています。トーンカットした際のサウンドも魅力の一つで、一般的なコンデンサーに比べて中域辺りが残り細くなりすぎないトーンが特徴です。
またホセフィーナ氏によるピックアップの完成度も相まり、どのポジションでもトーンコントロールによる多彩なサウンドを奏でられるので、そのポテンシャルはシングルコイルとは思えない程の音色の幅を備えています。
作りこみ、弾き心地、サウンドの全てにジェイソン・スミス氏のノウハウが散りばめられた、まさしく本物のストラトと言える逸品です。
【Jason Smith】
フェンダー社の伝説的なR&DスタッフDan Smithを父に持つベテランビルダーのジェイソンは、フェンダー製品に囲まれて育ちました。「父の仕事の関係もあり、僕は小さい頃からフェンダーのクラフトマンシップには興味を惹かれていたんだ」と語るジェイソンは、ニューヨーク州ローチェスターで生まれのカリフォルニア育ち。
エリック・クラプトンやイングヴェイ・マルムスティーン、ジェフ・ベック、ロベン・フォードなど、幼少より父の元を訪れる偉大なミュージシャンたちを目の当たりにしてきました。初の大規模なコンサート体験は、6歳の時に観に行ったRush。公演後に父とゲディー・リーの楽屋を訪れたことを今でも覚えています。ティーネイジャーになる前からピンク・フロイドやZZトップなどのメジャーなアーティストのコンサートを多数体験する恵まれた環境に育ったとジェイソンは当時を振り返ります。
ロックミュージックとフェンダーのカルチャーを吸収しながら青春時代を過ごしたジェイソンがCustom Shopに加わったのは1995年のこと。かの名高いSenior Master Builderジョン・イングリッシュに5年間師事し、自身がMaster Builderへと昇格したのが2006年。
ジョン・イングリッシュの元で様々なギター製作に携わりながらも、手掛けてきたギターの中でも特に印象に残っているものの一つがストーン・テンプル・パイロッツのギタリスト、ディーン・デレオ用に製作したダブルネック・ストラトキャスターです。その後もジョン5、マイケル・ランドウ、フリー、ジョシュ・クリングホッファー、ゲディー・リー、スティーヴ・ハリス、レジー・ハミルトン、リンキン・パーク、ケニー・ウェイン・シェファード、ネオン・トゥリーズといったアーティストたちのために数多くの楽器を製作してきています。
【Fender Custom Shopとは】
フェンダー社が仕入れた木材の中から厳選されたマテリアルを用いて、昔ながらのハンドクラフトと高い製作技術でフェンダー・ブランドにおける最上級のギターを製作するために1987年に設立されたセクション。
長い歴史を誇るフェンダー社の伝統と技術を受け継いでいるセクションであり、マスタービルダーシリーズのような世界に1本しか存在しないモデルを始めとし、限られたスタッフにより組み上げられたカスタムショップならではのラインナップはまさに最上級であり最高級。
製作に使用される道具の数々は、1950~1960年代当時に使用されていたジグなどを使用。フェンダーギターのノウハウを熟知したスタッフ達のこだわりによって生み出される楽器は、弾き手を満足させる極上のクオリティとサウンドを誇り、生涯つきあうことのできる頼もしい相棒となることでしょう。
S/N: JS0701
Weight≒3.39kg
SPEC
Body: Alder 2-Piece
Neck: Quartersawn Maple, 60 Style Oval C-Shape
Fingerboard: Rosewood, 9.5 Radius
Nut: Bone, 1.65 inch(41.91mm)
Frets: 21F, Narrow Tall #6105
Tuners: Vintage-Style
Pickups: Custom Shop Josefina Hand-Wound Fat 64 Strat Single-Coil(Neck, Middle RWRP, Bridge)
Pickguard: 3-Ply Parchment
Switch: 5-Way
Controls: Vintage Modified #1: Master Volume, Tone(Neck, Middle), Tone(Bridge)
Bridge: American Vintage Synchronized Tremolo
Finish: Nitrocellulose Lacquer
Case: Custom Shop Blonde Hard Case