■主な特長
1.さらに進化したサウンド
『THR』シリーズは、ギターとオーディオを同時に高音質で、かつオーディオソースにギターがミックスされているかのような一体感を実現しながら出力し、既存の練習用アンプにはないサウンドに高い評価を得て参りました。
この度、定評のあるリアルなギターサウンドに関しては、ヤマハ独自の最先端モデリング技術「VCM」テクノロジーを用い再度モデリングを行い、よりリアルなアンプサウンドへと昇華させました。
また、方向性の異なる「Classic」「Boutique」「Modern」3 つのアンプモードを設け、きらびやかなクリーンから激しいハイゲインサウンドまでをカバーする計15 種類のギターアンプモデルを搭載し、サウンドバリエーションの幅が広がりました。内蔵エフェクトも再度モデリングを行い、直感的に操作できる高品位なエフェクトを8 種類搭載しています。
また、オーディオサウンドについては、オーディオ機器での経験を生かし、出音に直結するスピーカー構造を一から見直すことで、より音圧のある低音域の再生が可能となりました。ギターアンプでありながら、オーディオ再生においても低音域から高音域まで音源の持つニュアンスを忠実に再生可能です。さらに、独自開発による「エクステンデッドステレオ」効果も備えており、本体よりも外側にスピーカーが存在するかのような広がりある高音質のサウンドを実現しています。
2.フルワイヤレスギターアンプ
現代のギタリストの多様なニーズにマッチするように多くの機能を搭載しました。ギターワイヤレス機能、Bluetooth機能、充電式バッテリー、専用エディターアプリ「THR Remote」を活用することで、「THR-II」本体をお好みの場所に置くだけで、ケーブルにとらわれることなく、自由に快適なギター演奏を可能にします。
(II) Bluetooth機能搭載 ※全モデル搭載
お手持ちのスマートデバイス等から高音質な音楽再生をワイヤレスで行うことができます。さらに互換性のあるサードパーティー製のBluetooth 対応フットコントローラー(別売)を使用すればケーブルを繋がずとも音色の切り替えやエフェクトのON/OFF が可能となります。
(III) 充電式バッテリー搭載 ※THR30II Wireless/THR10II Wireless のみ
「THR30II Wireless」と「THR10II Wireless」はリチウムイオン充電池を搭載しており、電源コードや乾電池を使わず内蔵バッテリーで駆動可能です。(※フル充電の状態で連続約5 時間の使用が可能。)
屋外や小規模なライブステージなど、同時発売のTHR専用キャリングケース「THRBG1」と組み合わせれば、いつでも、どこにでも気軽にTHR のサウンドを持ち運ぶことが可能です。
(IV) 専用エディターアプリ「THR Remote」 ※全モデル使用可能
モバイルデバイスからのリモート操作を可能にするiOS/Android 対応のアプリ「THR Remote」を使用することで、手元のスマートデバイスでより詳細な音色のエディットや、本体では操作できない追加パラメーターを簡単にコントロールできます。(Windows/macOS 用エディターアプリもご利用いただけます)
3.洗練されたデザイン
THR はギタリストならではの価値観を大切にしデザインを追求してきました。真空管アンプを彷彿とさせる筐体内部のオレンジのイルミネーションや、スイッチ、ノブなどのコントロールパネルのデザインを一部刷新しながら、アナログ機器のようなシンプルで直感的な操作性を持たせたヴィンテージモダンなテイストのデザインにまとめています。
4.拡張性の高い多様な機能
全モデル、USB クラスコンプライアント対応のUSB 端子搭載により、ドライバーを要すること無くWindows/Mac PC やモバイルデバイスと簡単に接続でき、録音用のオーディオインターフェイスとして『THR-II』を手軽に使用可能です。さらに、Steinberg社の音楽制作ソフトウェア「Cubase AI」と「Cubasis LE」のダウンロード版ライセンスが付属しており、ギター演奏だけでなく最新のレコーディング・音楽制作環境をお楽しみいただけます。