WALRUS AUDIO
MERAKI Stereo Analog Dual Delay

MERAKIは8個のMN3005チップを使用したハイエンドのステレオアナログディレイです。
パラレル、ピンポン、シリーズディレイモードで 1200ms のディレイタイムが可能な温かみのある豊かなリピートを作り出します。
左右のチャンネルのディレイタイムとモジュレーションを独立して制御して、シンコペーションのリピートを作成したり、クラシックなディレイサウンドの同じタイミングにロックしたりと、創造欲を掻き立てる極上のペダルに仕上がりました。


■CONTROLS
Mix : 左右両チャンネルのリピートの全体レベルを調整します。完全ウエット/ドライ　ミックス仕様；50/50の状態は
ノブを2時付近に設定。
注意：このコントロールは左右同時に調整します。

Feedback Left : 左チャンネルのリピートの値をシングル・リピートからフル・オシレーションまで調整します。

Feedback Right : 右チャンネルのリピートの値をシングル・リピートからフル・オシレーションまで調整します。

Mod (Mod Rate) : リピートのモジュレーションの深さを調整し、コーラス／ビブラート効果を作り出します。BYPASS
スイッチを押しながら、MODノブでモジュレーション・レートを調整します。

Time : ディレイ・タイムを調整します。時計回りに回すことでより長いディレイ・タイムを、反時計回りに回すことでより短いディレイ・タイムが得られます。ディレイ・タイムの幅は80-1200ms。最小のディレイ・タイムの使用時は、8分音符に設定してください。

Tone : TONEノブを使用し、ディレイのティルト・EQを調整します。時計回りに回ことで低域をカットし高域がブーストされ、反時計回りに回すことで高域をカットし低域がブーストされます。

Tap Division Left Switch (Mod Wave Shape) : 左チャンネルの4分音符、付点8分音符、および8分音符のリピートから選ぶことができます。BYPASSスイッチを押しながら、DIV Lスイッチを使用しサイン波、スクエア波、ランダム波から波形を選んでください。

Tap Division Right Switch (Mod Phase) : 右チャンネルの4分音符、付点8分音符、および8分音符のリピートから選ぶことができます。BYPASSスイッチを押しながら、DIV Rスイッチを使用し0-90-180の中から位相の種類を選んでください。0は同一位相で、クラシックなモジュレーション・サウンドを。そして180では位相を外れ、左は上昇し右は下降する広いモジュレーション・サウンドを得ることができます。

Feedback Mode Switch : P(パラレル)、PP(ピンポン)、S(シリーズ)のディレイの中から選ぶことができます。

Sync/Left/Right Switch : ペダルの左右どちらを調整するか選ぶことができます。SYNCでは左右両方、Lでは左のみ、Rでは右のみの調整が可能になります。
ここでペダルのマジックが起こります。完全に独立したタイム、音符の長さ、モジュレーションの深さ/レート/シェイプを得ることができます。ミスマッチしたタイムを使って、発振する「直前に」フィードバックを設定してから、音符の長さを調整してパッドのような面白いサウンドを作ってみてください。

Tap Tempo Switch : ディレイ・タイムの設定に使用します。長押しし続けることで、左右のチャンネルのフィードバック（オシレーション）を最大にできます。スイッチを離すとフィードバックノブのレベルに戻ります。

External Tap/Expression : タップ・テンポを制御するために使用するか、エクスプレッション・ペダルを使用して時間またはモジュレーションの深さのコントロールを制御します。背面のプレートを外し、内部のDIPスイッチを使用し外部TAPかエクスプレッションかを選ぶことができます。

Time/Modulation selection : ペダルを踏んで両方のスイッチを押し続けます。スイッチが押されている状態でTIMEおよびMODノブを回し、エクスプレッション・ペダルで調整するコントロールを割り当てます。MIDIを経由することで、より多くのエクスプレッション割り当てのオプションを増やすことができます。

Feedback Control : これらの内部トリムポットを使用して、ディレイのリピートが自動でオシレーションに入るスピードを調整します。言い換えるならば、TAP/OSCスイッチを押し続けている間、ペダルが宇宙へ飛び立ち、「ワープ ワープ」と狂った音を出す速さを変えることができます。

トリムポットを時計回りに回すことでペダルの振動速度が遅くなり、反時計回りに回すことでペダルの振動速度が速くなります。トリムポットは2つありますので、ご注意ください。1つは左チャンネル用で、もう１つは右チャンネル用です。