1883年創業の「Gretsch(グレッチ)」社は、以後幅広いジャンルの楽器を供給していくなか、1950年代にはエレクトリックギターの開発も開始し、現在も魅力的なギターを送り出し続けています。
1958年にChet Atkins(チェット・アトキンス)シグネチャーシリーズの最高峰モデルとしてTennessean(テネシアン)とともに世に送り出された『6122 Country Gentleman(カントリージェントルマン)』。2インチの薄型ボディ、17インチボディシェイプにシミュレーテッドfホールによるクローズドサウンドホールボディ、マルチプライボディバインディング、ゴールドハードウェアを基本に、シングルカッタウェイ→ダブルカッタウェイや各部に仕様変更を伴いながら、現在も販売され続けているグレッチの人気モデルのひとつです。
【ボディ】
全体重量は約3.8kg。ボディ材はメイプルのホロー構造。この時期は17インチダブルカッタウェイシェイプ、シミュレーテッドfホールを使用したクローズドサウンドホール、シングルミュートといった特徴を持ちます。ボディカラーはメイプルの木目が映えるマホガニーブラウン。オリジナルピックガードは劣化のため交換済みです。マテリアルの境目に年式相応のウェザーチェック、ボディバインディングの経年劣化、ゴールドハードウェアのくすみはみられますが、年式を考えるとかなりきれいなコンディションといえるでしょう。その他ミュート装置のスポンジは交換済みです。
【ネック】
ネック材はメイプル。フィンガーボード材はエボニー。ヘッドトップにモデル名入りのプレートが配される豪華な仕様です。マテリアルの境目のウェザーチェック、バインディングの経年劣化、金属パーツのくすみはみられますが、ボディ同様きれいなコンディションをキープしております。チューナーは巻き具合も問題なくしっかりと機能します。フレット/ナットは減りがみられますが、極端な音詰まり等の問題はございません。ナット幅42.5mm。比較的しっかりとしたネックシェイプが特徴です。
【電装系】
チェット・アトキンスシリーズおなじみのコントロール【マスターボリューム/各ピックアップボリューム/スタンバイスイッチ/ピックアップセレクタースイッチ/トーンスイッチ】は内部パーツも当時のコンディションをキープしています。ピックアップは「Filter 'Tron(フィルタートロン)」を2基装備。
クローズドサウンドホール構造と薄胴メイプルホローボディらしいあたたかみのあるふくよかなトーンと、マテリアルの良さが感じられるレスポンスの良さも相まって、フィンガーピッキングでは粒立ちの良いクリアなサウンド、コードワークでは箱鳴り感を伴った奥行きのある響きが楽しめます。カントリーやロカビリーはもちろん、当時隆盛を極めたブリティッシュビート/マージービートサウンドとの親和性も高く、ヴィンテージグレッチならではの存在感を存分に味わえる1本です。
付属品:Gretschデラックスグレーハードケース
Weight:3.8kg
Body Material(Top/Side&Back):Maple 1 piece/Maple/Maple 1 piece w/4 ply Binding Hollow, 17inch
Neck Material/Scale Length:Maple 2 piece/622mm(24-1/2inch)
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Ebony/Pearloid thumbprint/12inch(304.8mm)
Bridge/Tail:/Gretsch Streight Bar Bridge Narrow, Gold/Gretsch Bigsby B-6 Gold
Nut Width/Fret Width:42.5mm/2.0mm
Neck Thickness(1F/7F/10F):21.8mm/22.8mm/23.2mm
Pickup(Neck/Bridge):Gretsch Filter 'Tron, Gold(4.1kΩ/4.3kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通した計測となります
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