ATELIER Z
M#265 19P 35th Anniversary Model (ALL TP-BLK/M/BLK PARTS) 【東京楽器博2024出展品】

東京楽器博2024出展品に展示されていた、限定製作の35周年記念モデル。

プロ/アマ問わず数多のベーシストから、中でもスラッププレイに拘るベーシストから絶大な支持を集めるM(マグニチュード)。アトリエZの看板モデルというだけでなく、国産アクティブベースを代表するモデルと言っても過言ではない程の知名度を誇る、長年に渡りベーシストから愛されているモデルです。70's JBベースのスタイルを基にしつつ、アトリエZ独自のアイディアを随所に盛り込み製作される、細部までベーシスト目線に拘った完成度の高さが人気の秘訣となっています。

質量豊富なアッシュボディを採用。ボディデザインにも現場の声が反映されており、非対称なJBシェイプながらもコントロール部側のシェイプを滑らかにすることで、スタンドに立てかけた際のスタンド滑りや転倒を極力避けるデザイン面で一工夫されています。オープンな響きをもたらす1ピースメイプルネックが当モデルでは採用されており、セル巻き＆ブロック・ポジションマーカーが施されています。豊富なサスティーンと充実したアタック感をもたらすオリジナルブリッジは、一世を風靡したバダスブリッジを摸しています。また、3mm厚のクリアピックガードを採用する事で、弦とピックガード間の距離を狭く設定しており、ハーフカットされたピックアップフェンスの搭載とあわせ、スラップ時のサムピング＆プルの安定性をもたらせています。程好いテンション感と低めにセットアップされた弦高設定による、Tuning Z Systemは滑らかな演奏性も実現する等、プレイヤーライクな仕様、調整が随所に行き届いたプレイアビリティもロングセラーの秘訣でしょう。

ローアクションセッティングでも腰砕けにならない、芯、コシの強いサウンドを得ており、様々なアンサンブル、ジャンルでもしっかりと存在感を示す低音を弾き出します。プリアンプは、お馴染みBartolini/XTCTを搭載。芳醇なベース本体の鳴りをしっかりと活かしたうえで、さらに積極的な音作りを可能にします。アクティブ使用時にはボトムの太いロックな低音から、EQをグッと持ち上げてのドンシャリなスラップサウンドまで多彩なサウンドを創出します。また、楽器自体にも豊富な質量をそなえた芳醇なサウンドにより、パッシブ使用時にも倍音豊かで弾力のある低音を創出するなど、様々なプレイスタイルや音楽ジャンルにフィットします。なお、本機は従来の[2Volume]仕様から、よりスムーズなコントロールが可能な[Master Volume、Balancer]に仕様変更し、それに伴いコントロールが「Master Volume/Master Tone (Stack)，Balancer，Treble，Bass (Pull/Passive)」となりました。加えて、ボディバックは新たにバッテリー格納キャビティが開けられ、更に使い勝手に優れる仕様となっています。

一聴してそれと分かる個性豊かなサウンドは勿論、製品品質コントロールもしっかりと管理されている当工房ベースならではの安心感も多くのベーシストを虜にする理由の一つ。なお、本機は先日開催された「東京楽器博2024出展品」にて、会場出展された一本。ボディやヘッドトップに加え、指板面/ネック裏まで塗装を施した、個性たっぷりのルックスに仕上がっています。ステージやレコーディングでも存在感を放つフェア限定の本格派ワンオフモデル。この機会に是非、手にしてみては。

※With/Gig Case
■Weight ≒4.87kg
■S/N: #201018