~高品位な国産エフェクターブランドTRIALよりステレオ仕様のパッシブDIが登場~
ありそうで無かった、コンパクト&軽量でステレオ入出力が可能なパッシブDI!!
パッシブ仕様でありながらゲイン損失は-8db程度に抑えられている為、様々な現場で使い勝手良くデザイン設計されています。
ノイズ対策としてGROUND LIFTスイッチを搭載。また、トランスの影響を濃くするMELLOWスイッチは、簡単にアナログ回路の質感をオンさせることが出来ます。
ステレオDIは、アコースティックギター用としては勿論、エレキギターやシンセサイザー等、空間系エフェクトを使用する楽器との相性が抜群です。
コンパクト&軽量且つ堅牢な筐体は、ライブ現場が多いミュージシャンの強い味方です。
<電源不要のパッシブタイプDI>
近年プロのエンジニアがより注目するようになったトランスを使用したDIです。
生々しい低域と立体感のある高域。Passive Power D.I.は淡々とした現代のサウンドにアナログ特有の質感を与えます。
<現場重視の設計>
従来のパッシブDIはゲイン損失が-20dB程度もあり、その損失ゲインを復帰させる為のブーストアップはノイズや音質面で不利でした。
Passive Power DIのゲイン損失は-8dB程度に抑えられており、一般的なDIとして無理のない使い方が出来ます。
104mm(W) x 75mm(D) x 31mm(H)、300g
●トランス特有の深みや太さのある音質
十分な周波数レンジを持ち、信号のレスポンスに忠実なトランスを採用
トランスの影響をより濃くする為のMELLOWスイッチを装備
●高い耐久性とポータビリティ
高耐久・高信頼のAmphenol / Neutrikコネクタを採用
軽量・コンパクトなケースデザイン
●基本スペックの高い設計
ローノイズ・低損失ゲイン・高いヘッドルーム
THRU OUTやGROUND LIFTの標準機能を備えた仕様
●シンプルで無駄の無いサウンドシステムの構築に
ステレオ出力のエフェクターや、シンセサイザーに最適
外部電源を必要としない使いやすさ
無機質なデジタルサウンドにアナログの質感を与えます
●デジタル機器の出力にアナログ感を与えるDI
Passive Power D.I.はデジタル機器との相性が抜群です。内部のトランスを通すことで超高域のデジタル感、ざらつきを落ち着かせ、データではなく、出て欲しい必要な音をミキサーへと伝えます。
●プロのエンジニアが使いこなすパッシブDIの利点
パッシブDIは、古くからPAシステムで採用されてきた、電源を必要としない画期的なDIです。
接続する機器を選んだり、出力ゲインが低下する事から使いこなす為には少しの知識を必要としますが、心臓部に使われるトランスにはアナログライクなサウンドの魅力があり、プロのエンジニアが選択する理由となっています。
信号変換はトランスのみで行う為、物理的にアクティブノイズが存在せず、非常にローノイズです。
無電源動作の為、電源電圧の制限を受けることがなく、高いヘッドルーム(許容入力)が確保出来ます。18V動作のアクティブベース等、高出力の信号をそのまま入力してもクリップ(歪み)が起こりません。
●アクティブ出力の楽器やプリアンプとの相性に特化させた低損失仕様
DI用のトランスは入力インピーダンスが低く、一般的なジャズベースやプレシジョンベース等、
パッシブピックアップの楽器と相性が良くありません(音質劣化が激しい)。
多くのパッシブDIはパッシブピックアップにも対応させる為、音量レベルを犠牲にして入力インピーダンスを上げますが、
それでも信号劣化は明らかです。
そして、犠牲となる音量は-20dB程度にもなり、これは大きな損失です。
その結果、ミキサー(プリアンプ)のゲインを上げることで低下した音量を元に戻す作業が必要であり、その分ノイズも増加してしまいます。
これらは音の濁りの原因ともなります。
これらのことから、パッシブDIをパッシブピックアップの楽器で使用する現場はないと言って良い状況です。
Passive Power D.I.は、無理にパッシブピックアップに対応させることをやめ、アクティブ信号に特化した設計を行いました。
損失は適度なPADとしても働く-8dB程度に設定し、出力する機材の負担が少なくトータルノイズも極めて少ない仕様となっています。