今回はマイクプリアンプなのにDIでの使用が良すぎてそちらばかり注目されてしまう不遇(笑)のマイクプリアンプをご紹介!
Focusrite ISA ONEはそもそもルパートニーヴ系統のマイクプリアンプでその透明感と高音の伸びは定評があります。さらにヘッドフォン端子が装備されているので音のチェックなどもすぐにできる、痒いところに手が届くマイクプリアンプなのですが、DIインプットとしての質が良すぎてそちらの使われ方が多くなってしまったマイクプリアンプです。
しかし、マイクプリアンプとしての質が悪いわけでもなんでもなく、音質は鮮明で同価格帯のマイクプリアンプでは上位の音質です。さらにオプションでデジタル出力が付け足せます!そのフォーマットはAES/EBU、SPDI/F、A-dat、Word Clockと豊富です!
併せるマイクも選びません!NEUMANN TLMシリーズからAKG Cシリーズ、audio-technica ATシリーズまでまんべんなく使用できる印象ですが、唯一、真空管内蔵のコンデンサーマイクは種類を選ぶようです。LEWITT LCT940で使用した際、ちょっと真空管特有のノイズが気になりました。そのほかのLEWITT LCTシリーズでは問題ありません。