待つこと4年!現地オーダーだから実現した、名手デイル・ウイルソンのベンチにあったプライベート木材を使用した拘りのオーダー逸品です!
私が2017年11月に現地に訪問した際にオーダーしたギターが、4年の歳月を経て入荷しました!
現地選定の醍醐味は、やはりマスタービルダーの方と直接会話をしながらオーダーが出来る事です。
特に今回のこの59Telecasterは、現地に赴いたからこそ使用していただけた、彼のプライベートウッドです。
プライベート木材であったこのアッシュ材は、板材の状態で6.8ポンドと軽量なうえに、2ピースの片側には僅かにフレイムが出ているユニークさも兼ね備えていました。
そこで、デイルからでたアイデアは、
”両方にフレイムが出ているのではないので、ナチュラルなどにするのではなく、あえてHeavy Relicのボディー材として使用し、丁度フレイムが出ている箇所の塗装を剥がして露出させるのはどうだい?”と!
勿論このアイデアには大満足!そして完成した逸品は、総重量3.03㎏と軽量&エルボー部分のフィニッシュストリップには上品に杢目が浮かぶ見事な一本に仕上がりました!
もちろんエルボーのフィニッシュのストリップに併せる、Heavy RelicのRelicワークもデイルならではと言える秀逸な仕上がり!長く使い込まれたかのような焼けの強いヘッドや、見事にストッリップしたネックバック、小指の当たるブリッジサイドやバックルウェア、ボディーサイドの激しいダメージ、そしてそれに見事にマッチした細かなクラッキングとどこを見ても、一切の隙がありません!
もちろんプレイヤビリティーの上でも、9.5-12inchのコンパウンドラディアスに6105スタイルのフレットワイヤー、そしてJosefina HW Twisted Tele Neck&OBG PickUPのプレイヤースペック!
ベースモデルとなる59スタイルは、ローズフィンガーボードにアッシュボディーのコンビネーションで、様々な音楽ジャンルのステージで使用出来る事から近年特に人気のスペックです。
ルックス、サウンド、プレイヤビリティーと、全に氏の技が注ぎ込まれた入魂の一本を、是非手に入れて下さい!