皆さん大好きトミーエマニュエルが使用している事でも人気の高い、こちら「AER Dual Mix2」!
個人的にも「非常に良いプリアンプ」だと思うのですが、「良いプリアンプ」とは一体なんでしょうか?
前回ご紹介したBiXは圧倒的に広いレンジ感とピュアでナチュラルなサウンドで、アコギ本体に搭載されたPUから拾った信号を限りなく忠実に増幅します。
プレイヤーの息遣いまで聴こえてくるような、繊細さが特徴。
簡潔に言えば
「老舗料亭の料理長が丁寧にひいた出汁から作ったお吸い物」
そんな所でしょうか。
対してこちらのDual Mix2は相反する特徴を持っているプリアンプだと思います。
BiXのようにワイドレンジでは無いですが、AERならではのグッと押し出してくるミドルがあり、太く太く、前に前に抜けてくるサウンドです。
プリアンプ自体の味付けが濃く、繋いだ瞬間にキャラクターがバシッと決まる…
簡潔に言えば
「にんにくマシマシ!博多の濃厚どろどろとんこつラーメン」
そんな所でしょうか。
もう少し真面目に言えば…
BiXが「オーディオ的に優秀なプリアンプ」だとするならば、Dual Mix2は「音楽的な味わいの深いプリアンプ」だと思います(やはり出汁と豚骨です)。
ふざけてないですよ!
音の質感の表現って、食べ物に例えると意外としっくりきたりするんです笑
いずれにしても!
どちらも非常に優秀なプリアンプですので、めちゃくちゃオススメだということです。
ちなみにDual Mix2はBiXと同じくゲインのインジケーターがある点もいいですね!
やはりプリアンプで1番大事なことは適切なゲイン設定です。
これを間違えてしまうといくら高級プリアンプでも残念な音に…
インジケーターがある事で適切なゲイン管理が出来るのは重要な機能なのです。
他の機能もシンプルにまとめられており、慌ただしい現場でもサクッと音作り出来ますよ!
余談ですが本商品ののサブタイトル(?)は「ポケットツールズ」。
外箱のデザインからも「ジーパンのポッケにでも入れておくれ!」的な感じになってますが絶対入らないです笑
破れちゃうよぉ…
外国の方はガタイもいいからジーパンのポッケもデカいのでしょうか…笑
という事で今回はこの辺りで。
気になる方はお気軽に店頭にてお試しくださいね!
それではまた〜〜