8月8日は8弦の日という事で8弦ギターをご紹介します!
8弦ギターは通常のギターの6本の弦の下に2本低い弦が足されています。一番太く低い8弦の開放弦は、4弦ベースの最低音Eよりも2フレット分だけ高いF♯なので、ほぼベースに近いフレーズも演奏可能です。
多弦ギターは弦が増えるごとに重く巨大になっていきますが、ヘッドレスのストランドバーグは軽量&コンパクト。8弦モデルでもストラトよりも一回り小さく、軽いイメージです。ネックは幅広で握り込めませんが、特徴的な台形ネックシェイプ「エンデュアー・ネック」の頂辺に親指がちょうど置けるので力が入りやすく、ファンフレットの具合も低音弦側で28インチ→高音弦側で26.5インチと緩やかなので、プレイアビリティを妨げることなく低音弦の音の張りと高音弦側のギターらしいサウンドを両立しています。「北海道」とも表現される独特なボディシェイプは、立っても座っても身体と楽器の位置関係が変わりにくいのも優れた特徴です。もちろんヘッド落ちなどはありません。
自分も数年前、最初に8弦を弾こうと思った時にいろいろなメーカーの製品を試したのですが、試奏してみて「これは弾けるようになるかも!」と思ったのはストランドバーグでした。初期にはラインナップされていなかった8弦モデルに対しても様々な設計がメリットを生んでいるのは、ストランドバーグの基本コンセプトの慧眼によるものなのでしょうね…。
さて、本日八月八日八弦の日にご紹介するのは、最新にして最高峰の「マスター・アーティスト・シリーズ」第八弾の八弦モデル!八が続いて末広がりで縁起がイイですね!
素晴らしい木材&美しいカラーに関しては言わずもがなですが、多くの改良点もありますので画像のコメントをご覧ください。
ちなみに気になるお値段ですが…8弦ギターはほぼベースとギター合わせた感じなので、実質半額みたいなものです!…半分にしてもなかなかなお値段ですが(笑)。
この夏、多弦の世界へ!