プレミアムベース小村です。
さて、このところ中古入荷が色々続いていたのですが、良い揃い方をしました。
ミュージックマンの代表的ベースにして(個人的には)JB/PBに並ぶ「第3のベース」、スティングレイが新旧で揃いました。
1976年、ミュージックマン社初のベースとして誕生したスティングレイ。
その後は著名アーティストの使用を通じて、あらゆるジャンルのボトムを支えた楽器として多くのファンを集めました。
(その"あらゆる"っぷりは皆さんももうご存知でしょう?)
今、ウチにあるのは2007年製の本国USAモデルと、現行仕様にあたる「Stingray Special」。
基本はそれぞれ共通しているのですが、ピックアップは旧来はアルニコ、Specialはネオジム。プリアンプは同様に3バンドながらも旧来は9V駆動でSpecialは18V駆動。
そしてボディ。
Specialでは全体的に丸みを持たせると共に、ネックジョイントも5点止め+ヒールカットに変更されています。(Sterlingベースっぽいです。)
そして、Specialは全体的に軽量な個体が多い印象。スティングレイって考えると、これって嬉しいですよね~。
(当店にあるものは4.0キロ。以前新品入荷した際にはもっと軽いのもありました。)
この軽量化、狙って軽い材が使用されるのに加え、ハードウェアが刷新されたことも由来しています。
パンチに富んだヤンチャな音が旧来のスティングレイ、ワイドレンジで洗練されたのはSpecial…という考え方をすると、イメージしやすいかなぁと個人的に思います。
Specialは弾き手の方でも制御しやすいんで、色んなジャンルで使い易いのが魅力です。
コレがまたどっちも捨てがたいから参っちゃうけどな(笑)
(小村はタフなハードコアで使いたいんで旧来派。ただSpecialも出来ない訳じゃないしな~。)
いや~、なかなか縁がないながらもいつかは…と思うモデルです。
レッチリかRATM?シックも弾いてみたいし、ピックでパンク/メロコアもあり。はたまたダウンチューニングでハードコアか?…こんな妄想が膨らむモデル、なかなか無いで(笑)
ちなみに新品現行モデルですが…こんなのもあります。
コレもまた良いんだわ(笑)ディスコ直系の音~(笑)