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鈴木 健太郎
ギターズステーション
あまりのかっこよさに、ギタステスタッフ2連投でLes Paulのご紹介です!Murphy Lab 1959 Les Paul Standard Reissue Factory Burst Ultra Light Aged SN. 933716Factory Burstと言えば、1959年当時の工場出荷時のカラーを再現されているという事はご存じの方も多い事と思いますが、。と前回の私のLes Paulのご紹介もこのカラーだったのですが、今回入荷は現地選定杢では無く、COREモデルとして製作された、Ultra Light Agedです。自分の手で選んだ厳選杢には、やはり思い入れもありますが、なんの今回入荷したCOREモデルはケースを開けた瞬間に、その艶めかしい姿にノックアウトされてしまいました。。Agedフィニッシュに見事にマッチした、見る角度によっては杢が消えてしまう淡い表情を見せるトップ材と、Murphy Lab Ultra Light Agedと軽度なダメージでありながら、絶妙な光沢感とやれが見事に融和した塗装表面の見事な質感は、極上コンディションのヴィンテージギターが目の前に現れたかの様でした。というのも、このギターの佇まいを目にした際に、思い出されたのが、数年前のGibson Custom Shop本国訪問の際の出来事でした。作業を終えてミーティングルームに戻ると、適度にやれたブラウンケースが置かれており、それは直ぐにHistoricケースでは無く、オリジナルのブラウンケースである事は認識できました。当時リックゲンバーが葉巻をくわえながら、”開けて見ていいぞ”と声を掛けられ、中から現れたのは、極上コンディションのオリジナルの59でした。リックからも、”これHistoricかどっちか分かるか?”と言われても納得のコンディションと杢目で、言葉で表すのは難しいのですが、トップのイエローの顔料と杢目がにじむような質感は、今でも忘れません。今回の本機は、ケースを開けた瞬間にそのギターの雰囲気を思い出させる、質感を体現しており、杢目と塗料の何とも言えない感触をも再現したMurphy Labの完成度には脱帽です!(音声は入れておりませんので、ミュートでご覧下さい。)
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