Gold Topだからこその音と存在感、その全てを体現できる一本を是非貴方の手に。

入荷以来、筆舌の必要の無い程にご好評を頂く、Murphy Labシリーズ。
今回のご紹介は、Gold Topの王道57年スタイルです。

サンバーストに代わる58年までの、Les PaulのトレードマークとなったGold Topは、この57年に最終形態と言える、ハムバッカーを搭載しました。
56仕様と言われるまでのP90にも、P90ならではの太く艶やかなシングルコイルサウンドも唯一無二の魅力がありますが、ハムバッカーを搭載した57仕様には、これ以降のサンバーストとはまた異なる、無二の魅力がある事は言うまでもありません。

サンバーストの持つ、個体による杢目や経年変化によるカラーリングの違い等を有する事は無く、Goldによる単色となるシンプルないでたちではありますが、だからこそのトップカーブの優美さを、より強く体現できる奇跡のコンビネーションとも言えるでしょう。

そしてそのGoldに施される、Murphy Labのクラッキングによる彩りは、更にその質感をより高みに持ち上げています。

今回ご紹介の本機は、Murphy Labの持つ4つのエイジドレベル中から、軽度なランクから2番目のLight Agedとなり、クラッキングの他にも使用感を思わせるダメージが随所に見受けられます。
特にピッキングによるダメージ等も秀逸で、長年貴方の手元を支えて来たかのような錯覚すら受ける事でしょう。
更に本機はダークバック仕様となり、50年代当時にも見受けられたバックの色の濃いバージョン。
手にする箇所の色味が異なるだけでも、手触りまでが異なる様な感触で、ダークバックならではの質感を味わう事が出来ます。
現在のヒストリックシリーズはコアモデルでは58年仕様(本機は57年仕様)まではNarrow/Tallフレットが採用されます。
59年仕様からのワイドで少し低いフレットとは異なり、また当時のオリジナルの様に細くて低いフレットではありませんので、近年のリフレットワークが施された様な、ハイフレットでもフレット間に余裕がある為に、抜群のフィンガリングを可能にする事で以前から好評を得ています。
4.0㎏の適度なウエイト感、独特のアタックや歪ませた際等のコントロール性を持つGold Topの有するメタルパウダートップならではのサウンドにハムバッカーのコンビネーション、そして独自の演奏性をMurphy Labで武装する事で、楽器としての実力をより高いものとする本機の実力を、是非貴方の手で感じて下さい!

2024/08/08 ギターズステーション 鈴木 健太郎 のスタッフレビュー

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