024年9月に開催されたFender Custom Shop日本限定セレクションモデル抽選会での獲得品のご紹介です!

正にヴィンテージスペックのお手本とも言える様な、実直な造りは、彼の現在までの歩んできた道のりの全てを体現しているかの様で、それは勿論サウンドにも表れています。

正に王道と言える様な、7.25Radius&Vintage UpGrade / 45085フレットワイヤーによる、ヴィンテージスペックのローズウッドフィンガーボードには、フラットソンメイプルをコンビネーションした60s Style Oval Cネックをチョイス。
今回スペックピースとなるからか、木材選定はビルダーのチョイスに委ねられますので、この辺りでカクビルダーの味付けに差が出る所でもあるのかもしれません。
本機は、トータルウエイト3.38㎏と少しライトウエイトと言えるパッケージとなり、ピッキングに対する反応と、強弱に対してのダイナミクスは素晴らしく、繊細なサウンドからドライブさせると膨らむように粘るワイルドなミドルがロック~ブルースにも相性抜群で、そのトーンをピッキングで表現する事を可能にしています。

搭載されるピックアップはFender Custom Shopを代表する、ホセフィーナ・カンポス女史によるハンドワウンドの60sストラトPUセットが搭載されており、正に王道を突き詰めたと言える様な、ギター本体の鋭くも大きな振動をしっかりと受け止めつつ、見事なレスポンスと繊細な表現力でプレイヤーを導く懐の深さは流石と唸らされます。

Austin MacNuttは2022年にMaster Builderに昇格し、地元カナダで10代の頃からギターのリペアに携わり、高校卒業にはハリウッドの有名なギタークラフト学校で腕を磨きます。
その後、後進の「育成にも力を入れる中、以前Principale Master Builderとして辣腕を揮ったRon Thornに見出されThorn Guitarsでの楽器製作に従事し、最高級の楽器を製作するFender Custom Shop Master Builderに任命されるに相応しい技術と知識を身に着け、さらに現在進行形で進化を続ける気鋭のビルダーです。細部まで行き届いた美しく丁寧な仕事が印象的で今後も大いなる活躍が期待されています。

繊細でありながらワイルドさも併せ持った、これぞストラト!という弾き味が堪能できる1本を、是非貴方の手に!!

2024/09/27 ギターズステーション 鈴木 健太郎 のスタッフレビュー

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