ついに登場
Noah'sarkが放つ渾身のハイエンドケーブル
「octopass8」

いやぁGetstompではケーブルの取り扱いは通常無いのですが、プレイヤーとしては避けて通れませんからね、ケーブルは。
しかもこのoctopass8、ただのハイエンドケーブルじゃあないって事で、店頭でみなさんとケーブルの話をする事は少ないのでこの場を借りて紐解いて行こうじゃないかと。


はてさて、みなさんパソコンとか使いますかね。
今はWi-Fiで接続してしまうのが主流かと思いますが、オンラインゲームプレイヤーなど回線速度に拘っている方だと「LANケーブル」での有線接続をされている方も多いと思います。

そのLANケーブルを使用し今回作成されたのがこのoctopass8

LANケーブルを？？オーディオに？？？
そういわれてもなかなかにピンとこないですよね。
業界初の試みで、今までにも見たことないですからね、そりゃあピンとも来ないわけで。


ただし、なかなかにいい結果をもたらしそうな気はしますねこの時点で。

インターネット接続にも使われるくらいですから、情報伝達の正確性や速度には長けていそうですし、今回はCat7という規格のLANケーブルを使用しているので、シールド効果もバッチリ期待できます。
（通常の家庭で使うLANケーブルはシールド処理のされていないCat5やCat6がほとんどですね）

また、通常のギターケーブルは1芯なのに対し、今回のOctopass8は8芯
（余談ですがこの名称はタコの足が８本であるところからきているみたいです。かわいいね。）
芯が８倍もある。。。。
これによってよりノイズレス＆ロスの無い伝達が期待できますね。なんせ８倍ですからね。８倍。


そして開発はオヤイデ電機様との共同開発となっております。みんな大好きオヤイデ製品。


さぁ、ここまでの情報だけでも
「得体の知れない物」から「なんだか気になるもの」へと変わったのではないでしょうか。



実際に現物を試してみた感想としては、とにかくローノイズ。
それでいてレンジがかなり広いのでギターはもちろんベースやエレアコ、その他様々な楽器との相性がいいケーブルといった印象。
使う楽器の周波数特性がしっかりと出る、正にハイエンド。もうね、上から下までちゃんと出ます。

美味しい周波数帯をブーストしてパワフルなサウンドにエンハンスしてくれるようなケーブルではありませんが、そのようなケーブルは使いやすく力強い音になる反面、楽器の個性を薄めてしまうというデメリットも存在します。

ギターの木材選定やパーツ選定など、自身の楽器に拘っている方にこそ使って頂きたい。
楽器のポテンシャルをそのまま活かすケーブルに仕上がっております。
ちなみに今まで聞こえなかった帯域が聞こえるようになるので情報量が一気に増え「太くなった感じ」はします。


そしてこの見た目！
「ハイエンドケーブル」の名にふさわしい洗練されたデザインと高級感。


さて、そうはいっても
「新しい素材っていうけど、何か注意点は無いの？」
的な疑問も湧いてきますわね

注意点があるとすれば、ケーブルがかなり硬めの設計になっています。
従ってライブステージなど動きの多い場所での取り回しにはあまり向いていません。
これはこのケーブルの狙いは「ライブ使用」ではなく「録音」での使用を狙って開発されている為です。
ギタープロセッサーなどからアンプ/ミキサーなどへ送るマスターアウト的な部分への使用が最も効果を発揮しやすい設計になっています。

また、上でも言及していますが
「ケーブルの効果でガッツリパワフルにしたい！」
「美味しい音にして欲しい！」
といった方には少し物足りない印象になってしまうかも知れません。
上記の通りOctopass8は「録音」をメインに考えているので、足し算引き算のエンハンスというより、そのままの音を余すことなく伝達して録るという事を得意としています。



こんなところでしょうか
Phone-Phoneタイプのラインナップは1.8m/2.8mの２種類ですが、お好きな長さでオーダーメイドも可能です。
1mで充分...5mが欲しい...等々、是非ご相談くださいね。


このOctopass8、オリジナルブランドなので試作段階で試したことはあったのですが、その時からかなり好感触で、ようやく製品としてこの度発売出来たのがとても嬉しいです。
Noah'sarkリニューアルと共に放つハイコストパフォーマンスハイエンドケーブル、是非一度お試しあれ。

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