このコンパクトサイズに、独立ゲイン&ボリュームセクションを持つクリーン&ドライブ3チャンネルと、Reactive Load&IRによるレコーディング環境までを封じ込めた、正にオールインワンの一台!
更にIRセクションには、もう一工夫ありますので、そちらをご紹介します!
国内外での数々のステージで素晴らしいパフォーマンスで魅せるPete ThornのSignature Amp第2段として発売された、PT-15!
6V6×2のパワーセクションは、15Wと言う表記ワット数のイメージよりもよりヘッドルーム豊かでラウドなサウンドを再生する様に最適化されており、多くのステージでも抜群のパフォーマンスを発揮し、ダイナミクス豊かなクリーン~クランチ、ヘビードライブまでをコントローラブルにサウンドメイクを可能とし、Pete Thornの求めるサウンドを体現する事に成功しています。
更にこのIRモデルには、単体で発売された際にも、真空管アンプを知り尽くしているJohn Suhr等だからこそと言えるサウンドを持つ、Reactive Load IRを、ヘッド内にパッケージされている事から、このヘッド一台で、ステージから、レコーディング(キャビネットを使用しないサイレントレコーディングも可能)、更にはヘッドフォンを使用したナイトリハーサルまでと、ギタリストの演奏環境の全てを網羅する事を可能にしているのです。
アンプセクションのサウンドは、言わずもがなのアメリカンクランチから、ヘビートーンまでのドライブを持つ完成度を持ちますが、やはり特筆すべきは、IRセクション。
このIRセクションには、4Bank×4の16種のキャビネットデータがプリインストールされています。
この中には、フェンダー系のキャビネットやVOX、Marshall系のキャビネットで再生した際のIRデータが保存(PT15 I.R. にプリインストールされている IR はSuhr REACTIVE LOADI.R. のデータとは一部異なり、Pete Thorn 自身が録音制作した IR が含まれています。)されており、これを各チャンネルの選択に対して選択&記憶を可能としているのです。
もちろんレコーディング環境であれば、その16種の中から都度ベストなIRを選択しながらのRECを行う事も可能ですが、この記憶(ストア)機能を使用する事で、フットスイッチでのチャンネル切り替えに対して、このIRデータも連動しての変更を可能にするのです。
何が凄いか?と言うと、クリーンチャンネルには、6V6パワーを持つような、112キャビのデータを使用しながら、ドライブチャンネルでは、212や、412、またそのユニット違いのIRをセレクトしておけば、IR出力からの信号は、チャンネルセレクトに連動しキャビネットのサウンドを変える事が出来るので、演奏の集中力を切らす事無く、ライブと同様の操作で、異なるキャビネットを使用した個性を持つサウンドへのチェンジを可能とするのです。
ここまでご説明するとお分かりかと思いますが、これはライブ環境でも有効です。
ステージ上では、あくまでもモニター用として接続したキャビネットからアンプ本来のサウンドを聞きながらも、IRからの出力をPAに送れば、オーディエンスの方には、IRを通した音を聞いて頂く事が可能となるので、レコーディングと同一のサウンドでのステージパフォーマンスを行う事も実現できるのです。
もちろんステージ上での音量等の制限もありますので、リハーサル環境等でレベルコントロールは必要となりますが、御自身で産み出したサウンドを、妥協無くオーディエンスに聞いていただけるのは、ギタリストの求める欲求の一つとは言えるのではないでしょうか?
(IRによるキャビネットデータを使用した音は、IR OUTからのみとなりますので、接続されるギターキャビネットから出る音には反映しません。)
もちろんこのIRデータの16種は、PCとのUSB接続により、他IRデータとの変更も可能。
現在、TacoSounds x IKEBEコラボレーション IRデータ無料配布キャンペーン(10/25~12/1日まで)も開催中。こちらもキャンペーン対象となりますので、併せてご活用下さい!
鬼才達と、Pete Thornが産み出した新機軸を是非貴方の手に!
寸法 / 重量 :521mm x 209mm x 235mm / 約11.2kg
写真のキャビネットは、JSG112 Oval Backでの撮影です。