ギターズステーション 鈴木 健太郎 のスタッフレビュー
「Fender Factory Order Tour 2024」現地選定品が待望の入荷!
エルボーコンターの塗装の削れからさりげなく覗くアンダーコートのブラックがお洒落なDakota Redの60's Telecasterは、選定会場でも一際の存在感!遂に日本の皆様にご紹介出来ます!

Teecasterのモデルの中でも、ボディーのトップ&バックにバインディングが施される事で、独特の質感と言うよりも、ソリッドなカッコ良さを持つCustom Telecaster!
オリジナルで目にされる、王道の3CSは多くのアーティストの方が手にされる事からも、その魅力は十二分に堪能できますが、当店では以前からそのクールなコンセプトに合わせて様々なカラーを製作し、多くのお客様にお選びいただいていきました。
今回の一本は、Fender社で30年越えのキャリアを誇る「名手」Greg Fessler(グレッグ・フェスラー)によるスペックピースとして製作された、Dakota Red Over Black!
Dakota Redとホワイトのバインディングのコントラストを選択されるセンスと共に、下地にブラックを施すことで、更に深い色味と、黒と赤とホワイトと言う、芸術的なルックスまでを手にしている意欲作と言えるでしょう!
しかもあまり大きく露出させずに、皆様が手にして育てていく事でより黒が見える様になるかも。。と言う、未来を見ているあたりが心憎いです。

彼の作品は常に本筋を捉えた、今ではヴィンテージと呼ばれるオリジナル期から現代のCustom Shop製品まで脈々と受け継がれる「Fenderらしい」良い意味でのワイルドさも持ち合わせており、楽器を触れば触るほどギターを弾く楽しさが込み上げてくるような魅力に溢れている事は、既にその長いMaster Builder歴からも、手にした方達にはご理解いただけているはず。

本機も、アルダーボディーのテレキャスターとなる、しっかりと太さが感じられるミドルの効いたパンチある鳴りが産み出されており、そのボディーには、付属のトラベラーに「HEAVY CHECKING; LIGHT DINGS」と記載されるように縦横無尽に奔るウェザーチェックはありながらも、打痕等は控え目の適度なダメージ感で表現されたJourneyman Relicが施されます、艶ありの場合には深く鮮やかなレッドが目を惹くDakota Redですが、本機では艶を抑えたスモーキーな仕上がりも激渋で格好良い!
トップ&バック両面のバインディングにも細かなウェザーチェックが施されるなど、細かな技術が垣間見れる点もさすがMBS製品と感心させられますね。
ストロークすれば、楽器全体がしっかりと太く豊かに鳴りながらも、当時のVintageフィールを体現するスパイラルブリッジからの、ガリンッと金属的でシャープにまとまるトーンは、正にロックスタイルのギタープレイとの相性が特に良さそうです。

ピックアップはホセフィーナ女史のハンドワウンドによるTwisted Tele(ネック)とOBG※Original Black Guard(ブリッジ)を搭載。
ネックサイドにパワーのあるTwisted Teleを搭載することによって大人しくなりがちなネックトーンに存在感が生まれ、ミックスポジションでもバランスの良さと食い付くようなエッジの効いたサウンドがテレキャスターの魅力をさらに前面に押し出しているように感じます。
ブリッジポジションも低域はファットでありながら高域は繊細でボリュームやトーンコントロールともダイナミックに反応し様々な表情を見せてくれます。ぜひテレキャスターのシンプルながら奥深い世界を幅広いスタイルでお試しいただきたいですね!

今また人気沸騰中のテレキャスターの醍醐味が至高のMaster Buildクォリティで堪能いただける1本です!クリーン良し、歪ませても良しの極上テレキャスターをぜひ貴方の手に!!

※ジョイントプレートに貼られた「14」のシールは選定会の出展ナンバーです。
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鈴木 健太郎

鈴木 健太郎

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「Fender Factory Order Tour 2024」現地選定品が待望の入荷!
エルボーコンターの塗装の削れからさりげなく覗くアンダーコートのブラックがお洒落なDakota Redの60's Telecasterは、選定会場でも一際の存在感!遂に日本の皆様にご紹介出来ます!

Teecasterのモデルの中でも、ボディーのトップ&バックにバインディングが施される事で、独特の質感と言うよりも、ソリッドなカッコ良さを持つCustom Telecaster!
オリジナルで目にされる、王道の3CSは多くのアーティストの方が手にされる事からも、その魅力は十二分に堪能できますが、当店では以前からそのクールなコンセプトに合わせて様々なカラーを製作し、多くのお客様にお選びいただいていきました。
今回の一本は、Fender社で30年越えのキャリアを誇る「名手」Greg Fessler(グレッグ・フェスラー)によるスペックピースとして製作された、Dakota Red Over Black!
Dakota Redとホワイトのバインディングのコントラストを選択されるセンスと共に、下地にブラックを施すことで、更に深い色味と、黒と赤とホワイトと言う、芸術的なルックスまでを手にしている意欲作と言えるでしょう!
しかもあまり大きく露出させずに、皆様が手にして育てていく事でより黒が見える様になるかも。。と言う、未来を見ているあたりが心憎いです。

彼の作品は常に本筋を捉えた、今ではヴィンテージと呼ばれるオリジナル期から現代のCustom Shop製品まで脈々と受け継がれる「Fenderらしい」良い意味でのワイルドさも持ち合わせており、楽器を触れば触るほどギターを弾く楽しさが込み上げてくるような魅力に溢れている事は、既にその長いMaster Builder歴からも、手にした方達にはご理解いただけているはず。

本機も、アルダーボディーのテレキャスターとなる、しっかりと太さが感じられるミドルの効いたパンチある鳴りが産み出されており、そのボディーには、付属のトラベラーに「HEAVY CHECKING; LIGHT DINGS」と記載されるように縦横無尽に奔るウェザーチェックはありながらも、打痕等は控え目の適度なダメージ感で表現されたJourneyman Relicが施されます、艶ありの場合には深く鮮やかなレッドが目を惹くDakota Redですが、本機では艶を抑えたスモーキーな仕上がりも激渋で格好良い!
トップ&バック両面のバインディングにも細かなウェザーチェックが施されるなど、細かな技術が垣間見れる点もさすがMBS製品と感心させられますね。
ストロークすれば、楽器全体がしっかりと太く豊かに鳴りながらも、当時のVintageフィールを体現するスパイラルブリッジからの、ガリンッと金属的でシャープにまとまるトーンは、正にロックスタイルのギタープレイとの相性が特に良さそうです。

ピックアップはホセフィーナ女史のハンドワウンドによるTwisted Tele(ネック)とOBG※Original Black Guard(ブリッジ)を搭載。
ネックサイドにパワーのあるTwisted Teleを搭載することによって大人しくなりがちなネックトーンに存在感が生まれ、ミックスポジションでもバランスの良さと食い付くようなエッジの効いたサウンドがテレキャスターの魅力をさらに前面に押し出しているように感じます。
ブリッジポジションも低域はファットでありながら高域は繊細でボリュームやトーンコントロールともダイナミックに反応し様々な表情を見せてくれます。ぜひテレキャスターのシンプルながら奥深い世界を幅広いスタイルでお試しいただきたいですね!

今また人気沸騰中のテレキャスターの醍醐味が至高のMaster Buildクォリティで堪能いただける1本です!クリーン良し、歪ませても良しの極上テレキャスターをぜひ貴方の手に!!

※ジョイントプレートに貼られた「14」のシールは選定会の出展ナンバーです。

ギターズステーション 鈴木 健太郎 のスタッフレビュー 2024/11/01

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