皆様、こんにちは!!
最近、暗くなる時間が圧倒的に早くなったような気がします。
私が普段通勤に利用する西武池袋線の池袋駅前はプチイルミネーションが行われております。
冬はあちこちがきれいにライトアップされていていいですが
毎年こいつに悩まされます。
それは「乾燥」です。
多湿や、乾燥は木材を膨張させたり、収縮させたりとギターに負荷をかけます。
具体的に申し上げますと、乾燥しすぎると最悪の場合、エボニー指板などの指板の割れにつながります。
また、指板が乾燥し収縮するとフレットのエッジ部分が木部から出て、演奏性の低下につながります。
これ聞くだけでも多湿、乾燥って厄介ですよね、、、
もちろん我々「人間」も乾燥はしますので、冬になると
リップクリームや、ハンドクリームなど肌荒れ防止の商品を利用される方も多いと存じます。
私達にとって乾燥は大敵ですが、ギターにとっても同様のようですね。
さて、今回ご紹介いたしますのは、この「乾燥」からギターを守ってくれる商品!!
Boveda Starter Kits Largeでございます。
突然ですが、Bovedaをご存知でしょうか。
私はこの商品が入荷するまで存じ上げませんでしたが
近年ではSpaceX のミッションで使われる宇宙食の保存にも採用されているメーカーなのです!
乾燥材は比較的お求めやすい価格で様々メーカーから商品が出ておりますが、乾燥だけですと先述の通り
ギターに悪影響をもたらします。
今回ご紹介いたします商品は乾燥していても、多湿な環境でも湿度を一定(49%)に保ってくれる商品です。
(輸入代理店の方からお伺いしたのですが、この49%という数字はBoveda社が実験を繰り返し、
木製楽器に最適な数値を導き出したとのことです。)
つまり、多湿だと湿気を吸い、乾燥をしていると湿気を吐くということです。
まさに理にかなった商品ですね!!
使用方法はハードケースにお持ちの楽器を収納し、パックの外側にあるプラスチックの包装を破り、
基本的な目安としては、ウクレレ、マンドリン、バイオリン、ヴィオラ、クラリネット、
オーボエ等の小型の木製楽器にはBovedaを1個、エレキギター、アコースティックギター、ベース、バンジョー、コントラバス、
チェロ等の大型の木製楽器にはBovedaを3個入れて保管するという使用方法です。
(ソフトケースやギグバッグですと生地の隙間やチャックの隙間から外気が通り
湿度調整の効果がほぼございませんので、湿度調整剤全般の使用をおすすめしておりません)
皆様の大切な楽器を守る意味でも湿度管理や日々のメンテナンスは大切ですね!
我々、楽器ともにストレスフリーに冬を乗り越えるためにもぜひBoveda Starter Kitsをご利用くださいませ!!