ロックハウスイケベ池袋 三浦 のスタッフレビュー
皆様、こんにちは!

寒すぎますね。
おでん、豚汁、ラーメンがとんでもなく美味しい時期です。
外が極寒の中、温かい家の中で外が寒そうな様を見るととてつもなくエモい感情になります。
スキー場のホテルで一面の銀世界を見るような、あの感覚です。
あの感覚、いいですよね。
多分私でけですね。この感覚。


本日は冬の寒さも吹っ飛ぶ暖かく、ふくよかなサウンドのギターをご紹介いたします。




本日ご紹介いたしますのはES-330 (Sixties Cherry)でございます。


ES-335、ES-355などは有名かと存じますが、ES-330をご存知の方は、さほど多くはないのでしょうか。
こちらのES-330、実はEpiphoneのCasinoの兄弟モデルであり、1958年にGibsonのES-330が発表され、
1961年にEpiphoneのCasinoが発表されております。

Casinoがビートルズの使用で有名になっているため、Casinoは知っているが、ES-330は知らないという方が多い印象を受けております。

ES-330は時代とともにドットインレイからブロックインレイに変更、ピックアップカバーがプラスチックから金属に変更
ジョイント位置の変更、ハードウェアがニッケルからクロムに変更、ナローネックに変更など仕様が変更されますが
、今回ご紹介するのは、ブロックインレイ、ピックアップカバープラスチック、Rounded Cネックシェイプ、
16フレットジョイントのネックのジョイント位置、ハードウェアはニッケルという仕様でございます。

ES-330は1970年代前半で生産が終了し、一時期メンフィス工場でも作られておりましたが、メンフィス工場がなくなり
しばらく市場でES-330は姿を消しておりました。
ビンテージを買うか、希少なメンフィス製を買うかの2択だったのですが、今回久々にES-330がレギュラーラインで復活いたしました。


1960年代後半は19フレットジョイントでございましたが、今回は16フレットジョイントの商品でございます。
ネックのジョイント位置で何が違うのか、気になられた方もおられる可と思いますが、音が格段に違います。

16フレットジョイントはかなりネックを深く差しているので、ハイポジションが非常に弾きづらいです。
しかしながら、フロントはものすごく温かみのあるサウンドで、リアは歪ませて、ロックでも使える音が出ます。

19フレットジョイントは16フレットジョイントと比べ、かなりエアー感が強くなります。
人によっては、エアー感が強すぎると感じる方もおられるくらい音が変わります。

動画はグランディ&ジャングルからヘルプで来てくださった大山さんの演奏でございます。
動画も是非ご覧くださいませ。

私、個人感想といたしましては16フレットジョイントがバランスよく使用できて様々な音楽ジャンルにも対応できると感じております。
そしてES-330の良いところは何よりフルアコなので軽い!!
ギター・ボーカルの方がES-330やCasinoを好んで使用していた理由がよくわかります。
軽いので、歌うのに負担になりづらいですし、ギターを色々な方向にストレスなく動かせステージでの表現の幅も広がります。


実際、私が大好きなバンドMrs.GREEN APPLEの大森元貴氏はES-330を2本所有し、ライブでもかなりの頻度で使用しております。
チェリーサンバーストのES-330はメジャーデビュー前から使用しており、ロックやバラードまで幅広いジャンルで使用されておりました。

ES-330があまり認知されていないのか、ネット上ではES-335を大森元貴氏の使用ギターと記載されていることがございますが、
正しくはES-330でございます。




ミセス好きの方からジャズギタリストまでぜひこちらの商品をご検討くださいませ!
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寒すぎますね。
おでん、豚汁、ラーメンがとんでもなく美味しい時期です。
外が極寒の中、温かい家の中で外が寒そうな様を見るととてつもなくエモい感情になります。
スキー場のホテルで一面の銀世界を見るような、あの感覚です。
あの感覚、いいですよね。
多分私でけですね。この感覚。


本日は冬の寒さも吹っ飛ぶ暖かく、ふくよかなサウンドのギターをご紹介いたします。




本日ご紹介いたしますのはES-330 (Sixties Cherry)でございます。


ES-335、ES-355などは有名かと存じますが、ES-330をご存知の方は、さほど多くはないのでしょうか。
こちらのES-330、実はEpiphoneのCasinoの兄弟モデルであり、1958年にGibsonのES-330が発表され、
1961年にEpiphoneのCasinoが発表されております。

Casinoがビートルズの使用で有名になっているため、Casinoは知っているが、ES-330は知らないという方が多い印象を受けております。

ES-330は時代とともにドットインレイからブロックインレイに変更、ピックアップカバーがプラスチックから金属に変更
ジョイント位置の変更、ハードウェアがニッケルからクロムに変更、ナローネックに変更など仕様が変更されますが
、今回ご紹介するのは、ブロックインレイ、ピックアップカバープラスチック、Rounded Cネックシェイプ、
16フレットジョイントのネックのジョイント位置、ハードウェアはニッケルという仕様でございます。

ES-330は1970年代前半で生産が終了し、一時期メンフィス工場でも作られておりましたが、メンフィス工場がなくなり
しばらく市場でES-330は姿を消しておりました。
ビンテージを買うか、希少なメンフィス製を買うかの2択だったのですが、今回久々にES-330がレギュラーラインで復活いたしました。


1960年代後半は19フレットジョイントでございましたが、今回は16フレットジョイントの商品でございます。
ネックのジョイント位置で何が違うのか、気になられた方もおられる可と思いますが、音が格段に違います。

16フレットジョイントはかなりネックを深く差しているので、ハイポジションが非常に弾きづらいです。
しかしながら、フロントはものすごく温かみのあるサウンドで、リアは歪ませて、ロックでも使える音が出ます。

19フレットジョイントは16フレットジョイントと比べ、かなりエアー感が強くなります。
人によっては、エアー感が強すぎると感じる方もおられるくらい音が変わります。

動画はグランディ&ジャングルからヘルプで来てくださった大山さんの演奏でございます。
動画も是非ご覧くださいませ。

私、個人感想といたしましては16フレットジョイントがバランスよく使用できて様々な音楽ジャンルにも対応できると感じております。
そしてES-330の良いところは何よりフルアコなので軽い!!
ギター・ボーカルの方がES-330やCasinoを好んで使用していた理由がよくわかります。
軽いので、歌うのに負担になりづらいですし、ギターを色々な方向にストレスなく動かせステージでの表現の幅も広がります。


実際、私が大好きなバンドMrs.GREEN APPLEの大森元貴氏はES-330を2本所有し、ライブでもかなりの頻度で使用しております。
チェリーサンバーストのES-330はメジャーデビュー前から使用しており、ロックやバラードまで幅広いジャンルで使用されておりました。

ES-330があまり認知されていないのか、ネット上ではES-335を大森元貴氏の使用ギターと記載されていることがございますが、
正しくはES-330でございます。




ミセス好きの方からジャズギタリストまでぜひこちらの商品をご検討くださいませ!

ロックハウスイケベ池袋 三浦 のスタッフレビュー 2024/12/17

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