JHS Pedals / The AT+ [Andy Timmons Signature Channel Drive]
急激な気温の低下、皆様、体を壊さぬようくれぐれもお気をつけくだい。今回は極寒を乗り切るホットな配色の一台、クリスマスカラーで貴方の足元を彩る真紅のエフェクターのご紹介!
元になったAngry CharlieはJCM800のサウンドを目指したペダルで、評価が高く、知っている方は多いと思います。
そこへアンディ・ティモンズ氏の拘りを詰め込んだこの1台。
JCM800といえば、HR/HMを支えた巨人。凶悪なサウンドを持つバンド達に愛されてきたアンプです。
このペダルはメタル好きやけど歪み過ぎてるのは嫌いという方におすすめ。
3Wayトグルスイッチより、クランチからハイゲインまでを幅広くカバー。様々なスタイルにマッチさせる事ができます。このスイッチはアンプのワッテージ切り替えのようなコントロールとなっており、一番低出力のモードは改造マーシャルを思わせるサウンドでザクザク刻む速いメタルにうってつけ。パンテラみたいなドンシャリ以外は大丈夫です。
※このスイッチは音量がかなり変わるので注意が必要です。
温かみがありややダークなトーン。根はクラシックですがモダンテイストも入りつつ、ダーティーなドライブサウンド。
低音が強く、ミドルもしっかり出ますので、人によってはブーミーに聞こえるかもしれません。
しかし、ギターの美味しいところが抽出されている感じで、この辺が評価の高い要因なのか。
アンプのプレゼンスのような効き方をするAIRのおかげで、EQコントロールはシンプルながら豊富な音作りが可能!
EQを絞り気味にしてダークなサウンドを狙いつつ、AIRを上げて輪郭を整えしっかり存在感のある音に、逆に目立ちすぎている場合は、AIRを絞ることで、1歩下がったトーンを作れます。
トグルスイッチといい、AIR、EQといい、このあたりに様々なジャンルを弾きこなすアンディ・ティモンズ氏がより豊富なトーンを求め、拘った部分なのでしょうか。
ブースターはメインのチャンネルの前段に入っており、単独でも使用可能で、常にON、ソロ時にON、アンプで歪ませた場合のブースターとしても使えます。
ブースターを常時ONにして過激な歪を作る際はこれ1台でもいけますね。
ブーストのつまみは12時以降から効いてくる仕様ですので、思い切って上げましょう。
クランチから過激なディストーションまでナチュラルに歪んでくれ、ブースターとしても使える2-in-1ペダル!
メタラーはもちろんそうでない人も、1台は持っておいて損はありません!