Jack White Signature Fender Amp『Jack White Pano Verb』が遂に入荷しました!
Jack Whiteの奇想天外なサウンドを実現すべく、シグネイチャーモデルに相応しい正に唯一無二の仕様を有するPano Verb。
ブラウンフェイスのVibrasonic、ブラックフェイスのVibroverb、1990年代のカスタムショップ製Vibro-Kingの3台の良いところ取りで構成させた本機はFenderのみならず、チューブアンプを新たな領域に押し上げた意欲作となります。
Vibro-Kingよりも一回り大きな筐体にJensen C15N(15インチ)とJensen P10R(10インチ)の異なる口径を持つスピーカーユニットが収められており、低域から中域の再生に優れたC15Nと、1950sフェンダーではお馴染みの枯れたニュアンスと煌びやかなサウンドを持つP10Rのコンビネーションがギタリストが求めるハイファイなサウンドキャラクターを実現しています。
15インチのスピーカーはワイドレンジで音量も稼げますが、やや発音が遅く、また帯域のバランスも取りにくいデメリットがある為、そこを10インチで補うというのは非常に理にかなった仕様です。
(Dual ShowmanをD130が2基入った通称”冷蔵庫キャビ”で鳴らしたことがありますが、低音の支配率の高さと独特の弾き心地はシチュエーションを選ぶなと感じました。)
更に本機はC15Nには6L6ペア、P10Rには6V6ペアが対応するバイアンプ仕様となっており、オーディオスピーカーの考え方が投影されていることが見て取れます。(それぞれに独立したアウトプットトランスがある事がチューブチャートから確認出来ます。)
Pano Verbは、オクターバーを始めとするエフェクターを多用するジャックホワイトが行き着いた、丁度良くオーディオ感のあるFenderアンプという解釈がしっくり来ました。スピーカーもあくまでJensenをセレクトする辺りは、やはりフェンダーの音が至高だという現れでしょう。
リバーブセクションやトレモロについても語れる事が多くありますが、是非実機を弾いていただきご体感いただきたいと思います。お問合せ等がございましたら、プレミアムアンプOSAKAにお気軽にお問い合わせくださいませ!