今回は Jackson の新製品より、『MJ Series Dinky DK FF Burl Mahogany』のご紹介です。
こちらはボディトップにバールマホガニーを採用した日本製モデルになります。
整った杢目のバールマホガニーになかなか見かけないブラウンカラートップの "ダーク・モカ" を採用し、レア感のあるルックスに仕上がっています👀そしてそこにゴールドパーツを取り入れて全体的により高級感がある雰囲気です…✨
バールマホガニーはある程度の重さがありサウンド的にも通常のマホガニーと比べるとタイトな印象で、ほかのボディトップでよく使われる硬い木材と似た傾向があります。
またボディバックにはバスウッド材を使っているので、バスウッドでクセのないクリアな中高域をもちつつ、バールマホガニーで全体的にハリのある低音を稼いでいます。
ネックは メイプル/ウォールナット/メイプル の5ピース構成に薄めで平べったいシェイプを採用しているので、ボディのシュレッダーカットヒールと相まって、ハイフレットで速いフレーズがとても弾きやすいです！
指板端とフレットエッジの処理もとても丸く仕上げられているので、コンパウンドラディアスのおかげもあってローポジションでのコードワークがやりやすい印象です👀
また09-42ゲージの弦を張っていますがロングスケールでしっかりとテンションを保っているので、生音にも張りがあり弱すぎないテンション感でかなり弾きやすく仕上がっています💪
そしてこの指板…ぶ厚くないですか？！！ 一瞬バインディングかなと思いましたが全部指板でした…
エボニー材のスラブ(平行)張りでなんとロックナットよりも厚いので、タイトで引き締まった魅力的なローエンドをより味わうことができます💪
ボディのバールマホガニー&バスウッドと合わさってトータルの音色バランスが良く、音の立ち上がりは速く感じつつもしっかりとしたロー感があります👀
PUには "Fishman Fluence Modern" の Ceramicモデル をブリッジ側に、Alnicoモデル をネック側に採用しています。
ノイズも少なく音のまとまりがとてもキレイで、クリーンは透明感がありゲインでは非常に整ったスムーズなサウンドが特徴です。前後で違うマグネットを使用していますが、トーンやニュアンスにギャップはなく扱いやすく仕上げられています👀
このPUはけっこう強く歪ませて使う方が多いですが、クランチレベルでカッティングしてもクセのないキレイな音色になるのでオススメです💪
確かな国産の作りに、ジャクソンブランドの神髄とモダンなスペックを詰め込んだモデル！
プレイアビリティもコストパフォーマンスも優れ、ルックスも落ち着いた雰囲気でピカイチな一本です✨