今回は、1月に開催された "2025 NAMM Show" にて獲得した選定品『Fender Custom Shop NAMM Limited Custom Built 1955 Compound Radius Stratocaster』のご紹介です。
コチラは先日ご紹介しました "NAMM Limited Custom Built 50s Telecaster Thinline" と共に獲得した一品です!✨
やはりショーモデルなだけあってルックスもプレイアビリティも目を見張る部分が多くございます👀
1955年のストラトキャスターを基に扱いやすいスペックを多く取り入れ、その一つに名前にも入っている "コンパウンド・ラディアス" があります。
50年代と言えばキツめの 7.25R が主流ですが、コチラはローフレット側を 7.25R、ハイフレット側を 9.5R に仕上げた "Vintage Compound Radius" を採用し、ヴィンテージのフィーリングを残しつつ弾きやすいよう工夫されています👀
ネックの木材には1ピースの "クォーターソン・メイプル" を採用して、ネックの反りなどの環境の変化を受けにくいチョイスをしています。
シェイプは "1954 Uシェイプ" で仕上げられた50年代ならではの肉厚な形状で、ローフレットは握りこむコードなどが行いやすく、ハイフレットは意外と肉厚さがなくむしろ弾きやすさを感じます👀
また 1ピース・クォーターソン・メイプル に肉厚なネックシェイプのおかげで、立ち上がりのしっかりとした芯がある鳴りをしています💪
ボディは "アッシュ材" を採用し、総重量も 3.38kg とやや軽めな重量でちょうど良いウェイトに仕上がっています👀
このウェイトのおかげで軽やかながらヌケの良い鳴りを実現しています💪
そして塗装はすべて "フラッシュコート・ラッカー" を採用!
さすがはバフ掛けを省いた塗装、ボディはアッシュの杢目がうっすらと浮き出て、ネックもメイプルの質感を感じられるほど薄く仕上げられています💪
さらに "ジャーニーマン・レリック" 仕上げなので、ボディにはウェザーチェックがしっかり入っていたり、指板の端の塗装を程よく剥がしています。
ディスクタイプのストリングツリー や PUカバーの丸みのある形状 などと合わさって、まるで大切に扱われてきた本物のヴィンテージを持っているような感覚になります👀✨
PUには 50s Strat を基に低音のレスポンスを強化した "Fat 50's Strat" を搭載しています。
元々備わっているクラシックなポテンシャルにモダンさを加えた仕上がりのPUで、ゲインサウンドでは太く遠くまで抜けるような気持のいいサウンドを奏でます👀
さらにコントロールには、それぞれのトーンで容量の違うコンデンサを搭載した "Fat '50s Strat Wiring" を採用しているので、トーンを絞るとまるでヴィンテージのハムバッカーを弾いているようなサウンドも再現できます!
元々のPUのポテンシャルも高いですが、このワイヤリングのおかげでさらに音色の幅が広がり様々なジャンルに対応することが可能です💪
あまり見かけない "HLE Gold" カラーを採用した、見た目もスペックもすべてが極上に仕上げられた一本!
50sスペックを大事にしながら確かなポテンシャルを備えた、ショーモデルならではの逸品です👀✨