ギターズステーション 鈴木 健太郎 のスタッフレビュー
当社スタッフがNashville Custom Shop Factoryにて、ハンドセレクトしたトップ材を使用し、更に日本初入荷のアルニコ4マグネットを採用した、Double Classic White ジャパンオーダーカスタムピックアップを搭載した、正に現地オーダーの真骨頂と言える逸品の実力!
しかも、本機はトータルパッケージ3.58Kと近年では超軽量に仕上がる事で、またこのパッケージならではが持つトーンとのコンビネーションは、一聴の価値ありです!

ファクトリーセレクトならではの、Murphy Lab Agedにコンビネーションする為にセレクトされたと言える細身のフレイムと、往年のオリジナルの退色感を体現したGolden Poppy BurstとDouble Classic White ピックアップをコンビネーションさせる事で、よりオリジナル念とした佇まいを魅せています。
4段階のAgedステージでは2番目となる、Light Agedとなり、ボディーエッジへのダメージ等は見受けられながらも、全体的にはそこまでのやれ感を感じさせない上品な仕上がりで、このカラーとのコンビネーションは秀逸と言えるでしょう。

先に紹介した2本のDouble Classic White ピックアップと同様のオーダーとなり、カラーリングフィニッシュは異なりますが、本機にもジャパンオーダーアルニコ4CustomBuckerを搭載する事で、このライトウエイトパッケージとの見事な融合を見て取ることができます。

アルニコ4マグネットとは、現在は多くのアルニコマグネットが、各ブランドでも使用されていますが、一般的にヴィンテージスタイルハムバッカーの再現としては、アルニコ 2、3、4,5が使用されているかと思います。
数字の意味としては、実際には含有量の違いにより、磁束等はその数字の限りではありませんが、磁力としては、3が最も磁力が弱く、続いて2→4→5となります。
通常のHistoricシリーズに採用される、Custom Buckerは、アルニコ3のマグネットが標準となりますので、磁力としてはかなり弱いマグネットが採用されており、57ClassicやBurst Buckerではアルニコ2が採用されていました。
近年の情報としては、オリジナル当時のPAFにも様々なマグネットの使用が確認されていたり、音としてはマグネットの磁力低下による影響等も多く語られており、ピックアップサウンドメイクにおいては、このマグネットの選択も大きく貢献している事は言うまでもありません。
現在までに、Gibson社の製作するハムバッカーには、特殊なモデルのみにアルニコ4を使用した物がありましたが、日本国内への入荷としては、今回が初となります。
ご説明としては、書ききれませんので。。是非、3/13日のIKEBE LIVE SHOPPING #118 ”俺ギブ”にてご確認も頂きたいと思いますが、一言でいえば、低音成分も多すぎず、高域までがとてもバランス良く再現出来るマグネット特性とも言えるでしょう。
更に今回のDouble Classic White には、拘りが詰め込まれており、現在のヒストリックシリーズには、フロント&リア共に、オリジナルのコンセプトをリスペクトし、Custom Buckerアルニコ3の同じピックアップが搭載されます。
しかしながら、本機では、マグネットにはアルニコ4と異なるマテリアルを使用しながらに、フロントポジションはCustom Buckerと同一のコイルターンを、ブリッジポジションには通常のCustom Buckerよりも僅かにターン数を増やした、Over Woundが施されます。
これは、簡単に申し上げてしまえば、以前ヒストリックコレクションに搭載されていた、Burst Bucker#1と#2の様なコンビネーションになると言う事です。
現代の楽器へのアプローチとしては、弦の振幅によって、ネックとブリッジポジションでは出力差が異なってしまう事を考慮し、比較してブリッジポジションに出力の大きなピックアップを選択する事が多くなります。
このアイデアを、今回のOverWoundでは体現している事になります。
つまりは、杢目良し、ルックス良しにして、サウンドバランスも現代的に良し!と楽器としての完成度をより高みにアップデートしているのです。

同仕様のアルニコ3と比べれば、よりプレーン弦での高域の再生能力が高く感じさせる仕上がりとなり、ライトウエイトのボディーバランスとのマッチングでは、アコースティカルな低音感とそれをすっきりと纏め上げるトーンに、太く艶やかなプレーン弦では、より高域までを伸びやかに再現していると言えるでしょう。
動画内でもご確認いただけますが、同じピックアップを搭載しても、出てくるサウンドは全く?異なる傾向に仕上がるのは、やはり楽器。
そのパッケージだからこそ得られるトーンは、もし貴方の思い描くレスポールサウンドを奏でているのであれば、それを直感的にお選びいただきたいと思います。

ファクトーリーを訪れるからこそ産み出された奇跡を、是非貴方の手と耳で感じていいただきたいと思います!

その実力に、ビビッと来た方は是非、ご来店&お問合せもお待ちしています!
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鈴木 健太郎

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当社スタッフがNashville Custom Shop Factoryにて、ハンドセレクトしたトップ材を使用し、更に日本初入荷のアルニコ4マグネットを採用した、Double Classic White ジャパンオーダーカスタムピックアップを搭載した、正に現地オーダーの真骨頂と言える逸品の実力!
しかも、本機はトータルパッケージ3.58Kと近年では超軽量に仕上がる事で、またこのパッケージならではが持つトーンとのコンビネーションは、一聴の価値ありです!

ファクトリーセレクトならではの、Murphy Lab Agedにコンビネーションする為にセレクトされたと言える細身のフレイムと、往年のオリジナルの退色感を体現したGolden Poppy BurstとDouble Classic White ピックアップをコンビネーションさせる事で、よりオリジナル念とした佇まいを魅せています。
4段階のAgedステージでは2番目となる、Light Agedとなり、ボディーエッジへのダメージ等は見受けられながらも、全体的にはそこまでのやれ感を感じさせない上品な仕上がりで、このカラーとのコンビネーションは秀逸と言えるでしょう。

先に紹介した2本のDouble Classic White ピックアップと同様のオーダーとなり、カラーリングフィニッシュは異なりますが、本機にもジャパンオーダーアルニコ4CustomBuckerを搭載する事で、このライトウエイトパッケージとの見事な融合を見て取ることができます。

アルニコ4マグネットとは、現在は多くのアルニコマグネットが、各ブランドでも使用されていますが、一般的にヴィンテージスタイルハムバッカーの再現としては、アルニコ 2、3、4,5が使用されているかと思います。
数字の意味としては、実際には含有量の違いにより、磁束等はその数字の限りではありませんが、磁力としては、3が最も磁力が弱く、続いて2→4→5となります。
通常のHistoricシリーズに採用される、Custom Buckerは、アルニコ3のマグネットが標準となりますので、磁力としてはかなり弱いマグネットが採用されており、57ClassicやBurst Buckerではアルニコ2が採用されていました。
近年の情報としては、オリジナル当時のPAFにも様々なマグネットの使用が確認されていたり、音としてはマグネットの磁力低下による影響等も多く語られており、ピックアップサウンドメイクにおいては、このマグネットの選択も大きく貢献している事は言うまでもありません。
現在までに、Gibson社の製作するハムバッカーには、特殊なモデルのみにアルニコ4を使用した物がありましたが、日本国内への入荷としては、今回が初となります。
ご説明としては、書ききれませんので。。是非、3/13日のIKEBE LIVE SHOPPING #118 ”俺ギブ”にてご確認も頂きたいと思いますが、一言でいえば、低音成分も多すぎず、高域までがとてもバランス良く再現出来るマグネット特性とも言えるでしょう。
更に今回のDouble Classic White には、拘りが詰め込まれており、現在のヒストリックシリーズには、フロント&リア共に、オリジナルのコンセプトをリスペクトし、Custom Buckerアルニコ3の同じピックアップが搭載されます。
しかしながら、本機では、マグネットにはアルニコ4と異なるマテリアルを使用しながらに、フロントポジションはCustom Buckerと同一のコイルターンを、ブリッジポジションには通常のCustom Buckerよりも僅かにターン数を増やした、Over Woundが施されます。
これは、簡単に申し上げてしまえば、以前ヒストリックコレクションに搭載されていた、Burst Bucker#1と#2の様なコンビネーションになると言う事です。
現代の楽器へのアプローチとしては、弦の振幅によって、ネックとブリッジポジションでは出力差が異なってしまう事を考慮し、比較してブリッジポジションに出力の大きなピックアップを選択する事が多くなります。
このアイデアを、今回のOverWoundでは体現している事になります。
つまりは、杢目良し、ルックス良しにして、サウンドバランスも現代的に良し!と楽器としての完成度をより高みにアップデートしているのです。

同仕様のアルニコ3と比べれば、よりプレーン弦での高域の再生能力が高く感じさせる仕上がりとなり、ライトウエイトのボディーバランスとのマッチングでは、アコースティカルな低音感とそれをすっきりと纏め上げるトーンに、太く艶やかなプレーン弦では、より高域までを伸びやかに再現していると言えるでしょう。
動画内でもご確認いただけますが、同じピックアップを搭載しても、出てくるサウンドは全く?異なる傾向に仕上がるのは、やはり楽器。
そのパッケージだからこそ得られるトーンは、もし貴方の思い描くレスポールサウンドを奏でているのであれば、それを直感的にお選びいただきたいと思います。

ファクトーリーを訪れるからこそ産み出された奇跡を、是非貴方の手と耳で感じていいただきたいと思います!

その実力に、ビビッと来た方は是非、ご来店&お問合せもお待ちしています!

ギターズステーション 鈴木 健太郎 のスタッフレビュー 2025/03/14

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