ギターズステーション / アンプステーションプレミアム 鈴木 健太郎 のレビュー
「Fender Factory Order Tour 2024」現地オーダー品をご紹介します。

2024年9月にFender Custom Shopを訪問した際に展示されていたスペックピースを、選定時には残念ながら獲得が出来ませんでしたので、展示機そのままの仕様でオーダーしたリオーダー品が入荷しました。

近年のプライスラインを鑑みますと、スペック等を見ても比較的お求め易い価格となっておりますので是非ご検討いただきたい一本だと思います。

本機は、50s Startocasterのモデルネームを体現すべく、50年代の王道マテリアルと言える、メイプルネックにアルダーボディーを採用していますが、随所にあえて?年式を使用しない拘りが詰め込まれています。

まずモデルネームとしては、トラベラー上はLCC(ラッシュクローゼットクラッシック)となりますが、このLCCは現在のTime Machineシリーズのフィニッシュチャートには無く、トラベラー上もDLX CLOSET CLASSICでのフィニッシュ表記がされている事から、Deluxe Closet Classic名を使用さえて頂いています。

LCCも元より、Closet Classicよりも丁寧に保管されたギターの体現として使用されていたモデルネームとなり、現在はDeluxe Closet Classicがその名称に当たるといっても過言ではありません。
通常のCloset Classicは、Relicに当たる様なダメージはほぼ無いながらに、フィニッシュトップにはヘアスクラッチが携えられている物が多くなりますが、このDeluxe Closet Classicは、フィニッシュトップに光沢を持って仕上げられる点が一つの大きな違いとなります。
更に本機では、最終段での仕上となるバフィングを省いたFlash Coat Lacquer仕上げを採用する事から、極薄に仕上げられた独特の艶感と共に、ラッカーを吹き付けたままの少し粗目に見える仕上がりがヴィンテージを思わせるような質感を持ちます。

ネックセクションには、やはり目を惹くAAAのBirds Eyeメイプルが採用される事で、一際の存在感を醸し出し、50sスタイルながらも、50年代に代表される様なVスタイルのシェイプでは無く、少し厚みを持ったラウンドシェイプとなる、Large C(0.85-.980)シェイプを採用したワンピースメイプルネックとする事で、アルダーボディーとのマッチングはアタックと共に、重厚感と感じさせるまでのローエンドからミドルまでを持ち、また異なる50sスタイルのサウンドの扉が開かれる様です!

演奏面においても、細身ながらも高さがあることでヴィンテージフィーリングと現代的な演奏性、耐久性を良いポイントで両立し、近年では定番的に採用されている6105サイズに、9.5インチ指板ラジアスと、もはや王道のプレイヤースタイル、特にメイプルネックとなるので、後のフレット交換等を検討する必要を感じさせない、このスペックをお求めの方も多い事でしょう。

ピックアップも、コンテンポラリースペックでは定番と言える、Fat 50'sセットを搭載。
50sながらにワンプライのピックガードでは無く、敢えての3Plyパーチメントガードを採用し、ピックアップキャビティー内には、シールディング加工が施されるなど、より実践的なスペックとなるのと共に、コントロールには、外面からは分かりませんが、中央の通常のネックトーンの位置がマスタートーンコントロールを司り、最下段の通常のミドルトーンの位置は、ネックピックアップのブレンダーとして作用します。
このブレンダー回路は、ブリッジポジション、もしくはブリッジとセンターのハーフトーンの時のみ作用し、プリセットした状態での、ブリッジピックアップ等でのサウンドメイクにも一役する事を可能にします。
更に、ボリュームポットには、Fender Tone Saver Treble Bleedを搭載!ボリュームを下げた際にも高域成分を残しつつ、ボリューム全域でトータルで使えるサウンドを産み出す事にも貢献する、正に今のFenderトーン!
トーンのサーキットにも、通常は0.1mfのキャパシターが通常は搭載されますが、現代仕様と言える、0.5mfがチョイスされるなど、全体的な抜けの良い音を作るように仕上げられていると言えるでしょう。

そして極め付け?では、ECモデル以外では珍しいMercedes Blueのカラーリングと、オリジナルを多くの箇所でリスペクトしながらに、カラーやサーキット等ではよりモダンなスペックが施される、正に今のFenderを体現すると言っても過言ではない一本を、是非この機会にご堪能下さい!

Serial No. CZ583268
Weight≒3.58kg
Date 2/4/2025
ハードケース、認定書、トレモロアーム、製品保証書 付属
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鈴木 健太郎

鈴木 健太郎

ギターズステーション / アンプステーションプレミアム

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「Fender Factory Order Tour 2024」現地オーダー品をご紹介します。

2024年9月にFender Custom Shopを訪問した際に展示されていたスペックピースを、選定時には残念ながら獲得が出来ませんでしたので、展示機そのままの仕様でオーダーしたリオーダー品が入荷しました。

近年のプライスラインを鑑みますと、スペック等を見ても比較的お求め易い価格となっておりますので是非ご検討いただきたい一本だと思います。

本機は、50s Startocasterのモデルネームを体現すべく、50年代の王道マテリアルと言える、メイプルネックにアルダーボディーを採用していますが、随所にあえて?年式を使用しない拘りが詰め込まれています。

まずモデルネームとしては、トラベラー上はLCC(ラッシュクローゼットクラッシック)となりますが、このLCCは現在のTime Machineシリーズのフィニッシュチャートには無く、トラベラー上もDLX CLOSET CLASSICでのフィニッシュ表記がされている事から、Deluxe Closet Classic名を使用さえて頂いています。

LCCも元より、Closet Classicよりも丁寧に保管されたギターの体現として使用されていたモデルネームとなり、現在はDeluxe Closet Classicがその名称に当たるといっても過言ではありません。
通常のCloset Classicは、Relicに当たる様なダメージはほぼ無いながらに、フィニッシュトップにはヘアスクラッチが携えられている物が多くなりますが、このDeluxe Closet Classicは、フィニッシュトップに光沢を持って仕上げられる点が一つの大きな違いとなります。
更に本機では、最終段での仕上となるバフィングを省いたFlash Coat Lacquer仕上げを採用する事から、極薄に仕上げられた独特の艶感と共に、ラッカーを吹き付けたままの少し粗目に見える仕上がりがヴィンテージを思わせるような質感を持ちます。

ネックセクションには、やはり目を惹くAAAのBirds Eyeメイプルが採用される事で、一際の存在感を醸し出し、50sスタイルながらも、50年代に代表される様なVスタイルのシェイプでは無く、少し厚みを持ったラウンドシェイプとなる、Large C(0.85-.980)シェイプを採用したワンピースメイプルネックとする事で、アルダーボディーとのマッチングはアタックと共に、重厚感と感じさせるまでのローエンドからミドルまでを持ち、また異なる50sスタイルのサウンドの扉が開かれる様です!

演奏面においても、細身ながらも高さがあることでヴィンテージフィーリングと現代的な演奏性、耐久性を良いポイントで両立し、近年では定番的に採用されている6105サイズに、9.5インチ指板ラジアスと、もはや王道のプレイヤースタイル、特にメイプルネックとなるので、後のフレット交換等を検討する必要を感じさせない、このスペックをお求めの方も多い事でしょう。

ピックアップも、コンテンポラリースペックでは定番と言える、Fat 50'sセットを搭載。
50sながらにワンプライのピックガードでは無く、敢えての3Plyパーチメントガードを採用し、ピックアップキャビティー内には、シールディング加工が施されるなど、より実践的なスペックとなるのと共に、コントロールには、外面からは分かりませんが、中央の通常のネックトーンの位置がマスタートーンコントロールを司り、最下段の通常のミドルトーンの位置は、ネックピックアップのブレンダーとして作用します。
このブレンダー回路は、ブリッジポジション、もしくはブリッジとセンターのハーフトーンの時のみ作用し、プリセットした状態での、ブリッジピックアップ等でのサウンドメイクにも一役する事を可能にします。
更に、ボリュームポットには、Fender Tone Saver Treble Bleedを搭載!ボリュームを下げた際にも高域成分を残しつつ、ボリューム全域でトータルで使えるサウンドを産み出す事にも貢献する、正に今のFenderトーン!
トーンのサーキットにも、通常は0.1mfのキャパシターが通常は搭載されますが、現代仕様と言える、0.5mfがチョイスされるなど、全体的な抜けの良い音を作るように仕上げられていると言えるでしょう。

そして極め付け?では、ECモデル以外では珍しいMercedes Blueのカラーリングと、オリジナルを多くの箇所でリスペクトしながらに、カラーやサーキット等ではよりモダンなスペックが施される、正に今のFenderを体現すると言っても過言ではない一本を、是非この機会にご堪能下さい!

Serial No. CZ583268
Weight≒3.58kg
Date 2/4/2025
ハードケース、認定書、トレモロアーム、製品保証書 付属

ギターズステーション / アンプステーションプレミアム 鈴木 健太郎 のレビュー 2025/04/14

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