プレミアムベース大阪、小村です。
IbanezやPRSに匹敵するほど、僕が愛している物をご紹介します。
こちら、サンダーバードです。
そもそも「なぜサンダーバードなのか」。コレは…ウチに入荷した"相棒"を買った時にも先代チーフからも言われました。
一番は…「憧れ」。
サンダーバードで憧れというと、皆揃って「ニッキー・シックスやろ?」って言われますが…
_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 違います、好きですけど違います <
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この憧れは2名から。
まず一人は、「システム・オブ・ア・ダウン」のシャヴォ・オダジアン。
氏といえば、2枚目のアルバム「Toxicity」から、活動再開後の2017年にワーウィックに移り変わるまで、黒いサンダーバードと共に活動をしていました。
(ずーっと黒でしたが、後年はシルバーのご本人モデルっぽいのに変わりましたね。)
そしてもう一人は、「キルスイッチ・エンゲージ」のマイク・ダントニオ。
彼もまた、2枚目のアルバム「Alive or Just Breathing」までは黒いサンダーバードを愛用していました。
その後、3rdアルバム「The End of Heartache」からはIbanezとエンドーズ契約を結び、シグネイチャーモデル「MDB」シリーズを手に今日まで活動を続けています。
(当初はSRXモチーフでしたが、デストロイヤーシェイプを経て、今は…なんと「Fireman」シェイプになったようです。)
そんな2名に憧れたものの…購入当時、黒のサンダーバードはカタログ落ちしてたんです。
中古を探すしかないか…と思っていた所、新色として登場したのが…小村の愛機、ヘリテージチェリーだったわけです。
コレがあまりにもカッコよくてね、完全に一目惚れしました。今はほぼ使ってませんが、青春時代を共にした大切な相棒です。
さぁて、ドエライ長い前書きになりましたが(笑)
そんな「小村の愛するモデル」を皆さんにも広く楽しんで頂けるのが、直系ブランド「エピフォン」が手掛けているモデルです。
スルーネックという手間も金もかかる構造を「ボルトオン」にすることでカジュアルなプライスラインとサンダーバードらしさを両立させた「Thunderbird E1」、サンダーバードが世に誕生した頃の仕様をリイシューする「Thunderbird '64」、レジェンドバンド「パンテラ」の屋台骨を支える名手、レックス・ブラウンのシグネイチャーモデル「Rex Brown Thunderbird」…そのラインナップは多様に展開されています。
トラディショナルな恰好のモデルが最近は人気ですが…ユーザーレベルを問わず、今も昔も一定数はいるはずですよね…変形ロマン勢。
個性を出したいなら間違いなくコレです。
確かに…ちょっとばかし「使うにあたっての"愛"」が必要な部分はありますよ。
ヘッド落ちとか、構えた時にデカイとか、音もぶっちゃけ万能じゃないとか(汗)
「じゃあお前は何で買ったんや?」ってな。冒頭の通り、相棒買うた時に先代チーフにも言われましたわ。
すかさず答えましたとも。
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> だってカッコええっすやん <
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「憧れ」も全部なにもかも含め、コレが全てです。
使ってれば不便な所も可愛く感じます。(とはいえ、俺のんは改造してるところもあるけどね(汗))
何より、超目立ちます。
ガチベーシストだった頃(?)はライブに出る度に「そのベースカッコええやん!」という声を度々頂きました。
(ここにプレイも噛み合えばなお良しですけどね~…)
ベースを始めるにあたって「最初の相棒」にサンダーバードを選ぶ方もいらっしゃることでしょう。
そのご自身の選択は信じて頂いて大丈夫です。
形は丸いけど、マインドは尖っていこうぜ!