今回は Ibanez より、アーティストモデル『LB1』のご紹介です。
こちらはブラジル・サンパウロの出身で、新世代の実力派女性ギタリストとして広く知られる "Lari Basilio(ラリ・バシリオ)" のシグネチャーモデルです。
ラリ氏はギターを始めたのが8歳からとかなり早くその実力もお墨付きで、過去には ジョー・サトリアーニ、ネイサン・イースト、グレッグ・フィリンゲインズ、サイーダ・ギャレットといった大御所たちともコラボや楽曲製作をしています👀
最新アルバム "Redemption" のレコーディングでは ヴィニー・カリウタ、リーランド・スカラー、ショーン・ハーレー、マリ・ジャシントなどのトップミュージシャンを迎えて製作され、これだけでも彼女の実力が垣間見えるかと思います💪
プレイスタイルは日本人も好んで聴けるメロディアスなインスト曲が多く、ネオソウルからバラード、7弦ギターのヘヴィサウンドまで幅広いジャンルを演奏をしています👀
メロディセンスもさることながらピッキングニュアンスもズバ抜けていて、間違いなく新世代実力派ギタリストと呼ぶにふさわしい腕前とセンスを持っています✨
そんな彼女のシグネチャーモデル "LB1" ですが、以前にも同仕様の色違いモデルが2種類出ていて、今回のブラックカラーで3種類目となります👀
すべてソリッドカラーですが、ゴールドパーツを採用しているおかげで大人な雰囲気を持ったルックスに仕上がっています✨
ベースモデルは、モダンさや優れたプレイアビリティを備えた AZシリーズ からシングルカット仕様の "AZS" を採用しています。
ボディは抱えやすくてステージ上でも取り回しやすく、 "Super All Accessネック・ジョイント" でハイフレットでのプレイアビリティも高く、どんなジャンルも演奏するラリ氏にふさわしいモデルをチョイスしています💪
ウッドマテリアルは、ボディ材はアッシュ、ネック材には エステック処理を施した 1ピース・ローステッド・バーズアイ・メイプル を採用しています。
クセのないアッシュボディに "窒素加熱処理" を施したバーズアイ・メイプルを組み合わせ、ジャンルを問わないサウンドにネックの狂いが少ないプレイアビリティの高さで、マルチジャンルプレイヤーには嬉しいスペックに仕上がっています✨
そしてPUには、LB1モデルに向けて開発されたシグネチャーモデル "Seymour Duncan Lari Basilio" を搭載しています。
リアにはハムバッカー、フロントはテレキャスタースタイルのシングル、ミドルはフロントPUにストラトの要素を足したサウンドに仕上げています。
どのポジションも弾きやすいコンプ感のある アルニコ5マグネット を使用していますが、シングルPUの高音弦側には各ポジションごとに異なるマグネットを使用しています。
ネックPUにはアルニコ4、ミドルPUにはアルニコ2を採用し、メロディラインやギターソロでよく使用されるポジションではラリ氏の表現力をアウトプットするよう設計されています👀
ラリ氏本人も「多くのミュージシャンや異なるスタイルのギタリストにも受け入れられると思う」と言っているほど扱いやすく、パワーはハムバッカーがやや低め、シングルコイルが気持ち高めのセッティングで、ピッキングした際のパワー差をできるかぎり抑えているように感じられます。
またミニスイッチをONにすれば、シングルPU両方ONのシリーズ配列、全てのPUがONになるなどの特殊配線も選択可能です👀
スイッチOFFの通常配線でも幅広い対応力がありますが、このミニスイッチを使えばPUのポテンシャルをより引き出すことができます💪
同じモデルで色違いが複数出る理由を感じることができる、ラリ・バシリオ氏 の渾身の一本!
シグネチャーモデルながら幅広い対応力を備えた、万人にオススメなモデルです✨