プレミアムベース大阪、小村です。
相変わらず猛暑ハンパないですが、いかがお過ごしでしょうか。
一向に夏らしい事が出来てませんが(汗)
そうですねぇ、夏のイベント絡みというと、近々ライブ出演予定があるんですが…恐らく後にも先にも無いであろう激レアケース。
部下と対バンです(笑)
勤務/バンド活動共に長らくやってますが、コレはホンマに初めてです(笑)
滅多にない機会ですし、ビシッと「ベーシストらしい」ところも見せれればなぁと思います(笑)
そうそう、夏というとレゲエも良いんですが…個人的にFat WreckとかEpitaphあたりのパンクも聴きたくなる季節。
ああいう明るい曲調は暑さも吹っ飛ぶ気がします…暑い事には変わりませんが(汗)
そんな楽曲にも良く似合う隠れた名機をご紹介。…またIbanezか~いってな(笑)
前回、アコベを紹介した所ですが、やはり箱モノに強いということで、セミアコももちろん手掛けられています。
(既に廃番となりましたが、過去にはフルアコベースもありましたね~)
セミアコベースも店頭だとよく聞かれるんですが、生音は全然鳴りません。
というのも…胴厚も薄いですし、ボディ内部の中央には結構デカめのセンターブロックが入ってます。
どんくらいの幅かっつーと、PUエスカッションのツラまで入ってます。
(なんで一般的なエレキでいうと、両脇が空洞になってるって感じ)
じゃあ音も変わらんのかっていうと、そこはセミアコ。
純ソリッドボディには無い、適度な空気感を含んだ、ちょっと柔らかい&適度なコツンっとした質感が心地よい音を生み出します。
(まぁコレに関していうとPUがハムとかショートスケールとかっていう「モデルのキャラ」もあるからセミアコが全部こうって訳ちゃうけど…)
こういうモデルなんで古っぽいアプローチを採りがちですが…この「音」が意外と90'sのテンポ早めのパンクに結構ハマるんです。
しかもセミアコやからプリアンプで音盛ってもハウらん…あれ?無敵?
そんな感じで定番から変わり種まで、いろんなプリ通してそれっぽい感じに弾いてみました。
なかなかええでしょ?
サンズはやっぱりそういうジャンルだと、グッと「らしさ」が出ますね~。
そしてDarkglassのVintageはモデルイメージとも良くマッチした印象。
そうそう、この機会にDSMのSub Atomicを初めて繋いでみました。
こんだけ歪ましてもハウらんのは…セミアコの恩恵でしょうな。
(Rancidのティムみたいにピーピー言わせながらグレッチ弾くのもカッコええけどな)
コレもまた万能とは言い難いですが…使い処をDIGる楽しさを存分に持ち合わせた1本。
ちょっとラフに弾くくらいが案外具合ええでしょうね~。
上手くハマれば…トラディショナル路線のモデルでは得られない「新しい音」をもたらすでしょう。